雛見沢研究メモ
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【うみねこ】 EP7ネタバレチャットメモ…「戦人を導く道標としての赤字」etc. 

 恒例行事のネタバレチャットに参加させていただいた時のメモから適当に書く。チャットのまとめではありません。

戦人を導く道標としての赤字


 赤字とはなんぞやみたいな話になった時に考えたこと。
 私の現在の考えでは、赤字とは双方向コミュニケーションを前提としたゲームマスター(GM・ベアトリーチェ)がプレイヤー(GMになる前のメタ戦人・ユーザー)をコントロールするための道標です。赤字についてはこれまで散々色々書いてきましたけど、結局はそういう風な役割を果たしているみたいです。
 自分いわく、赤字はザルである、赤字は詐欺である等と否定的に見つつも、じゃぁ赤字は無意味かというとそうではないし、役割がないかというとそうでもない。れっきとして機能しているんですよね。結局“注意深く見るべきもの”ではあっても、全く無視できるような類のものではありません。めんどくさければ適当にスルーしてもいいと思うけど、どの程度適当にやるかがミソ。
(参考)・【うみねこ】[第二話] ベアトリーチェの「赤文字」関連メモまとめ - 雛見沢研究メモ(仮)
【うみねこ】 赤字は、詐欺ですよ? - 雛見沢研究メモ(仮)

「ウミガメのスープ」との比較

 私も実際やったことがあるわけじゃないのでいい加減な理解ですが、「うみねこ」において“ゲーム”といわれてるものは、いわゆる「ウミガメのスープ」という遊びに似ています。昔から言われてることなので今更ですね。
 細かい説明を省きますが、「ウミガメのスープ」は出題者の謎かけに対して参加者がより早くより正確に想定されている答えを導き出すことを目的としたゲームです。「うみねこ」アニメ版のwebラジオでもそんな感じのコーナーがありました。
(参考)ウミガメのスープinVIP まとめ Wiki*
 
 このゲームでは、まず制限時間があれば制限時間以内に答えが出せるかどうかを出題者と参加者が競うという勝負が成立しえます。でも参加者の質がよほど悪くない限り、基本的には解けない問題=悪問であり、解かせられない出題者はよくない出題者です。なぞなぞのように想像力が求められる問題なので、出題者に解かせる気が無ければ永遠に解けないかもしれないような類のものだからです。
 それじゃぁゲームにはならないじゃない、出題者が負けることがほとんど確定しているのだから。……それはまぁそうです。でも勝敗自体よりも問いと答えの合理性や美しさ、あるいはコミュニケーション自体を目的とするなら“遊び”として十分に成立するでしょう。
 でも「ウミガメのスープ」は「出題者⇔参加者間」のゲームというだけではありません。複数の参加者がいる場合は「参加者間」で勝負が成立しえます。つまり複数の参加者の中で、誰がより早くより正確な答えを出すかというゲームです。まぁ早押しクイズみたいなもんですね。
 またこのゲームには思考・想像・推測・対話…あるいは辞書的な意味で“推理”といわれる精神過程が含まれるはずなので、“推理ゲーム”といっても間違いではないでしょう。ただその意味はミステリ的な意味での推理とは別物かもしれません。

 「うみねこ」で「ベアト⇔戦人間」で行われているゲームは、一対一のものなので「出題者⇔参加者間」のゲームだと言えます。よく作中でベアトの負けが確定しているみたいな話になるのは「ウミガメのスープ」と同じですね。極論すれば、出題者がいかにうまく参加者を誘導し、楽しませて負けるかが問われている遊びなのですから当然です。
 一方、このゲームを「出題者=竜騎士07」「参加者=ユーザー」で見ると、今度は一対一ではなく「参加者(=ユーザー)間」の勝負が成立しえます。ユーザーの中で誰がより早くより正確に答えを出せるかという勝負です。ただこれは“成立しうる”というだけで、実際には相応の管理体制がないと明確な勝利者を決定することはできないでしょう。例えばテンプレートに沿った回答を公式で募集して…みたいな感じ。でもかなりのパワーが必要になるでしょうから、あまり現実的ではないですね。

赤字…参加者への道標

 まずはこのへん「ウミガメのスープ ログ倉庫」のログに少し目を通してください。出題者は最初に問題を書いて、その後は参加者の問いに「yes」「No」を主にした返事を書いています。はっきり言ってしまいますが、「うみねこ」において“赤き真実(赤字)”といわれてるものはコレとほぼ同じものです。
 はじめにゲームの前提になる約束事がある。それは出題者が嘘をつかないという約束です。参加者との契約といってもいいかもしれません。時間的余裕があるのに正解されそうになってしまった場合など、参加者をミスリードするために“嘘ではないが分かりづらい返事”を返すことも考えられます。しかし出題者は嘘をついてはいけない。もし嘘をついてしまったらおよそ答えを出すのが現実的ではなくなりゲームとして成立しなくなるからです。
 こういったことから、その役割などを考えても、「ウミガメのスープ」における出題者の返事は、そのほとんどが「うみねこ」における赤字と同じものだといっても過言ではないんです。
 
 これについてはEP6で戦人がGMになった時のやりとりが分かりやすいですね。
ドラ「“6人の部屋は全て密室でアル”」
戦人「(赤字)認める。(白字)もちろん、郷田たちがチェーンを切断するなどして、密室を破るまでの話だが」
(参考)赤文字その他(第六話) : うみねこのなく頃に まとめWiki
 この戦人が「認める」と赤字で返すくだりは、「ウミガメのスープ」の「yes」「No」のやり取りに酷似しています。戦人が認めた発言は、意味的に赤字と同等の扱いになります。「ウミガメのスープ」でも同様で、出題者の返答で否定・肯定されたものはその全てがヒントとして累積していきます。

 「うみねこ」の場合は出題者であるベアトが白字でいくらでも嘘をつけるルールなのでややこしいんですけど、結局ベアトは“解いて欲しい”んだからそう無茶なことは言わないはずなんですよ。魅力がなく解けもしない悪問は、人の興味を失わせ忘却の深淵に落とされるだけなんですから。
 そのための調整が作者竜騎士07氏によって行われている話はよく知られていますね。EP2の難度が高すぎて脱落者が続出したからEP3ではヒントを沢山出したみたいな話です。あれを「ウミガメのスープ」でいうなら、問題が分かりにくすぎて参加者の興味を失いかけたので、あわててヒントを大量追加して興味を持続させようとしたといったところでしょう。掲示板で行われるゲームのようにコストが安くすぐ取り下げられる類のものではないので、このあたりの調整はかなり慎重に行われていると考えられます。

赤字をすり抜けることは本来の目的ではない

 何度もいうように赤字自体はザルなので、ただ抜けようとすればどうとでも抜けることができます。例えば私が赤字をすり抜けることを目的としてベアトリーチェと対決したとしましょう。私はベアトリーチェが提示してくる赤字文の言葉の定義の全てに片っ端から突っ込みつづけ、事実上の千日手を演出することができます。ベアトリーチェの密室定義の壁や扉といったものに、「壁とは何を意味するのか」みたいな問いを延々と続けるわけです。これはEP4で「金蔵」という語の定義が問われた時のやり取りと同じ類のもので、方法としては認められています。この穴はEP2で赤字が出た時点で既に分かっていたことです。
(参考)赤文字文の定義論争に関する規定…【うみねこ】[第二話] ベアトリーチェの「赤文字」関連メモまとめ - 雛見沢研究メモ(仮)

 つまり「うみねこ」のゲームは、プレイヤーが「ベアトリーチェの想定している答えを見つけること」を目的とせず「赤字をすり抜けること」を目的とした場合、簡単に破綻してしまうんです。だからこそ、ベアトの目標があくまでプレイヤー=戦人を答えに導くことであれば、戦人が私のようにイヤガラセのごとくネチネチと赤字を回避することに執着した場合、どうにかして本来のゲームの目的に戻そうとするはずです。それこそしつこくしつこく赤字を乱発してでも。そうしないとグダグダになっちゃいますからね。
 戦人があさっての方向に迷走爆走珍走しそうになったら、目の前にデカイ道標をたてて「そっちじゃねー! あっちだ!」と誘導する。赤字はそういう役割をしています。そうやって何本も何本も立てまくって、やっと戦人は真相にたどり着く。EP5なんか道標の大セールです。

 まず赤字を抜けて条件満たさないと始まらないんだけど、目的はあくまでベアトが想定する答えにたどり着くこと。悪意を持って揚げ足を取るのではなく、相手を理解しようとすることだともいえます。
 出題者の揚げ足取りをやろうとしたのはEP6のヱリカとベルンです。あれもまぁ方法といえば方法。出題者をやり込めるという意味では。しかしそれでは出題者が用意している「真相」にはたどり着けないのも自明です。出題者のミスを誘って謝罪に持ち込み、「真相」をバラすように要求するというのもまぁできなくはない? でもそこに「愛」などあるはずもないですね。

 EP5には「ベアトは、あなたに解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームを、……この物語の謎を生み出しました」という赤字があります。しかし「ウミガメのスープ」がそうであるように、出題者と参加者が互いの役割や目的を理解しているなら本来赤字は必要ないんですよ。ベアトリーチェはミスリードはしても嘘をついてはいけないし、戦人もゲームを放棄したり目的を取り違えて赤字を抜けることに執心してはいけない。
 お互いに、あるいは戦人がベアトリーチェに対して全く信用がないから、赤字が必要だったんです。もし赤字が嘘だったらベアトリーチェは一切の信用を失い二度と戦人とゲームをすることはできなくなるでしょう。そういうリスクを背負うことで、存在しない信頼関係を契約という形で補ったんです。「妾が赤で語ることは全て真実」という宣言は、赤字が真実でなかったら切腹するぞ!みたいな意味です。
 ただし赤字が現実を規定しないことはEP2の段階で既に自明です。「礼拝堂の扉は、施錠時には如何なる方法での出入りも拒む」なんていわれますけど、現実には指向性爆薬で破壊すれば通れるでしょう。あくまでこのゲームの中での設定でしかありません。そしてそれで充分です。

その他


「うみねこ」の議論が終わらない理由

 「うみねこ」で想定されている正解、あるいはユーザーが論理的に導くことのできる答えは、ある種の数学なり物理なりの公式のようなものにしかならない。しかしユーザーはそれでは納得しない、あるいはより細部までなんとかして詰めようとするため議論が終わらない。また、「うみねこ」はこういう構造にしないと、何年もネットで議論の続くネタとして成立しない。すぐに解かれて終わってしまうだろう。

嘉音誕生の理由?

キゴロモ > 彼氏を作るのは一緒=譲治と付き合うためには朱志香にも彼氏が必要?
 朱志香に彼氏ができない間に先んじて紗音に彼氏ができたら抜け駆けになってしまう。これを嫌って紗音は嘉音を生み出した? 嘉音は、朱志香の幸福のための幻想か。

見た目ガァプのベアトリーチェ=朱志香?

イリ > イタズラ好きなもう一人の朱志香。ヤスのもちものを隠してたのは朱志香だったとかか!!!!
 EP7でヤスの持ち物が無くなっていたのは、ウッカリではなく朱志香の仕業ではないかという話。この場合、あの場面に登場する見た目ガァプのベアトリーチェの正体は朱志香ということに。

EP2が書かれた目的

あーく > EP1は自分(ヤス)のため、EP2は真里亞のための物語なのかも
イリ > EP2を書いた人は、真里亞に読ませたかったのかもね。
 EP2は真里亞と楼座の関係がよくなる話。これは戦人よりもむしろ真里亞に向けられたものだったかもしれない。

全員生存END

イリ > やろうと思えば全員生還にできる原理だと思うので、やるかやらないかは作者の意思ひとつかと。
イリ > 実は地下基地に潜伏して生き延びてましたみたいなね。目的は・・・金銭トラブルの回避?
 全員生存ENDは原理的にはできなくはない。でも作者がやるかどうかは別。

EP8について

イリ > 小さな縁寿のための物語なんだから、やっぱり魔法になるのかな。
 EP7ラストで戦人が幼い縁寿に聞かせようとした話がEP8に登場するだろう。それは小さな縁寿のための優しい嘘になるのだから、やはり魔法的演出がメインになる?

薔薇と意思

イリ > 薔薇は風雨でとんでった、じゃ納得されないのがうみねこですよねえ。雪絵の死が偶然でなっとくされないみたいに。
イリ > でも風雨でとんでった、でいいんですよ。それ以上なくても。
R-J > 「毎回確実に起こる事象」ですから、「ひぐらし」での「毎回必ず起こる事件は強い意志の下に実行されている」というルールが今回も通じるなら人為的な物だろうと
イリ > 絶対の意思で薔薇が引っこ抜かれると。そういうわれるとしょうがないな
 毎回真里亞の薔薇がなくなる件について。偶然か絶対の意思によるものか。なんともいえない。
 ちなみに雪絵は「ひぐらし」の赤坂雪絵。病院の階段でコケて死んだことになっている。これについては山狗の陰謀とか一切関係なく、単なる偶然としてしか説明されない。

朱志香と霧江の因縁

しろうと > 霧江が、朱志香の顔面を潰しているあたり、すごく胡散臭い。
とりくずかご > ですね。>朱志香vs霧江の理由。
イリ > 霧江と朱志香の因縁てEP1?4で推測できるポイントあったっけ
あーく > 若さ以外に、霧江が朱志香に嫉妬する理由があるのかもしれませんね
 EP6で朱志香が霧江を殺した理由とか。あるいはEP7で霧江が朱志香の顔面を潰した謎。霧江と朱志香に何か因縁があるのだろうか? そういえばヱリカも朱志香を嫌ってたなあ。
 仮に霧江と朱志香に因縁があったとして、それはEP1?4の中で示されているだろうか?
しろうと > クラウスと夏妃の不妊話があるので、朱志香の出生が絡めば、霧江との因縁はあるでしょう。たとえば、ルドルフが朱志香の父親だとか。
キゴロモ > 霧江のプライドを傷つける発言をした、明日夢と言動が似ていた、とかですかねぇ
 なんともいえない。

朱志香の軽さ
 
R-J > というか、後継者問題を考えると最重要キャラの筈なのに異常に扱いが軽いのは何故かなと>朱志香
イリ > 朱志香ほんとに軽いよねえ。普通の健全な人すぎる
 朱志香は魅音ポジションみたいな話。

綺麗なキャラ

mizuho346 > 朱志香・譲治・郷田ですかね、綺麗なキャラ
 綺麗なだけにウラがあるかもしれないという話。
イリ > 唯一ハブられてる使用人だし、金蔵に近づきたがるし。
イリ > 実は天草は郷田の弟子で・・・みたいな。完全妄想だな
イリ > 突然機敏な動きで銃器をとりまわす郷田見たい。
 郷田無双が見たい。あのガタイで傭兵だったらなぁ。

川端船長

しろうと > あと、脇役の中では、川端船長は頭1つ抜けて怪しい。実行犯でありえます。
イリ > 川端も九羽鳥庵の守護者的ポジションですな
 実は結構重要かつ怪しいポジションの川端船長。
しろうと > ウィルのイカリは、ウィルの本体が川端船長であることの証だったりして。
キゴロモ > SSVDのS・Sは汽船(Steamship)の略語から取ったとされている そうです>碇
 こんな話も。ウィル=川端船長だったらおもろい。ありそう。

金蔵の死や隠蔽に朱志香が絡んでいる可能性

R-J > 朱志香公由夏美説。実は金蔵の死を隠ぺいする案の発案者が朱志香…無いか
イリ > 朱志香が酔った金蔵にレイプされそうになってはずみで殺したとかか
14 > 金蔵がレイプしかけて反撃で殺されるパターンがわんさかあって面白い
 金蔵殺害、あるいは死亡隠蔽と言う意味での朱志香犯人説。

カオスEP8

イリ > ああ、船長が赤坂ポジなのかな。すげえイケメン顔で颱風の中たすけにくんの
イリ > ウィッチハンターを巻き込んでサマウォ展開どうさね。
mizuho346 > 大月教授教授も巻き込んでですねw
 やたらと燃える展開。

行動力があるんだかないんだかワカラン紗音

イリ > 妙な計画する行動力はあるのに戦人に連絡する行動力はない紗音さん
mizuho346 > 紗音(ヤス)が自ら連絡してればすべて解決ですよねーw
 あるいは、恋愛には臆病なくせに人を殺しまくる度胸はあるという。こんなのを乙女心で片付けられたらカナワネェ。やはり変態は変態である。
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