雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこ】 EP5の2周目:時系列 

 EP5のプレイメモをまとめ終わる頃に、通販が届くかな?という感じですかね。
 今回は予約してるので多分届き次第始められると思います。

 EP7前だし、思いつきはかたっぱしから全部書く!
 現在14日深夜…世間的にはそろそろラストタイミングかな。
 まだ残り半分あるんだよなぁこのメモ……ね、ねむい……
 碑文もちょっと粘ったけど無理だなー

*追記1:残りのメモを読んだところ、前回の内容で十分だと判断。
 ちょっとだけ書きたいところを書いて、EP5の再プレイメモはこれで終わり。
*追記2:ネタバレ避けのため、私のEP7プレイ終了までコメント欄を全て閉じます。

ベアトのいる黄金郷


 廃人状態のベアトがいる場所は黄金郷だということになってます。前に書いた話だと、ここは「不完全な黄金郷」です。ここに入るということは、黄金の魔法と無限の魔法を得ることと同義……とか言っちゃったんですよね。でもそれだと、メタ戦人やドラノールが普通に出入りしてるのがどうなんだろう。ベアトの許可があればなんでもOKなのかな。あるいは戦人が魔法を概ね理解してるからなのか。ああ違う。黄金郷に招くことで、黄金郷を…魔法を理解して欲しがっているのか。順番が逆なのかな。
(参考)【うみねこ】 「偽書作者縁寿説?」…ベアトリーチェ定義? 霊能者属性・黄金郷 - 雛見沢研究メモ(仮)

ゲーム盤の冒涜


 ロノウェがいうには、ゲーム盤でのベルンとラムダの遊び方は愛がないとか義理が通らないとか。それは「二重ゲーム盤解釈」で書いたように、GM(ラムダ)とプレイヤー(ベルン)が相通じて遊び方を変えたからだろうというのが私の今の見方です。
(参考)【うみねこ】 EP5の2周目:EP5二重ゲーム盤解釈…ベルンとラムダの共謀 - 雛見沢研究メモ(仮)

夏妃は当主の指輪を管理してない?


 金蔵の死後、幻の金蔵に「本当の当主」を任せられた夏妃。でもどうやら指輪の受け渡しは発生してない模様。いままで当主の継承には指輪が関わってたので、ちょっと妙である。
 指輪がどこにいったのかというと、夜に手紙に入った状態で食堂に届けられる。夏妃が持ってたなら無くしたことで大慌てしそうなものだが、何の反応もないところを見ると、最初から指輪は眼中にないのだろう。
 この手紙を書いたのと、指輪を持ってきたのが誰かといえば……恐らく紗音や源次。EP3で金蔵が投げた指輪をロノウェが受け止めベアトに渡ったシーンなどからの判断。EP1でも同様に、夏妃・蔵臼は指輪に興味はなかったんだろう。

魔女としての夏妃


 EP5を見てると、どうやら夏妃も魔女の素質があったようです。元々が神職の家系だという設定もありますし、EP1で金蔵の幻を見てるので伏線も問題なし。普通は見えないものが見えるといった「霊能者属性」の適性はそれなりにある方。

EP5ベアト「?魔法の理を正しく理解し、その維持に努めよ。妾はそなたに奇跡を見せるが、それを掴み、留めるのはそなたの役目だ」
 夏妃は魔法を理解している。
EP5ベアト「?それらの緻密な計画書は高度な魔法陣のそれと同じ美しさがあったぞ」?
ベアト「その緻密さと意思が絶対の成功を呼ぶ。……どうやらそなたは、魔女としてはラムダデルタ卿の一派らしいな。それを魔法と自覚したならば、いつでも魔女見習いを名乗れるレベルだ」
 ただし自分がやってることが「魔法」だという自覚は無いらしい。原理的には同じでも、ちょっと系統が違う感じですかね。手品を魔法だと解釈する奴らの思想にかぶれているわけではないらしい。

 んで、下位の駒に関してドラノールがこういうことを言ってます。
EP5ドラ「?駒は、出来ないことは出来ナイ。そして、本来の性格に相応しい行為を得意とスル。?」
 ならばEP5でやったような緻密な計画に基づく幻想の構築は、夏妃には元々できるらしい。できるってことは多分やったこともあるんじゃないですかね。何をどういう風にやってたのかは分かりませんが。
 例えば「嘉音幻想説」を採用するなら相当偏執的な幻想の構築が普段から必要になるし、こういう仕事ができるキャラの存在は予定調和ではある。夏妃がやったかどうかは別として。

金蔵妻の貫禄


EP5ベアト「?(夏妃に対し)金蔵の亡き妻にも似た貫禄があるな」
 夏妃の脳内ベアトが夏妃に「金蔵妻に似てる」といって褒めてる構図。つまりは……夏妃は金蔵妻を尊敬してて、その真似をすることで自尊心を持ってる感じかな。金蔵妻は、自信満々に振舞ってる時の夏妃みたいなキャラだったんでしょうね。
 しかし金蔵妻もいい加減謎ですね。いつ死んだのかすら分からない。やたらと色々起こってる19年前に死んでるとかだとまた話がやたこしくなりそう。戦人たちの世代は金蔵妻がどんな人物だったか伝聞でしか知らないぽいので、ありうるかな? やっぱ、キャラ的に見ると金蔵妻が熊沢の師匠(ワルギリアの前の代の無限・黄金の魔女。名前はベアトリーチェではない)なのかなぁ。

19年以上前からの幻想:九羽鳥庵ベアトの霊体化など


 夏妃がやるような幻想の構築がずっと前から行われていたらどうだろう。熊沢の演技の上手い設定も、その伏線だとしたら。
 一つ思い出すことがあって、それはEP3の楼座と九羽鳥庵ベアトの遭遇のくだりなんですよ。あそこでベアトが死んだあと、何か騒ぎが起こるなりするはずなのに、何の描写もない。また楼座が咎められたような様子もない。その後はベアトが霊体化(?)して六軒島を彷徨ってるってことになってる。
 あの辺で、熊沢たちが結託してベアトの物語を作り魔法(超常現象の演出)を使って金蔵にベアトが六軒島にまだいることを信じさせ、楼座を庇うみたいな流れがあったりすると、面白いかも?
 魔女伝説を演出する魔法陣(小冊子:郷田の話)などのイタズラは、金蔵よりむしろ使用人側が自主的に始めたことだったりするかもしれない。

EP6:それは、この物語を生み出すのに、かかった月日の数。
それは、避けえぬ今日と言う日に至るまでの月日の数。
 今あるような形のベアトの物語が芽吹いたのは、どうやら19年前らしい。紗音が物心つく前から、誰かがもう作り始めているんだと思います。

ノックス十戒というベルンの武器


ベルン「私たちは魔女幻想というファンタジーを殺すために戦ってるのよ。それはつまり、この物語を正式なミステリーで解釈するということ。つまり、ミステリーの禁忌に触れる全ての要素は始めから無視してかかれということよ」
 ベルン+ヱリカが呼び出して使うドラノールとノックスの十戒。あまりにも都合のよすぎる武器です。それにベルンがいくら賢くても、自力で「ベアトのゲーム盤はノックスの十戒が前提になってる」と見抜くのは無理だと思います。
 これはラムダ側からベルンにリークされた情報なんじゃないかと思うんですよね。ベルンとラムダは結託してる。金蔵の書斎でコーネリアがラムダに赤字の使用を制限されたという話も、それを示してるのではないかと。ドラノール+部下の駒は、ヱリカとベルンが共有して使ってるんでしょう。

碑文の懐かしき故郷は日本国内


EP5夏妃「主人は、お父様と違ってアジアの国が好きで。?」
 とあります。どうやらアジアは嫌いらしいんですよね。親達は、金蔵が故郷でそこそこ幸せだったような話をしてたと思うんで、自分の故郷が嫌いってことはないと思うんですよ。なので、「懐かしき故郷」はアジア諸外国ではないと考えられます。

 あとEP5にはもう一つ大きなヒントがあります。
EP5楼座「?ほら、キョウって言うと、京都みたいでしょ? だから、お父様の故郷から京都までの旅路の、最初の十分の一の地点に?」?
楼座「それを知るには、スタート地点とゴール地点がわからないとね。……スタート地点はわかってるの。お父様が懐かしむ故郷はわかってる。お父様は少年時代を、とても遠方で過ごされたのよね」
 楼座は金蔵の故郷を知っていて、その上でゴールを京都だと設定したんです。わかりますかねこれ。もし金蔵の故郷が海外だとしたら、まずゴール地点はその国の都市のどこかに設定すると思うんです。日本の周辺は海だらけなので、海外スタートでと京都がゴールだとかなりの部分が海上になってしまう。そうすると「最初の十分の一の地点」なんて考え方が通用しなくなる可能性が高くなる。だから金蔵の故郷を知っている楼座がゴールを京都に設定した以上、スタートも日本国内であると考えるのが最も理に叶う。そしてEP5で戦人が碑文を解いている以上……楼座のヒントはかなり的確だったと考えられます。
 もういいでしょう。あえて断言しますが、スタート地点となる金蔵が懐かしむ故郷は日本国内です。

仮病の魔女熊沢


 EP5で強調される、熊沢の演技がうまいという設定。しかも電話越しという話になってる。これぐらいしか伏線がないんで、EP5の19男の正体として熊沢が最もそれらしいということになっちゃうんですよねコレが。なんとも微妙な感じですけど。
夏妃「それを魔法と呼ぶなら、熊沢辺りは差し詰め、仮病の魔女ですね。忙しい日に限って、腰痛で休むと連絡があります。?」
ベアト「あー、熊沢は違う違う。もっともっと高位の魔女であるぞ。?」
 正体ってのはもちろんワルギリア。EP5の途中でラムダが19男の声で夏妃に話してる風にとれるシーンがありますけど、メタから下位に直接話すのはいくらなんでも。ラムダが下位の駒を通じて話してるんだとしたら、その駒はそれなりに演技のうまい駒じゃなきゃならない。ノックス第10条:手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず。そして駒は自分に出来ないことは出来ない。 

ゲームから降りられない呪い


EP5ベルン「その子の足首についてる足枷。……ラムダが施したルールなのよ」
ベアトリーチェは、屈しようと挫折しようと、あるいは投了しようとも、ゲームを降りることが出来ない。……そういうルール。あるいは、呪い。
 物語の融合体であるベアトは、話が続けば続くだけリセットされることなく記憶や経験を蓄積し続ける。そして、ゲームが降りられない以上、死ぬまで永遠に苦しみ続ける。これもまた「物語を続けることの残酷さ」の一端。

語り手の解釈・霊能者属性の付与


EP5ベルン「?夏妃が生み出した偽りの魔女幻想。二人が並んでお茶を飲んでるように見えるのは、ゲームマスターであり、物語の語り手であるラムダデルタがそう解釈しているからなだけよ」
 「語り手」…領主・ゲームマスター・創作者であるラムダが、夏妃に霊能者属性を付与し、ベアトを登場させている。

ベルンは今回のゲーム盤の裏側をある程度知ってる


ベルン「夏妃に対し、一片の愛も持たずに凝視できたなら、そんな幻想が見えたりはしない。だから私の目には、夏妃がひとりぼっちで、もくもくと紅茶を飲んでるようにしか見えないわ」
 このベルンの台詞、この場面では恐らくベルンには本当にそう見えてるんでしょう。しかし、これが通用するならベルンはEP1からほとんどの真相=幻想の裏側を見てしまってることになります。これはいくらなんでも無いと思うんで「愛がなければ幻想は見えない」ってのは嘘だと思います。EP5でベルンが幻想の裏を見てるのは、ラムダとの共謀によるものでしょう。

ベルン「あぁ、猫箱理論? それ、ベアトには通用したかもしれないけど、私には通じないわよ」
ベルン「(赤字)だって、夏妃はそこで、ひとりぼっちで紅茶を飲んでるんだもの」
 これもベルンのハッタリ。赤字はあくまでラムダの裁量内に収まるハズ。

駒のプライバシー


戦人「これは魔女幻想じゃない。……夏妃伯母さんのプライバシーだ。それを暴く権利なんて、誰にもあるものか」
 駒のプライバシーについて。戦人は駒にも人格を認め尊重しようとしている。というか駒と実在の人間の区別があんまりない。でもゲームマスター側からすると、駒のプライバシーなんかあってないようなもんだと思います。なんせ自分が操ってるわけで。

絵羽たちの陰謀と19年前の男からの電話


 これについては【うみねこ】 EP5の2周目:EP5二重ゲーム盤解釈…ベルンとラムダの共謀 - 雛見沢研究メモ(仮)を参照のこと。

中層世界:夏妃の脳内にロノウェやガァプが……


 ベアトリーチェは肖像画があるからともかく、ロノウェやガァプまで夏妃の脳内で乱舞してるのはどういうことなんだろ。夏妃が真里亞の手帳やボトルメールの中身の類を見たことがあるってことなのか。それとも、夏妃が持ってる情報に関係なく、「物語の語り手であるラムダデルタがそう解釈しているから」……つまりラムダが勝手に脚色してるのかな。あー、ガァプやロノウェが出るシーンは、夏妃の脳内ですらないのかな。とするとなんだ?

 下位世界のはずなのに、戦人とヱリカが魔法バトルしてたりベアトリーチェがいたりする「下位世界におけるメタ視世界」みたいな変なのがあるんですよね。ベアトが元気にしてる以上、メタ視世界ではない。なのにメタ視世界と同じことをやってる。下位世界とメタ視世界の中間、中層の世界?
 夏妃の脳内のように思えるガァプやロノウェの登場シーンも、この「中層世界」だとするのが妥当かなぁ。EP3でもエヴァの称号継承シーンがこんな感じで、下位で死んでるはずのワルギリアが、下位にいるはずのエヴァと同じ層にいるという変な世界だったんですよ。ほんとヤヤコシイ。

薔薇庭園にヱリカ


 真里亞が薔薇を探してる時にやってきたのは恐らくヱリカ。でも多分漂着したんじゃなくて、元々島に隠れてたんだろうって話を前回の記事でしました。

ベルンが碑文を解くまでの過程


 ベルンが碑文を解いた経緯を戦人に説明してます。
ベルン「?そして、この考察から彼女(絵羽)は正解を紡ぎ出した。?つまり、この推理は間違っていないということなのよ」
 といってるので、EP3では本当に絵羽は碑文を解いてたんでしょう。そしてヒントはフェイクじゃなく本当にヒントだったと。EP5まできて「あれはマジ」だとベルンに宣言させてるんですから、ホントだと思います。ここでフェイクだったら物語の都合的に無理があるんじゃないですかね。もう尺もないし。EP3の時点では「まだ今後ひっくり返るかも」と疑う余裕があったんですけどね。

・懐かしき故郷は金蔵が少年時代を過ごした場所
・川は水が流れる川ではない。家系図の発想はよい。
・何かの書物で検証できる=地図
・鍵は6つの文字
・アナグラムの可能性
・二人を引き裂く=隣り合う文字を分けるか消すか
・最後に全部の文字が消えるなら、元になる文は11か13文字
・第三の晩「?讃えよ」はアナグラムの可能性→この時点で何か意味のある言葉ができる?
・第十の晩、黄金の郷。サトかキョウか。楼座はキョウと読んで京都を連想。
・第一の晩から第十の晩まで、十日かけて旅をする。第一の晩はその一日目の地点の地名?
・スタートは金蔵の故郷。ゴールは分からない。
・金蔵の故郷は遠方。
・金蔵の故郷を知ってる楼座がゴールに京都を設定してることから、スタート地点も日本国内(これは私の推測)
 で、また金蔵の故郷はどこだろなーと地図を眺めつつ考えてたんですけど、わかりゃしませんわ。いくつか候補は考えたんで書いておきます。
・佐渡島…金山が有名。黄金の郷→sato→sado。東京からは遠い。
・鹿児島県伊佐市菱刈…現役の国内金山。「是川銀蔵(相場師)」という金蔵のモデルと思われる実在人物が関わったことでも有名。1981年から稼動。銀蔵はこの鉱山を利用して200億円の利益を得たといわれる。
・兵庫県赤穂市…銀蔵の故郷。
・高知県…里=郷里=sato→土佐。土佐といえば土佐日記。内容は土佐から京都までの55日間の旅。その過程の地名が鍵?
 全然わかんねーでやんの。何が鍵とかもサッパリ分からない。恐らく全然違う。また無駄に地図を眺めてしまった……

ヱリカが碑文を解いた動機を説明


ヱリカ「右代宮朱志香は、私をムカつかせた。だから私は、身の程を思い知らせてやりたくて、碑文を解くことにした。……そこから導かれる、今の私の感情。推理可能ですか?」
 聞いてもないのに碑文を解いた動機を説明し始めるヱリカ。やや気持ち悪い。
 ……だったらEP6で殺人を犯した動機も、自分をからかおうとした右代宮家の奴らが気に入らなかったとかでいいんですかね。ちなみにEP6でのヱリカの殺人は狂言じゃないと思います。頭部切断って赤字で一応言ってますから。……でなきゃ実は暗殺者だったとかですか。

戦人の霊能者属性・金蔵目撃


 黄金を見つける前、戦人が金蔵を目撃してます。やや唐突。後に、戦人が探偵でないことを示す証拠として使われます。この時点の戦人は、多分ラムダの操作。金蔵死亡隠蔽側の駒として戦人を使ってると思います。……ただし、夏妃と戦人との連携ってのは無いと思います。

碑文が解けたら儀式停止


ワル「どうするのです、ベアト。……碑文の謎を解く者が現われたなら、儀式は取り止める約束ですよ」
 碑文が解けたら儀式は止まる。だから殺人は起こらない……はず。でもEP3では起こった。恐らく黄金に目がくらんだ絵羽によって。赤字で色々あるんで、EP3は全部狂言とか無理だと思います。
 EP5では、戦人は当主継承に興味がない。だから「ベアトリーチェ」の名も役割も受け継がれず、宙に浮いている。なら設定的に、もう碑文殺人は起こっちゃいけないはずなんですよ。ゲームのルールとしてね。その意味でも、この後の第一の晩からは狂言殺人でなきゃならない。
 あと、第一の晩の魔法陣も記述が間違ってるという風に書かれてます。だからアレは儀式の劣化コピーであって儀式じゃない。魔法陣を書いたのは…恐らく親族の誰かでしょう。真里亞の手帳を見ながら楼座が書いたとかね。

ベアトリーチェにとっての碑文の価値


EP5戦人:なぜなら、碑文の謎を解いたら、こいつは碑文殺人をやめると言ってる。
……つまり、碑文殺人と碑文の謎の価値は、ベアトにとって同じもの。
 碑文の謎と碑文殺人はベアトにとって同じ価値。
 で、実はもう一つ恐らく同じ価値だと思われるものが存在します。それは戦人の罪です。
EP4ベアト「思い出せ、右代宮戦人。……そして、それを思い出せぬことがそなたの罪。だからこそ、許そう。それを思い出せたなら許そう。……それを思い出すことが、そなたへの、贖罪のテストである」?
ベアト「(赤字)そなたの罪により、この島の人間が、大勢死ぬ。誰も逃さぬ、全て死ぬ」
 ベアトは、戦人が自分の罪を思い出せたら許すって言ってます。許すってのは碑文殺人をやめるってことだと思います。
 つまり、「碑文の謎・碑文殺人・戦人の罪」がそれぞれベアトにとって等価。……戦人が罪を思い出すことは、碑文の謎を解くことに匹敵する。碑文の謎は誰が解いてもいいことになってるけど、幻の金蔵が喜んでるんで、恐らくこれも戦人に向けて書かれてるんですよね。で、謎を作ったのは金蔵でなく、ボトルメールの作者=EP6から恐らく紗音。
 「この難しい謎を解いてくれたら私(ボトメ作者)を忘れて6年も放置したことを許してもいいし碑文殺人もやめる」……碑文の謎を解くことが、自分の作品を真剣に読み、謎に取り組んでくれたことの証になるから……かな? それぐらいしか思いつかないな?

EP5戦人「ラブレターには、次からは“好きです”と短く書くことを勧めるぜ。あまり回りくどくて難解だと、意味が伝わらねぇぞ」
 伝わってるんじゃん?????

食堂:紗音嘉音同時に存在


 例の深夜のノックがあるシーンです。
EP5食堂「僕たちは、家具ですから。親族会議のお話には、関心ありません」
絵羽「そうね。それが賢い返事だわ」
楼座「……深夜勤なの? 大変ね」
紗音「そういうお役目ですので。……ご用命いただけて嬉しいです」
 こんな具合に、ここでは紗音・嘉音の両者ともが親族と会話してます。「紗音=嘉音」+「嘉音幻想説」で考えると、これは幻想シーンだってことになります。紗音と嘉音が同時に画面内にいるだけなら誰か特定人物の脳内ってことで済ませてもいいんですけど、会話されるとつらい。ありえないはずの会話が成されている時点で、このシーンは丸ごと幻想。
 なのでノックとか手紙とか問題にならない。誰かがノックがあったと主張しそれを全員が認めた。そして手紙は紗音か嘉音が死角で懐から取り出し、廊下に置かれていたと主張、これが認められた。こんな感じので通るでしょう。ここの赤字は結構緩いです。

深夜:19年前の男からの電話


 食堂で親族達が会議をしている頃、夏妃は自室で19男からの電話を受けていた。
 正体として考えられるのは前にあげた4人。この時、紗音嘉音は多分食堂。戦人も食堂。となれば残りはゲストハウスの熊沢しかいない。無理あるだろーと思うけど、伏線あるのが他にいないんだからしょーがない。

食堂:絵羽たちの胡散臭い反応


 ノックの後。
紗音「ま、まさか、お館様でしょうか……?!」
楼座「考えられない話じゃないわ。この屋敷で、誰と呼ばれて返事をしないのは、お父様くらいだもの」
絵羽「ありえないわ。なら、どうしてお父様は堂々と入ってこないの?」
 絵羽たちは金蔵の死亡を前提として、事前に示し合わせて動いてるはず。なのにこのシーンでは、金蔵の生存を前提として振舞ってる。非常に胡散臭い。EP2の礼拝堂で親達がベアトに対し魔法を認める宣言をするシーン並に胡散臭い。

ノック前後の幻想は誰の演出か


 まず「二重ゲーム盤」を前提としても、ノックのシーンはヱリカの演出ではないと考えられる。ヱリカが知ってたらドラノールを交えて推理なんかしないはず。かといって、夏妃側の演出でもない。夏妃は戦人が当主になるのを嫌がってたはずなので、戦人に指輪を渡したりすることはない。じゃー誰の演出かってことなんですけど……前の記事では、ヱリカを抜きにして、絵羽や紗音たち狂言殺人劇側がやったことだと考えたんですよね。
 
 でもですねー、ちょっとおかしいんですよ。ヱリカがノックについて推理するシーンで、ドラノールやラムダたちがノック前後に関する赤字を乱発するからです。この場面は、下位世界ではヱリカが一人で脳内会議をやってるだけのシーンのはず。なのに、赤字で新情報がドッサリ入ってくる。
 これって「第2条:探偵方法に超自然能力の使用を禁ず」に抵触するでしょ。だからありえないんすよ。これがメタ視世界での推理だったとしても、探偵のくせに観客が得ている以上の情報を勝手に得ている。

 なんでこんなことが可能なのかを考え直したんですけど、これってヱリカが答えを知ってて知らないフリをしてるだけだとすると辻褄が合うんですよね。なんでそんなことをするのかは分からないけど。
 ヱリカが自分でこの場面の幻想を演出をしていて、当時の状況を完璧に把握している。だからドラノールたちに赤字が使えるんじゃなかろうか。このシーンはヱリカがノックについて推理しているシーンではなく、ヱリカが自分がやらせた劇の内容を確認しているシーンではないか。

 例えば……「(赤字)残りは、蔵臼、夏妃、源次の3人のみが2階廊下におり、それ以外の全員は食堂におりしこと、申し上げ奉る」というのがあるのは、源次がヱリカ側についていて、蔵臼と夏妃を監視してたから。「(赤字)蔵臼、夏妃、源次の3人は、その手紙に触れてさえいない!」というのがあるのは、手紙を持ってたのが紗音か嘉音であることを知ってるから。
 こういう風に考えると、探偵であるヱリカがノックについて異常な数の赤字を得ている理由の説明になる。というかこういう風にでも考えないと、理解できない。夏妃が使った赤字「紗音にしか、秋が好きだと語ったことはない」というのと同じで、駒が真実として把握していることを、語り手であるラムダが赤字として…ゲーム盤の設定として認め、そのように描写しているのではないか。
 ……あぁ、ややこしい。なんなんだヨ。

 でなければ、下位世界と中層世界?メタ視世界のヱリカを断絶した別物として、ノックの推理は中層?メタ視世界でヱリカ・ラムダ・ベルンが勝手にやってるものであり、下位世界のヱリカとは無関係・影響無しってのはどうだろう。うーん。
 そもそもノックの件を下位のヱリカが知ってること自体がおかしいんで、メタだとするべきなのかなこれは。マジ区別つかねぇっす。

留弗夫が話す予定だったこと


“こいつを話せば、俺は殺されるだろうな。”
“お前の、生まれについての話だ”
 EP1のも「生まれ」の話だったんだろうなーということに。こういう記述があるの、すっかり忘れてました。

福音の家からの赤子


 金蔵が赤ん坊をつれてきて、夏妃に育てろといったという話。こんなの、EP1?2の内容で確信が得られるような類の話じゃないですよね。なので、偽書作者が何かを調べて考えたこと(使用人の遺族に聞いたとか日記が残ってたとか)か、でなきゃただの妄想ということになる。事実としてこういうエピソードがあったのかどうかは……まぁ分からない。

 ベアトが自分が使用人や赤ん坊を殺したことにすると言ってるのは「邪悪な魔女」の性質ですね。罪を自分から被るというか、被らされるというか。夏妃の罪の意識が多少なりと軽くなったりするんだろうか。

 あと、蔵臼が赤ん坊のことを知ってたっていう部分は……ちょっと嘘っぽいですね。
EP5夏妃:帰ってきた夫は、お父様のそれまで以上の変わり様に驚きました。?
もちろん、夫は赤ん坊のことも聞いていたわ。
でも、お父様の気まぐれに違いないだろう、早く忘れなさいと言ってくれた。
 夏妃って自分で脳内金蔵を作っちゃうような人なので、脳内蔵臼で自分の罪の意識を和らげようとしても不思議はないという。

追記:「生きている金蔵」という意味


ベルン「これより金蔵という言葉を“生きている金蔵”という意味で使うわ。何しろ、夏妃は生きていると主張するのだから」
 これも言葉の定義に関する問題です。この後のベルンの赤字に使われる「金蔵」という単語は、全て「生きている金蔵」という意味になる。
 だから、「屋敷の外に金蔵はいない」というのも「屋敷の外に生きている金蔵はいない」の意となり「生きていない金蔵」はどこに存在してもよい。つまり、実際の金蔵の死体の位置は、ベルンの赤字からは特定できないのである。

追記:19年前の赤ん坊が生きてる可能性


 夏妃が突き落としたという使用人と赤ん坊。使用人の方は夏妃が遺族に対応してるんで死んでるんでしょうけど、赤ん坊の方は分かりません。
夏妃:だから私は、二人が岩浜に落下した音さえ聞いていません。
いえ、きっと聞いているのです。
でも、消えたと思い込みたかったから、……その聞いた音を、きっと記憶から消し去ってしまったのです。
 夏妃が直接、死体を確認したわけじゃないんですよねコレ。

追記:戦人犯人説


 戦人が真相に至った後に組んでる戦人犯人説は、EP5の真相が偽装殺人だと分かった上で組んでるのかも。多分そうなんでしょう。なんでそこを指摘しないのかは分からないけど。
 戦人側からEP5で発見された死体が実は死んでなかったという意味の赤字が出てくるのは、EP5の真相に至り、戦人がゲームマスター=領主になったから。裏側を全部知られてるんだから、ヱリカには手も足も出ないのは道理。
 金字の正体についてはなんとも。

追記:変装


 ノックス第10条:手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず。
 ……これがあるのを再プレイまで忘れてました。これがあるってことは、逆に言えば「手掛かりがあれば変装はOK」という意味。さらに極端に言えば、その難度や現実味を問わず、手掛かりさえあればどんな変装でもアリという意味にとれる。この第10条を持ち出してる以上、「うみねこ」に変装ネタが登場するのは必然でもある。なんてこった。

 これにてEP5再プレイメモ終了。
関連記事


金蔵の懐かしき故郷って台湾でいいとおもうんだけどなぁ、アジアが嫌いって言ったって当時の台湾とか植民地でほぼ日本化されてるし
[ 2010/08/14 06:48 ] -[ 編集 ]
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