雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこのなく頃にEP8プレイメモ:02】 紫字 

 続き。

紫字のクイズ


 ベルンが用意したゲームは、なぜか今までのものと違い、新たな紫字を使ったクイズになってます。ラムダが保証するだけあって解けるように出来てるらしいです。そのへん、検証する気にはちょっとなれないですね。……で、戦人とベアトは二人でこのクイズに正解を出します。
 どうやら今までのゲームで鍛えられてる二人だから余裕だった!みたいな話っぽいんですけど、アバウトな赤字青字ゲームでふざけてるとしか思えないようなやり取りをしてた二人に、よくこのクイズが解けたな?って感じもあります。
 あと、この紫字のクイズの解が一つに収束したからといって……これまでの赤字青字も同じようにできるかどうかは全く別の話です。混同してはいけません。別のものです。赤字青字も、これぐらい詰まった話だったらキレイなんですけどねー……恐らくそうはいかないでしょう。

 ちなみに、私は最初ロクにルールも読まず、適当に源次かなーと入力して失敗し、ヒントを見て2ページ目に入った辺りで正解しました。真里亞と譲治が相互に干渉して、どっちかだと犯人が増えすぎるんで戦人一家だろという程度のあてずっぽうです。完全自力攻略は時間かかりそうだったんでやらなかったですね。文章の総ざらいとか必須なんで、多分自力でやると何時間もかかります。
 あと譲治の「子供は殺せる」が大ウケでした。いくら譲治とはいえ扱いが酷すぎます。

この縁寿はEP3からの延長っぽい


 私はEP7のラストの縁寿は、絵羽犯人説が隆盛している世界とは別の世界の縁寿だと考えてたんですけど、EP8のこのへんまでくると、どうやら「絵羽犯人説→留弗夫一家犯人説」と同じ世界で変遷したらしいことが分かります。
EP8:しかし、絵羽が病死し、彼女が悪辣な方法で築き上げた巨万の富が、縁寿に相続されるとわかると、世論は、……いや、偽書作家たちは新しい犯人説を生み出し、それを持ち上げた。それが、……留弗夫一家犯人説。
 コレを見て考えたのは、どうやらホイホイ分岐しているように見える未来の世界も、どうやら一つの世界の枝葉らしいってことです。ビルから飛び降りて死ぬルート、六軒島で死ぬルート、途中で八城に会うルート、どれも同じ世界の枝葉らしい。
 でも実は未来の世界も猫箱で、どれが現実なのかよくわからないんですよね。縁寿が1998年に死ぬという結果に至る過程を、六軒島爆発事故と同じように、誰かが装飾してるだけなのかもしれないです。六軒島で何があったのか分からないのと同じように、未来の縁寿がどーなったのかも分からないんです。

縁寿を導く黒猫


 縁寿のところにやってきた黒猫。正体は一体なんだと結構考えちゃいました。ベルンかあるいはウィルの猫か……結果はヱリカだったんですけど、全然分からなかったっす。
 ヱリカはここでも結局ベルンの駒らしいんで、なにもかもベルンの罠って感じですね。

思考停止


EP8ヱリカ「あなたたちは、絵羽犯人説で思考停止がお似合いです」
 「うみねこ」では思考停止という言葉がかなり都合よく使われてるんですけど、あんまり真に受けない方がいいです。変なところで思考停止を罵ったり、あるいは推奨したり、よくわからんので。

家族の悪口


EP8エヴァ「伯母さんはいつだって、縁寿ちゃんの味方よ。……あなたの家族の悪口を言う人なんか、許さないんだから」
 縁寿の家族への追求を避けるために絵羽があえて“邪悪な魔女の役割”を引き受けていたらしい……みたいな示唆でしょう。実際どうだか分からないですけど。……個人的には、狙ってやったわけじゃなく偶然そうなっただけ、みたいな方が好みですかね?

真実の魔女って……


EP8ヱリカ「真実の魔女。……一なる真実を追究する者です。そして、……それはあなたのことでもありますね」
 真実の魔女というものの、ヱリカの場合は自分の都合のいいように真実を捏造する魔女でしたよね……まぁ絵羽犯人以外認めない!みたいなのが今の縁寿なので、同類といえば同類なのか。

なんも考えずに信じることは思考停止である


EP8ウィル「解けるように出来ていることを、まず信じろ。……問題は解けるように出されていると、出題者を信頼して初めて、思考の戦いは始まる」
 戦人によると思考停止は敗北らしいので、ロクに考えもせず、解けるはずだと盲目的に信じる(=思考停止)するような真似をすると、負けになります。 ……あれ???? とりあえずウィルの言うことなんか無視して、過去の実績等から判断し、信頼できる出題者かどうか吟味しましょう。思考の戦いはそこから始まります。その結果「信頼できない」という結論に至ったとしても、それはその人の判断なので思考停止でもなんでもありません。
 また、信用のない人が何を言っても無駄で、自分の実績でもって証明するしかありません。最初から信頼をおねだりする怠惰な豚(八城リスペクト)に得られる信頼などあるはずもなく。そんな都合のいい話はそうそうないですわ。
 あとですね。解けない可能性を念頭に置きつつ問題に挑む、ということも当然ですけど可能です。出題者が間違ってる可能性を考えるな……なんて話を真に受けちゃいけませんね。
 大抵の信頼というのは、疑われながらも結果を出し、それによって勝ち取るのが道理じゃないっすかね。結果をうやむやにされちゃうと信頼に発展する可能性もなくなっちゃうんですけど。
 ウィルさんかなり変な人っすね?

 そしてなんで俺はこんな当たり前のことを偉そうに書いてるんだ……

鍵の正体……一なる真実の書の正体?


EP8フェザ「(鍵について)そなたの決断を、具現化したものだ。……この物語は、ゲームは、……そなたにある決断を求めることで終わりを迎える。その決断するという行為を、鍵の形に具現化したものが、そなたのそれだ」
 縁寿が持っている鍵は、決断の具現化らしい。であるならば、「一なる真実の書」も、何かの具現化かもしれない。
 絵羽の病室で発見されたとかいうスンゲェ都合のいいこの「一なる真実の書」の実在については、私はハナから懐疑的なんですけど、これが何かの象徴であるならば、なんだろうか。まぁそのまんまですかね。縁寿が求める「一なる真実」の具現化です。1998年の未来に情報として実在するかどうかすら分からない、1986年の真実が記されているらしい。
 そんな都合のいいもんがあってたまるか!って感じではあるんですけど、「もしそういうものがあったら?」みたいな話として読めばいいんじゃないかと。

 その中身についてなんですが、あとで縁寿が実際に読みます。するとですね。画像で黄金がでてきたり血の跡が出てきたりするんですよ。てことは何か事件があったんだなーってことになっちゃうんですよ結局。
 でもこれって、今までのボトルメールとか偽書の内容と大差ないんですよ。単に絵羽が書いたもんだよーっていう風に戦人や八城が勝手に言ってるだけで。EP4あたりにはあった、筆跡鑑定のネタすらなく、縁寿も半ば盲目的に信じちゃってるんですよね。それがただの偽書のコピペでないと、なぜ分かるのか。なんか適当ですよねこのへん。
 ……そんな感じで、個人的にはあんまりあの内容が真実だとは思ってないですね。疑ったところで、じゃぁ何があったんだよ!って感じですけど、そんなもん分かるわけもなく。

現実と幻想の境界


EP8縁寿:……惑わされる必要はない。フェザリーヌと八城十八は同じ存在だ。彼女にとって、双方の世界の違いなど微細なもの。
 今回、ゲーム盤で親族たちがメタ発言しまくってたり、ここではフェザと八城が同一視されてたり、とにかく現実と幻想の境界が曖昧になってます。いままではある程度区別されてたんですけど、それがない。
 なーんでないのかと考えたんですけど、これは「うみねこ」における現実と幻想はどちらもボトルメールないし偽書に描かれた創作物上の事象であり、本来同位であるということを現してるんじゃなかろうか。全てが物語という幻想の上にあるものだから、全てが等しく幻想であるということじゃないかと。
 ネタは割れてるんだから、もう現実なのか?幻想なのか?みたいな感じで取り繕う必要もなくなったということなんだと思います。全部誰かの書いた幻想。何が本当にあったことかなんて、作者以外誰にも分からない。
 そもそも八城の場合、本人が実在するのかどうかも、縁寿と会ったのかどうかもよく分からないんでしたよねー

高尚なウィッチハンター


EP8:幸運だったのは、この日記を手にしたウィッチハンターたちが、高尚な人間たちばかりだった点に違いない。
 あれだけ作中でウィッチハンターのことを十把一絡げに馬鹿にしまくってきたのに、ここだけ「高尚」と持ち上げてるのが胡散臭くてしょうがない。とことんウソくさい。
 「高尚なウィッチハンターなど存在しない=この話はウソ=一なる真実の書も存在しない」という皮肉かも? 穿ちすぎ?

 ここで一つ言っておきたいことがあるんですけど、六軒島の事件について考える人間も多種多様で、考察の内容も同じです。たとえばどうやれば全員生還できるかみたいなことを考えた人間だっているでしょう。島を食い荒らす山羊もいれば、救おうとする山羊もいて当然です。残念ながら、縁寿の視界にも偽書作者の視界にも入らなかったんでしょうけど?

夏妃の趣味


八城「右代宮家長男、蔵臼の妻、夏妃は、日々の不満や鬱積を、日記に記すことでそれを封印するという、ある種のまじないをしていたことが、すでに知られています」
 屋敷が丸ごとぶっ飛んでるのに、そんな細かい個人の趣味を、一体誰が知らしめたというのか。日記も当然吹き飛んでいるはずである。使用人が夏妃の日記趣味をチェックしていたのか。だとしても、その日記のまじない的な意味までなぜ知っているのか。
 かなり不自然なポイントである。というかなんか雑である。

礼拝堂に一なる真実の書が


 蛇足ですけど……
 礼拝堂の本は戦人がEP7で置いた本なんじゃないかと考えたという話はしました。この時点ではまだその可能性もあったんで、てっきり私は縁寿がフェザたちに騙されて、間違って戦人の本を開封してエライことになっちゃう話なのかなーとか考えてたんですよね。フェザもベルンも、どんだけ戦人の本の中身が気になってんだよ!とか思ってたんですけどね?
 結局そんな感じではなかったですね。

 つづく
関連記事


偉大な記憶力の物語 岩波現代文庫 ある記憶術者の精神生活」 A.R.ルリヤ
という知る人ぞ知る本があるのですが、
この本を読むと、うみねこのエンジェにあるとされているような異常な妄想力ってそうそうあるものじゃないってわかるんですよね。

エンジェの妄想力を認めればだいぶ説明は楽になるんですが、何か納得がいかないです。
[ 2011/01/12 10:21 ] LFyzFqDg[ 編集 ]
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
バナー
サイト内検索


bare
はてなブックマーク数

カテゴリー

【配布物】
[うみねこ辞書用テキスト配布]
[ひぐらし辞書用テキスト配布]
ネタバレバナー ver.2.1

このサイトについて
ブログパーツ



  • ブログSEO対策 : track word 
  • SEO 
  •  
  •  
  •