雛見沢研究メモ
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【うみねこ】 「偽書作者縁寿説?」…ベアトリーチェ定義? 創作者属性 

 ミ ツ ケ タ ゾ 、 ベ ア ト リ ー チ ェ
 なんて言うと格好いいような気がしたけど別にそんなこともなかったぜ。EP4までに言え。
 今回はベアトリーチェを定義しようとするところから始まります。
 それをある種の創作者と創作物の両方の属性を持つモノと結論し、まず創作者側の話へ。
 偽書作者がボトルメールからベアトリーチェを探し当てた道筋を推測する。

 これまた長いので三分割せざるをえなくなってしまいました。
 ネタをまとめるのが思った以上に厄介で、時間のかかることかかること……

ベアトリーチェの定義…創作者と創作物の狭間で


【ベアトリーチェの定義】 ×:必須条件ではない ○:必須条件
×右代宮家当主
×容姿(金髪ベアト:ドレスorブレザー)
×碑文解読
×右代宮家当主の指輪の所有
△名前…ただし名前があっても名乗っていない可能性アリ。保留。
○1986年10月4?5日の領主…GM・無限の魔法など 【創作者属性】
○物語の融合体…記憶継承者・家具など 【創作物属性】

 何をもってベアトリーチェとするのか。「ベアトリーチェの定義」というのは実は明確ではないんですよね。ベアトリーチェを探すにしても、そもそもベアトリーチェというのが何なのかが分からないと探しようがありません。
 前回までは「記憶継承」を鍵に「クイズ」という枠を作って、無理矢理にベアトリーチェへと結び付けただけの屁理屈でした。今回も屁理屈であることに変わりはないんですが、もし「ベアトリーチェの定義」が得られるならば、その定義に沿うものを探せばいいということになります。なのでまずはその定義を試みる。

名前

 「ベアトリーチェの定義」……とりあえず最初の条件はベアトリーチェという名前でしょう。ベアトリーチェという名前がついてればなんでもベアトリーチェなのか、それとも何か条件を満たせば自動的にベアトリーチェと呼ばれるようになるのか。そのどちらなのかは正直よく分かりません。今回は、ベアトリーチェと名のつくものは全てとりあえずベアトリーチェだとして扱うことにします。

 EP3によると、ベアトリーチェの名前は受け継がれる称号のようなものであるらしい。だから継承した後のワルギリアは“元ベアトリーチェ”であって、現在のベアトリーチェではない。しかし、ベアトリーチェと呼ばれる者が同時に複数人存在できないかというとそんなことはない。EP3では名前を受け継がせた後の金髪ベアトもやはりベアトと呼ばれているし、EP4ではエンジェ・ベアトリーチェがエヴァ・ベアトリーチェ(1998年六軒島)や金髪ベアト(1986年メタ視世界)に共存しています。

 また、EP3の内容からは、碑文を解いて当主を継承し指輪を手に入れるとベアトリーチェの名前も自動的に継承されると推測されるので……EP5で碑文を解いて当主になり指輪を手に入れた戦人も、本来はバトラ・ベアトリーチェと呼ばれていておかしくないんです。でも実際はそういう風に呼ばれてないし名前を継承した様子もないので、定かではありません。もし当主になった戦人が“ベアトリーチェと同じ存在なのにベアトリーチェと名前がついていない”としたら、ベアトリーチェであるために名前は必要ないということになるかもしれません。そのあたり曖昧なので名前については保留。
(参考:【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:15】[ネタバレ] 婚礼 - 雛見沢研究メモ(仮))

右代宮家当主・指輪の所有・碑文解読

 とりあえず名前にベアトリーチェとついてるキャラを見てみると、どうやら偽書EP3以降、「右代宮家当主の指輪を継承した者=右代宮家当主」がそう呼ばれているらしいと読めます。
 しかし、金蔵が当主であり指輪を所有していた時代に、金蔵自身がベアトリーチェと呼ばれていた形跡はないので、当主=ベアトリーチェでもなければ、指輪所有者=ベアトリーチェでもないことになります。
 また、絵羽は碑文を解いてエヴァ・ベアトリーチェになったけれど、EP4の縁寿は碑文を解いたわけではないのにエンジェ・ベアトリーチェになってます。だから碑文を解くのもベアトリーチェであるための必須条件ではない。

 仮に金蔵を例外設定にして、指輪の所有者をベアトリーチェと呼ぶことにしてもさらに矛盾が出る。
 その矛盾とは、先代ベアトリーチェ=ワルギリアの存在です。ワルギリアの正体はEP3からしてどうやら熊沢らしいんですけど、指輪の所有がベアトリーチェの条件であるなら、熊沢が指輪を持っていた=右代宮家当主だったという過去がないと話が通らない。今のところその可能性を示唆するような話は出てないので、これらの条件はベアトリーチェの定義から除外しておくのが無難だと考えます。

容姿

 容姿に関してはあまり関係ないですね。あのEP1肖像画の顔と同じキャラだけをベアトリーチェとして定義するなら容姿で縛るのもアリなんですけど、他のベアトリーチェと名のつくものを排除してしまうことになるので、それでは「ベアトリーチェ」という存在の核には迫れないんじゃないかと思うんです。
 先代ベアトリーチェ、エヴァ・ベアトリーチェ、エンジェ・ベアトリーチェと、全てがベアトリーチェであるなら、もとより別人。姿どころの問題ではありません。

領主

 さらに考えられるとしたら何があるでしょうね。例えば「1986年10月4?5日の物語の領主」(=以下“領主”)というのはどうでしょう。「領主」はゲームマスターであり、ゲーム盤世界(=下位世界)の支配者であり、同時に「無限の魔法」を使って二日間の物語を自在に紡ぐ「創作者」でもあります。
 もっとも、EP5ではラムダデルタ、EP6では戦人がゲーム盤を操るゲームマスター…領主の役割を果たしました。だから、領主が即ちベアトリーチェであるとは言えないですね。しかし、ベアトリーチェと名のつく者たちは全て領主であるということはできると思います。この場合、EP3で称号を継承し便宜上ベアトと呼ばれることになった金髪ベアトを例外として設定する必要があります。

 例えば絵羽はどうでしょう。彼女は、六軒島の事件の唯一の生存者として当主を継承し、指輪を持ち、EP3ではベアトリーチェの名を継承していたはずです。と同時に、あの二日間の出来事を知る者が絵羽しか存在しないため、どのようにでも当時の物語を構築できる立場にあるといえます。だから事件以降の世界においての領主は、生存者である絵羽だったと考えることができます。

 そして絵羽は縁寿にその全てを受け継がせた。その時点で縁寿は、1998年の世界で、あの二日間を物語る上で最も影響力のある立場にあるといえます。それこそ縁寿なら簡単に二日間の真実を捏造できてしまうぐらいに。……つまりそれは縁寿が偽書を書けば、それが二日間の真実になりうるという意味でもあるんですけど……

 ここでもネックになるのが先代ベアトリーチェの存在。彼女を領主として設定すると、ボトルメールのような物語を最初に書いてたのは熊沢だということになってしまうという問題が発生します。でもまぁこれは、ありえなくはないんですよね。なぜなら、現在のベアトリーチェを構成する上で熊沢が果たしている役割(六軒島伝承と魔女伝説の融合)が非常に大きく、そもそもボトルメールと無関係とは言えないからです。ボトルメール作者が熊沢の話を参考にしていたなら、その意味で確かに熊沢は“先代”の領主といって過言ではない。

物語の融合体

 そして最後にもう一つ。おなじみ「物語の融合体」であるということ。これもベアトリーチェの条件になりえます。前回までのネタで考えた「記憶継承者」も記憶を通じて複数の物語の情報をつなぎ融合させているといえるので、これも含まれます。
 「物語の融合体」であるということは、“ものがたられる側の存在”つまり「創作物」であるということでもあります。誰かが生み出した架空の存在だということです。

 あと「家具」の話もしてしまいましょう。ベアトリーチェはEP3だか4だかで自分を「家具」だと名乗っています。「うみねこ」において「家具」というのは単に「使用人」であるという意味だけでなく、誰かに作られた人間ではない人間未満の存在という意味もあるようです。つまり「家具」を名乗っている者は誰かの「創作物」であるということ。源次・紗音・嘉音しかり、ベアトリーチェもしかり。

 さらに、ベアトリーチェの名を受け継いだものは、たとえ実在の人間であっても「物語の融合体」だといえます。なぜなら、ベアトリーチェという名前がついた時点で、架空のキャラクターとしてのベアトリーチェの物語へと接続されてしまうからです。……これをリアルで説明すると、自称○○の生まれ変わりという人が、過去の偉人や架空の存在の物語へと自分自身を接続・融合しているのと同じこと。
 ……なので、例えば右代宮縁寿=エンジェ・ベアトリーチェもまた「物語の融合体」だということになります。

下位世界のベアトリーチェを見つけだせ


 ここまでベアトリーチェを特定するためにその存在について定義をしてみようと試みてきました。その結果として得られたのは、「1986年10月4?5日の物語の領主」「物語の融合体」という二つの条件だけ。
 もう少し広い意味でいうと、「創作者」と「創作物」の属性を両方持っている存在と表現することもできます。でもこれだとメタ視世界にいる魔女たちなら全員当てはまることになってしまいますね。

 前回の記憶継承ネタと同じく、下位世界にベアトリーチェと呼べる存在が実際にいて、そのベアトリーチェを見つけることを目的としたクイズがEP1?4に組み込まれているのだということを前提として考えると……まぁちょっとやりづらい。
 なので前回同様、クイズとしての体裁を整えるためにいくつか条件を足します。
・メタ視世界のキャラではないこと…下位世界の話なのでメタ除外。幻想はアリ
・EP4までに死亡確認されていないこと…金蔵除外
・EP4までに登場すること…ヱリカなど除外
・公式HPで紹介されてる人物18人の誰か…ワルギリアなど除外(ノックス第1条)
(参考)人物紹介
 これでメタ視世界の魔女達は全員排除。

 今はまだアリバイや証言等から下位世界のベアトリーチェを特定する方法は発見されていないっぽい。しかし、今回書いてきた条件にもっともよく当てはまる者を探すことはできます。……結論からいうと、これまた残念なことに、この理屈からたった一名の人物にまで候補を絞ることができてしまいます。……もう誰だか分かってると思いますけど。答えからの逆算なので予定調和ですね。
 一般の「うみねこ」ユーザーはこのクイズをEP1?4の間に解く。EP3以降の偽書作者はEP1?2の間に解く。

創作者属性を持つキャラクター…1986年10月4?5日の物語の領主候補


 「魔術師」とは、物語を作り、伝える者であるとは私の言ですが、EP1?4を見る限り、そういう創作者の属性を持つキャラクターは8名います。すなわち金蔵・熊沢・真里亞・絵羽・夏妃・縁寿・朱志香・紗音です。前3人は分かりやすいんですけど、説明しづらいのは後ろの5人ですかね。

 「創作者属性」というのは、なんとなくニュアンスだけ伝わればいいです。色々と空想したり夢見がちだったり、民話をアレンジして語ったり、小説やキャラ絵を書いたりしてるような、何かを作り出す側の属性という意味です。あくまで“属性”なので、必ずしもアウトプットして何らかの作品をこの世に生み出している必要はありません。
 また、創作者属性があるからといって、必ずしもその人物がベアトリーチェや領主・ゲームマスターだということにはなりません。その可能性があるというだけです。

金蔵

 金蔵発だと思われる物語が、EP1の時点で大きく二つあります。
 一つは「森の魔女」に関する話。もう一つは「黄金伝説」です。
EP1:そんな危険な森に、子供が遊びに行ったら大変なことになるかもしれない。
そう思った親の誰か。祖母さまか、あるいは他でもない、祖父さまが言い出したのかもしれない。さもなくば、はるか大昔からこの島に語り継がれているのか。
……森には恐ろしい魔女がいるから立ち入ってはならない。
そんな六軒島の怪談が生まれたのである。それが、六軒島の魔女伝説である。
 これは金蔵発だとは言い切れないところもありますけど、どっかに金蔵自身が子供たちに言い聞かせてたみたいな話があったような。留弗夫相手に森の魔女じゃ通じないから狼ってことにして……みたいな。

EP1:私はある日、黄金の魔女ベアトリーチェに出会ったのだ、と。
祖父さまは偉大なる魔術師で、錬金術、悪魔召喚の術を研究し続けていて云々かんぬん。そして、悪魔を呼び出す儀式の果てに召喚したのが、黄金の魔女ベアトリーチェなのだという。そして祖父さまは己の魂と引き換えに、ベアトリーチェに富と名誉を授けるよう契約したというのだ。魔女は、祖父さまに10tの黄金を与えたという。
 このへんが「黄金伝説」です。
 あとは……碑文を掲示して儀式を計画したという意味で、金蔵もゲームマスターの一人であると考えることはできます。金蔵をベアトリーチェと呼べるかどうかはともかく、充分以上に創作者属性をもつ魔術師だといえます。ただ惜しむらくは、親族会議の日に最初から死んでることになってること。

熊沢

 熊沢の創作活動は、主に六軒島周辺の伝承とベアトリーチェ伝説の融合。
EP2熊沢(朱志香に対して)「眠りから目覚めた悪食島の悪霊が、ベアトリーチェさまを呼び寄せたのです。……もし、ベアトリーチェさまが親族会議に訪れられるようなことがあったなら…」
EP2紗音「前に、熊沢さんに聞いたことがあるんです。大昔の六軒島には、悪霊が住んでいて、その、クモの巣を恐れたって。それでクモの巣を魔除けと尊んで大切にしたという昔話があるんだそうです?」
 この辺ですかね。物語の融合についてはEP6でヱリカも指摘してるという話はしました。金蔵と熊沢の二人で、六軒島数十年の歴史における二大ストーリーテラーといった感があります。

◆紗音は熊沢の弟子である◆
 ここでちょっと横道にそれる。
 熊沢=ワルギリアとしたとき、今代のベアトリーチェの師匠ってことになってるところに注目。
 EP2までに熊沢が物語を語って聞かせていることが伺えるのは主に3人。朱志香(上記)、紗音(上記)、真里亞です。真里亞に語ってるのはこれ。
EP2熊沢(真里亞に対して)「?ベアトリーチェさまは、普段は姿をお見せになりませんけど、心が綺麗で素直な方の前には、ひょっこり姿を現してイタズラをすることもあるそうですからねぇ。?」
 特に上でEP2から抜いてきた紗音がクモの巣を取ってきた場面では、熊沢の話を聞いて魔法を実践したという意味で、「紗音は熊沢の魔法の弟子である」と解釈できるかと思います。
 他二人は熊沢やワルギリアから話は聞いていても、そこから何かを学んで実践したというようなエピソードがないので、残念ながら弟子とまでは言えません。朱志香は熊沢の話をあんまり真面目に聞いてる感じじゃないし、疎ましく思ってるところもあるように見えます。あと真里亞の直接の師匠はワルギリアじゃなく金髪ベアトですね。
 ワルギリアの師匠設定は、EP3以降の偽書作者がEP2を読んで思いついたものかもしれません。とすれば、やはりEP3冒頭のロリベアトは、朱志香ではなく紗音だとするのが妥当だということになってしまいますね?……と。EP2までに熊沢の弟子として行動したのは紗音だけなので。

真里亞

 真里亞に関しては、日記・魔導書・手帳(どれがどれやらわからない)に色々と魔法や魔女に関して書かれていることが、EP1の時点で分かります。またエンドロールに「右代宮真里亞」の署名があり、一応ボトルメールの作者だということに“されて”います。EP1?4における、一番分かりやすい創作者属性の持ち主だといえるかもしれません。
 EP4だかで真里亞が「造物主」に近いという話がありましたが、それもこの精力的な創作活動(子供の落書き程度だけど)から来てるのだろうか。造物主というのはTIPSで語られる偉い魔女で、「領主(ベアト)<航海者(ベルン・ラムダ)<造物主」という順。一言でいえば、魔女というより神である。
 シエスタ姉妹が真里亞所持の「ウサギの楽隊」から生み出されたらしいという点からしても、真里亞が「うみねこ」の世界観に大きく影響しているのは間違いなさそう。(シエスタ姉妹の名前が銃器がらみな点からして真里亞だけではなさげ)

EP1(真里亞の手帳について):それらのページには色とりどりに描かれた魔女のイラストがあり、魔女に対して持つ真里亞のファンタジックなイメージをよく表現していた。?
……真里亞にとって魔女は、彼女を虜にする魔法の夢を具現化できる唯一の存在。?
だからこそ、真里亞は魔女を信じた。それを穢されたくなかった。?
魔女ベアトリーチェは、真里亞の夢そのものだから…
 最後の方はEP1?2作者がいかに真里亞の夢を意識してるかが伺えます。EP3以降の偽書作者が縁寿だとすると、この部分に大きく共感することになったでしょう。……なのにボトルメール作者はベアトリーチェを使って残酷な殺人劇を描いた。ベアトリーチェが真里亞の夢そのものだと知りながら。
 そりゃ縁寿も、ちょっとまて?い!と突っ込みたくなるというものです。それがEP3でのベアトリーチェ批判じゃないかという話は以前しました。
(参考)【うみねこ】 「偽書作者縁寿説?」…キャラクター同一性崩壊の理由 - 雛見沢研究メモ(仮)

絵羽

 EP3では頭の中にもう一人の自分…エヴァを飼ってる様子が描写されるので、やっぱり絵羽も創作者側ってことになると思います。やってることが、縁寿や真里亞と一緒なんですよね。少なくともEP3の中では。
 その脳内キャラにエヴァ・ベアトリーチェという名がある以上、それを生み出した絵羽自身も魔女なんでしょう。また「無限の魔法」には「物語の創作」という意味があります。ここにも創作者属性がある。

 六軒島事件以降に関しては、自分自身が創作者であるというより、何も語らなくても自分自身の存在自体によって物語が生み出されている(右代宮家の生き残りとして世間にネタにされる)という側面の方が強いかもしれません。こっちは物語られる側……創作物属性です。まぁこれは1986年の二日間の外での話なので今回のベアトリーチェ特定とは関係ないです。あとわざわざエヴァとして区別されてるものを、EP1?2で改めて「こいつがベアトリーチェだ!」と指摘してもしょーがないというか。その意味では偽書作者が最初から「こいつは違う」と外してるとも言えるかも。

夏妃

 書いてるうちに増えてしまった創作者属性持ち。なんで夏妃も含まれるかというと、EP1で「心に片翼の鷲が?」とか言ってた金蔵が夏妃の妄想だということが概ね明らかであるからです。脳内に金蔵を飼ってる。でもそれだけなんですよね。創作者としては大分弱いというか限定的というか。
 EP5では夏妃の脳内ベアトが乱舞してました。あれだけやられるともはや夏妃も魔女であるとしかいいようがない。でも魔女だからといってベアトリーチェだとは限らないし、また殺人犯だとも限らない。
 
縁寿

 縁寿も絵羽と一緒で、エンジェ・ベアトリーチェとして名前を受け継いだ人物。絵羽と違うのは、真里亞の遺品を持ち、真里亞が生み出した世界観を受け継いでいることですかね。あと、EP3以降の偽書の作者である可能性があります。一応「偽書作者縁寿説」ってことでやってるんだし。
 頭の中に真里亞や七杭を飼ってるなど、創作者属性としては充分。 

朱志香

EP2朱志香「?だから、右代宮家のお嬢様をやらなければならない窮屈な自分と、自分の好きなことに精一杯な自分というもう一人を作った」
 これももう何度も出してますけど、明らかにEP3の絵羽とエヴァの関係を連想させるような台詞。ただし朱志香に関しては本当にコレダケで、他には何もない。朱志香のもう一人の自分とやらが、確認されたこともない。創作者属性としては微妙で、外した方がいいかもしれないレベル。

紗音

 紗音に関しては一番分かりづらい気がする。説明するのも難しいです。
 脳内にベアトを飼い、前述の通り熊沢の弟子であり、ブローチを持っている魔法の実践者…魔女の端くれとして描かれていることは間違いない。でも紗音を熊沢や真里亞レベルの大魔女(?)にまで引き上げるようなキーワードが一つあるんですよ。それが「黄金郷」です。
EP4地下牢:紗音「……そんなことはないよ。黄金郷は、素晴らしいところだよ」
嘉音「行ったことあるの?」
紗音「……ちょっぴりだけね。それすらも、ベアトリーチェさまの戯れだったのだろうけど」
 これです。黄金郷については後で別に話します。結論からいうと、黄金郷に行ったことがあるということは、紗音は無限の魔法(あるいはそれ以上の魔法)を使えたことがあるってことなんです。行けば誰でもベアトリーチェ並のことができる…黄金郷ってのはそういうところです。黄金郷は自己充足的な空想の世界であり完成された世界です。その空想をもし紗音がアウトプットしたことがあるとすれば、それは充分に創作と呼べるものになるはず。
 あとここで後で重要になってくることがあって、それは紗音は黄金郷に行ったことがあるけど、嘉音はないってこと。これが紗音と嘉音を決定的に差別化してます。

 えーまぁ、つまり、紗音は充分以上に魔術師であり創作者なんですよね。私はEP4の段階ではまだここに結び付けられてなかったんですけど、やっとできるようになったという感じです。でもこれは縁寿のように魔法の概念を理解していればEP4の段階でできることだし、さらに言うとEP2の段階でもその片鱗を見出すことはできます。
EP2紗音:「?これは本当の海ではないかもしれません。でも、ここに泳ぐ彼らが海だと信じたなら、これは確かに海なんです」?
紗音「そこが、完成された世界だと信じられるなら。たとえ狭い井戸の底だったって、立派な世界で、海なんです。そこに住むカエルにとっては」
 これって魔法ないし黄金郷の概念そのものなんですよ。「海だと信じれば海」というのは、「空想も信じれば現実」ってのと同じです。EP4で縁寿がやってた魔法の特訓からすると、想像力こそが魔法の源泉って感じです。そして「完成された世界」ってのは、“魚にとっての海=完成された世界=黄金郷”という意味。つまりこのEP2の冒頭部で、紗音が魔法や黄金郷を理解していることが分かっちゃうんですよね……なんとまぁ大胆なことに、いきなりネタバレされてる。

 さらにいうと、EP4で縁寿が真里亞の黄金郷を「完成された世界」と表現しています。
EP4縁寿:……多分それは、世界でもっとも小さい宇宙の誕生。互いを必要とし合う二人が生み出せる、世界でもっとも小さい宇宙。
それはどんなに小さくても、完成された世界。……でも、私は切り裂かなくてはならない。

 そんなわけで?、紗音はもうEP2冒頭で自分が「無限の魔女」ないしそれ以上の存在である(あった)ことを告白したも同然です。EP4の真里亞でさえ理解していなかった(だから縁寿に黄金郷を追い出された)ことを、理解している。
 これをEP3以降の偽書作者(想定縁寿)が読めば、あーこいつが“本当の作者=領主”だな?と考えても不思議はない。つい最近まで私は紗音のこの台詞を、単に六軒島に縛られた可哀想で夢見がちな使用人の妄言としか読めなかったんですけど、今見ると明らかにそれだけではない……としか思えないんですよね。残念ながら。

 ここまでベアトリーチェないしその候補になりうる魔術師≒創作者たちをピックアップしてきました。しかし、これだけではまだ特定には至りません。紗音もそれっぽいけど真里亞もそれっぽいし熊沢も捨てがたいし、いややっぱり朱志香も?……みたいな感じですね。
 まぁ真里亞はボトルメールの署名が本人の筆跡でない時点で除外されちゃうし、熊沢はEP6の段階で本当の領主の年齢=19歳という条件で除外されちゃうんですけども。

 次は黄金郷についてもう少し。
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