雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

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【うみねこ】 EP1の3周目:2日目? (終) 

 ちょっと間が空きました。
 EP1再プレイのメモの残りがまだあったので適当に抜粋。

 「紗音貧乳説」「絵羽のウソと罠」「もうタイミングがない」
 「第二の晩の幻想」「ボイラー室の嘉音」「疑うことの罪悪」など

*追記:「留弗夫は碑文を解いた?」

仮説


 久々なので、ここで今回EP1を見ていく上での仮説について再確認。
 仮説が通るかどうかの検証が目的です。通ったからといって仮説が正しいかどうかは別問題。
◆主犯:紗音(=嘉音・変装ベアトリーチェ)
◆共犯:絵羽・秀吉・南條・源次・(熊沢:追加)
◆金蔵の死亡隠蔽工作:蔵臼主導(六軒島常駐組の朱志香・夏妃以外は全員協力者)
 →EP1二日目朝の時点で夏妃が役割を継承(協力者の有無は不明)
◆「嘉音幻想説」…紗音=嘉音=ベアトリーチェ間で変装が可能(「謎の変装術X」)
◆「犯人権限」…「探偵権限」と同等のものが犯人側にもなければならないとする考え方
(参考)【うみねこ】 EP1の3周目:2日目? - 雛見沢研究メモ(仮)
 紗音主犯は第二の晩で絵羽・秀吉が殺されているから。最後まで残り、殺人を続けた人物=主犯という意味。
 その他共犯者については、基本的にEP5の金蔵死亡隠蔽組のメンバー。今回は夏妃のみ除外。理由は蔵臼に邪険にされてるから。
 嘉音幻想説はEP6から。
 「犯人権限」は私の独自の考え方。ヱリカが「探偵権限」でチートするなら犯人も「犯人権限」でチートできなきゃ不公平だという考え。

厨房:源次・嘉音・熊沢の会話


嘉音「どうして、奥様は生贄を免れたんだ。もし奥様が選ばれてたなら、紗音は、……紗音は、死ななくて済んだのにッ」?
戦人「……面白そうな話じゃねぇか。俺も混ぜてくれよ」
 厨房で源次・嘉音・熊沢が会話しているところに、戦人がやってきて突っ込むシーン。どうやら戦人も聞いていたようなので、嘉音たちの会話は幻想ってわけじゃないらしい。
 源次・嘉音・熊沢は今回共犯として設定してあるので、戦人が聞いてなければ幻想でもよかったんです。共通の認識があれば……つまり口裏を合わせることができれば、ウソのシーンを現実であるかのように提示することができる。でもこの場面は部外者の戦人がいるからダメ。
 つまり、嘉音(=紗音)はこの場面ではちゃんと嘉音の姿でこの場にいるということ。

紗音のおっぱいについて…紗音貧乳説


俺は努めて笑顔を見せながらその胸倉を掴み上げた。
 戦人が嘉音の胸倉を掴み挙げたシーン。「紗音=嘉音」であくまでベースが紗音だとすると、問題はあのバカでかいおっぱいです。さすがに触れば分かるはずで、フツーに考えると隠し様がない。
 漫画的にサラシで押さえつけて?みたいなのもアリだし、そもそもルパン並の変装術がなければ嘉音=紗音間の変装さえ無理なので、考える必要がない問題といえばそう。
 しかし、こう考えることができるはずだ。それは元々紗音が貧乳だったということである。
 「復唱要求!! 紗音のおっぱいは本物である!!!」……紗音がパッドを入れまくっていた理由が必要なら、戦人の好みが朱志香のような巨乳だったからということにでもすればいい。ここに私は「紗音貧乳説」を打ち立てることを宣言する。
 クッ! EP1で戦人と紗音がいとこ部屋で出会ったとき、戦人が紗音のおっぱいを触ってさえいれば……戦人はただちに探偵権限の宣言をして、すべての現場(おっぱい)を調べる権利を行使すべきである。
 そしておっぱい探偵となり、この終わりなき悪夢を終わらせるのだ!

ベアトリーチェが厨房にいる?


嘉音「わかりませんか、戦人さま。ベアトリーチェさまは、今すでに、ここにお越しになっております」?
真里亞「戦人。まだわかんない? ベアトリーチェさまが“い”るのが」
 真里亞が「ベアトリーチェさま」と言ってるのは珍しいですね。EP1だからまだキャラが安定してない感じ。それはさておき、紗音=嘉音=ベアトリーチェなら確かにここに「ベアトリーチェ」はいるわけだから、嘉音や真里亞が言ってることは本当ですね。そういう意味なのかもしれない。後になって読み返すと、「あーなるほど」と思えるシーンというわけ。

 あと、EP4や5から出てくる幻想キャラの共有の概念が、この時点では「波長が合う」という風に説明されてるのもチェック。
真里亞「ベアトリーチェは千年を生きた偉大な、黄金の魔女。でも、波長の合う人間にしか自分の姿を見せられないし、話しかけられない」
 この表現は後のEPでは全然出てこないと記憶してます。「愛がないから視えない」とか、そっちにシフトしちゃってるので。

真里亞は多重人格ではない?


 戦人が真里亞の多重人格を疑い、譲治たちと話し合うシーン。
戦人「真里亞くらいの年頃の女の子が、さっきみたいな不気味な二重人格みたいなのを見せても、それほど珍しいものじゃないと言いたいのか…?」
譲治「簡単にまとめるとそういうことだね」
 EP1の最初の方で「譲治が言うことは全部本当」みたいに強調されてたのもありますけど、やはり「うみねこ」では多重人格ネタは否定気味ですね。真里亞の振る舞いもあくまで病気ではないという風にしたいらしい。私も「ひぐらし」と同じく“病人だらけ”なのはちょっと勘弁ですね。
 「ひぐらし」では梨花が多重人格を疑わせる行動をとりまくってたけど、結局多重人格じゃなくただの演技かテンションの切り替えだったことが判明してます。多分「うみねこ」でもそんな感じかと。

 あと多重人格についてwikiを見たときに「イマジナリーフレンド」という概念がありました。これは特に病気として扱わないようです。真里亞にとってのさくたろうみたいなものかと。
 キャラクターの使い分けに「人格」と使うと勘違いが生まれそうなので、例えば「ペルソナの使い分け」とでもすればどうでしょう。あくまで表層的なものであって、人格の根本が入れ替わってるわけじゃないという意味で。

キャラクターの使い分け


戦人「つまり、キャラクターの使い分けというか、人格の多重化はごくごく当り前だと言いたいわけか」
 紗音を見ると、嘉音に「地獄に堕ちろ」とか言わせ、あまつさえ他の男への未練を「妹ベアト」に押し込めて分離したりと、随分都合よくキャラクターを使い分けてるように見えます。あくまで紗音自身はいい子ちゃんで一途でなければならないという強迫観念でもあるんでしょうか。思春期の少女(笑)は大変ですね。

 あと朱志香もキャラクターの使い分けはやってます。
EP2:朱志香「?だから、右代宮家のお嬢様をやらなければならない窮屈な自分と、自分の好きなことに精一杯な自分というもう一人を作った」
 とEP2にあります。これは「朱志香=ベアトリーチェ」の伏線と見てもいいと思いますね。ベアトリーチェには「六軒島から出られない」という設定がついてるので、「窮屈な自分」がベアトリーチェかな。そうとは限らないけど。
 少なくとも、朱志香の中にも「夏妃のベアトリーチェ」「真里亞のベアトリーチェ」「絵羽のエヴァ」「縁寿の真里亞」のような脳内キャラが存在すると“見るべき”だと思います。わざわざ「もう一人の自分を作った」と書いてあるのですから。
 EP2の再プレイはまですが、「ブレザーベアト=朱志香」というアイデアがあるので、また今後考えていきましょう。(参考:【うみねこ】 EP2以降の構成に関する未検証のアイデア - 雛見沢研究メモ(仮)

この島のルール


戦人「つまり、この島では、人間にはできないことはベアトリーチェの仕業と置き換えることができるルールがあるってわけだ。?」?
譲治「でも、無視できない着眼点もあるね。19人目がいるかいないかは別にしても、その犯人は確実にこの島のルールに則って、何かを仕掛けてきている」
 「ひぐらし」でいえばルールZだっけ。何か事件が起こると「園崎の仕業」と考えられるようになる空気・ルールがあるというヤツ。これはもう前作のネタだから、「うみねこ」ではEP1から前面に出してきてるという風に考えてもいいかな。ネタが割れてるから先に見せてしまっているということ。このルールがベアトリーチェの一部を形成してるのは確かだと思います。全部じゃないけど。

黄金のことを隠した夏妃


夏妃「隠し黄金など存在しません。ですが、その存在を妄信する犯人が、お父様の黄金を目当てで、それを私たちに解かせて横領を企んでいるという動機は、なるほどと頷けるものがあります」
 夏妃は前日、蔵臼にインゴットを見せられて「隠し黄金の実在」を概ね信じてるはずなので、ここで「存在しません」と否定しているのは、インゴットの件を隠す意図があると考えられます。これも自分だけ銃を持ってるのと同じく、絵羽たちを信用していないことを意味しているものと見ています。
 何故隠しているのかといえば、蔵臼の遺志を引き継いでいるから。そこには金蔵の死の隠蔽も含まれると考えています。
 

絵羽のウソと罠


絵羽「?お父様の書斎はその鍵がなければ外から入ることはできない密室よ? その定義の確認をしたいの。お父様の部屋には入口がひとつある。あとは窓? 他に出入り口は?」
 絵羽による密室定義の確認。EP2以降の展開の片鱗が見えてますね。この時の絵羽はまるで「探偵」のようですが、どっちかといえば犯人側でしょうねーと。

 レシートについての絵羽のいいわけ。
絵羽「本当にこれは気まぐれよ? 何かを予見してたとか、ましてや夏妃姉さんを罠に掛けようとか、そんなのじゃ断じてないんだから」
 いや、ウソでしょ。ほんとに気まぐれだったら、やっぱり完全に頭のおかしい人の意味不明な奇行ですからねぇ。レシートを挟むなんて。ヱリカ並です。
 私はこの絵羽の奇行がEP1から気に入らなかったんですけど、金蔵の死を知ってる前提ならアリですね。全ては夏妃をハメるため。
絵羽「私の推理はこうよ? ?夏妃姉さんはお父様を、3階の書斎の窓から中庭に突き落としたのよッ!!!」
 というのが絵羽が持って行きたい方向。夏妃を金蔵殺しの犯人にしたい。
 この後で戦人が夏妃を擁護するのも、EP5と同じ流れですね。夏妃をハメるというEP1の絵羽の行動の方向性も、EP5のヱリカと一致してます。

愛があるから視えない


戦人「?だからと言って、18人の中の誰かを疑いたくはない。さっきはああ言ったが、俺は絵羽叔母さんだって疑いたくない」
 「身内を疑いたくない」というのは、EP2でも強調される戦人の思考パターン。でもこれは、自分に都合のいい真実しか視ようとしないというEP4の縁寿と同じ。つまり“間違い”です。

 戦人は愛があるからこそ身内を疑いたくない。しかし「愛がないから視えない」という言葉は、この戦人に対してさえ、お前には愛がないのだと糾弾する。おかしな言葉だと言えばその通りです。所詮こんなものは解釈次第でどうとでもとれるのだということ。言葉はただの言葉なのですから。

行方不明の金蔵について


 厨房にて
南條「金蔵さんも、どこへ行かれたんでしょうな。ご無事だといいのですが……」
源次「わかりません。ただ、全てはお館様が望まれ、仕組まれたことのように思っています。?」
 南條と源次が金蔵の死を知ってるなら「どこに行ったか」はおかしい。あまりにも白々しい会話である。
 しかし「金蔵の死体がどこに行ったのか」という意味だと解釈すれば、違う意味にもとれます。南條は本当に知らないかも。源次はなんか知ってそう。ただのカン。
 

もうタイミングがない


 客室にて
秀吉「?夏妃さんもあれで結構がんばっとるんやで。お前も、そう突っ掛からんでもええやないか。………さっきのレシートの件も、あそこまでは言い過ぎやで」
絵羽「……だってぇ。あそこで言わなかったら、もう言うタイミングがないんだもん
 何気ない台詞のようですが、コレ結構怖いですよ。「もう言うタイミングがない」ってどういう意味なんだと。
?切り出すのに都合のいい会話の流れは貴重な機会だった
?次に殺すのが夏妃だから、もう言うタイミングがない
?次に死ぬのが自分たちだから、もう無理
?自分たちを偽装死(もしくは行方不明)にするからもう無理
……その他?
 さてどれだろう。文字通りの意味なら?でしょうか。しかし邪推は止まらない。

 怖いのは?ですね。絵羽・秀吉を第一の晩の犯人側と考えると、第二の晩の計画の存在も想定できます。そのターゲットは誰かというのが既に決まっているなら、それが一人が夏妃でも不思議はない。
 「寄り添う二人」なので、夏妃ともう一人誰か必要になる。例えばそれが金蔵なら、EP5のヱリカ同様、夏妃を金蔵の愛人ということにして「寄り添う二人だった」と見せかけることができるかもしれない。
 夏妃が金蔵を殺した後に自殺したように見せかけるとか。金蔵の死体を焼いておけば死亡時期もとりあえず誤魔化せる(?)……そのために金蔵の死体を持ち出したのだとすれば、夏妃の遺体発見現場はボイラー室になる予定だったのかもしれません。
 あるいはセットで殺すのは娘の朱志香でもいいですね。

 ?は、この二人は第二の晩で死んでしまうので、確かにもう夏妃に言うタイミングはありません。結果的にその予想は正しかったことになります。しかし二人が客室に来る前には譲治を誘っているし、ここで殺されるのを知っていたとすると、ちょっと無理があるかな。メタ発言(ストーリーの流れを知っている)だと考えればアリかもしれないが、脈絡がなさすぎます。

 ?はあるかもしれない。第一の晩の共犯だとすれば既に「紗音」の偽装死に手を貸していることになるので、次は自分たちが消えてフリーになるという計画があってもおかしくはないかも。そういう計画があったら、この二人が殺されるのは何か手違いかな。旅行の話をしているのは、高飛びの相談?

 でもやっぱり?かな。遺産目当てなら、夏妃を殺すことで独占できるわけですから。

第二の晩…殺したのは嘉音?


(赤字)源次、熊沢、南條は殺人者ではない!
 という赤字がEP4にあります。「第1のゲーム」について言及した箇所です。
 なので、絵羽たちを殺したのがこの三人だと都合が悪い。しかし、共犯者外の相互監視のない厨房にいた使用人4人のうち、“なぜか”嘉音だけはこのリストから外れてます。なので嘉音が殺人者だということにすればいい。

第二の晩の幻想…源次・嘉音が絵羽たちの客室へ


 源次と嘉音が絵羽たちの客室に夕食を知らせに行くと、二人が死んでるというシーン。
 ここでは源次と嘉音がペアになってるのがポイント。今回想定している中では、この二人は共犯設定。
 なので、このシーンの謎「短時間で現れたドアの魔法陣」は事実上無意味化します。ガシャーンとやればぺたぺたとドアに落書きしている間抜けな人間の様子が見られることになるはず。手品の裏側なんてそんなもの。

 もう一つ、源次と嘉音がドアのチェーンを確認しているシーンも幻想だと考えれば、そもそもチェーンは実際に締まってさえいなくてもいいんです。二人が「チェーンが締まっていることにしよう」とすればそれで幻想は成立する。このシーンを、源次と嘉音が口裏を合わせたただのウソと区別することはできない。

第二の晩前後、嘉音は絵羽の客室に隠れていてもよい


 上記では嘉音と源次が二人で行動していることにしました。しかし実際のところ、この場面に嘉音は存在しなくてもかまいません。例えば密室を作るために、客室に隠れているなんてのでもOKです。その条件は、源次・嘉音・熊沢が共犯であること。最初の仮説には書いてませんが、金蔵死亡隠蔽に加担してるキャラなので共犯でもいいでしょう。
・嘉音が絵羽夫妻を殺害し、客室に隠れる。

・源次が一人で客室に夕食の知らせに行く。同行している嘉音は幻想。チェーンは締まっている。

・熊沢、チェーンを切断する道具を持って客室へ。この時同行している嘉音は幻想。熊沢がチェーンを切って、嘉音が客室から出てくる。
 この間、嘉音の存在は共犯者以外に確認されてません。嘉音が源次や熊沢と一緒に廊下をウロウロしていたことを、実際には誰も目撃していないということ。なので嘉音はどこにいてもよい。それが客室の中だとしても。チェーンの密室の確認からその開封まで、信用できる視点人物が存在しないのでどーとでもなります。
 ただこの場合、わざわざ密室殺人を演出する必要さえないので、嘉音が客室に隠れている意味はあんまりないかも。共犯者たちが「密室だった」と口裏を合わせればいいだけ。
 

譲治の強行突破


夏妃は譲治の肩に手を触れるが、それは乱暴に振り払われる。
譲治は絵羽のベッドの傍らに崩れ落ち、母の面影の前でベッドに顔を埋めながら号泣する。
 このシーンで注目したいのは、園芸倉庫の紗音のときには強行突破しようとしなかった譲治が、今回はしてることです。
 やっぱ第一の晩はあの布陣でないと、譲治が強行突破してしまう危険があったと思うんですよね。秀吉・絵羽の両方(力持ち・格闘家・譲治の両親)が道を塞いでいて、譲治は紗音の遺体確認を思いとどまる。もし二人がいなければ譲治が確認に走って、そこに紗音が存在しないことを知ってしまうでしょう。そうなればこの手品は終わりです。
 秀吉・絵羽という二人の壁と、ある種のご都合主義がないと成立しないのが今回考えている第一の晩の裏側。

ボイラー室の嘉音


 熊沢と嘉音がボイラー室に気付き、嘉音が先行して中に入って死ぬシーン。
 まず熊沢と嘉音が共犯であれば、このボイラー室のシーンは幻想でいいです。嘉音は蝶も見てないし、鉈を振るってもいません。ついでにいうと、ここで嘉音が死んでいる必要もありません。
 上記の通り南條も共犯なので、嘉音の診断でウソをつけばそれで済む話なんですよねこれ。蓋を開けて見れば大したタネではありません。

 では実際の流れを見てみましょう。 

そして両手で胸に刺し込まれた凶器の柄を握り、この世のものと思えぬ激痛に歯を食いしばりながら………、…………………抜く。
 まず嘉音はここで杭を抜いてしまってます。なので、手品の小道具かジョークグッズみたいな、先端が加工されたオモチャが刺さったフリをする必要がなくなってます。血のり?だけで充分。

夏妃は嘉音が瀕死とはいえ、まだ意識があることに気付き源次に託す。
 夏妃が発見した時、嘉音はまだ生きてます。多分南條たちが使用人室?に運ぶまで、生きてることは確認されてるんじゃないですかね。

嘉音くんは、南條先生と譲治の兄貴が二人で使用人室に運んだという。
 とあります。譲治は共犯ではないので、譲治にバレたら終わりですが、バレなかったんでしょうね。医者でもないのにわざわざ重傷者の傷口を確かめたりはしないだろうし、探偵でもないし。

嘉音くんはついに、意識を取り戻すことはなかった。
南條先生たちの懸命の治療にもかかわらず……
……いや、薬も施設もないこの島で可能な治療など元々何もない
 という描写があるんですけど、共犯者以外が嘉音の死亡を確認したという場面はありません。つまり、嘉音のこの時点での死亡は不定です。確認したのは南條と、恐らく源次(廊下にいない・嘉音を運んだ)ぐらいかと。
 みんな南條の診断を信用しているようなので、ヱリカとは違い、あえて自分で確認しようとする者は一人もいないようです。嘉音を運んだ譲治も部屋の外に出てますし、朱志香も最期を看取ったのかどうかさえ定かではありません。
 この場での嘉音の死亡を確認する赤字はありません。

金蔵の遺体を焼いたのは?


 金蔵をボイラーに突っ込んだのは、共犯者のうち誰でもいいですね。遺体が黒こげになるぐらい焼けるにはそこそこ時間が掛かると思うので、それこそ殺される前の絵羽たちでもいいんじゃないかと。
 元々どこに遺体があったのか分かりませんけど、書斎にあったなら運び出す必要があるので、鍵を持ってる奴の協力を得るなどしないと無理。

ルーレットのゼロ


ルーレットには“0”という特殊な目があり、ルールによっては親の総取りを意味し、盤面に賭けた全てのコインが流れてしまう、あたかも没収試合のような目がある
 嘉音は自分がそのゼロになるんだと言ってますけど、実際にゼロの役割を果たしてるのは戦人ですかね。
 黒か赤かというのは勝つか負けるか、勝敗が決定するということ。ゼロはどちらでもなく、いわば引き分け。親の総取りか返還かルールによって違うが、引き分けにするのは戦人の役割。
 親総取りなら親の勝ちともいえるが、それはここでは関係なさげ。白黒つけずにお流れにする程度の能力。

書斎に現れた手紙


 夏妃は朱志香、譲治、戦人が肖像画の前にいたことを確認していて、残り4人が手紙を置いたと疑います。これはまぁ多分正しいんでしょう。4人のうち誰かが置けば済む話。で、そのうち真里亞を除く3人は今回想定している共犯者。 
 別にフリーになってる紗音が何かの手品で置いてもいいんですけど。糸をつけて部屋の外から引っ張るとか(笑

疑うことの罪悪


疑わしきを全て追放した。その中に潔白な人間がいるかもしれないことを知りながら、追放した。互いを疑い合わなくてよい楽園から、彼らを追放した。しかし、彼らの追放の動機は人が人を疑うという、人として最低の罪によるもの。
 読んでて気付いたんですけど、この話を書いた人間(多分紗音?)は、人を疑うということに対して潔癖というか、罪悪感が強い感じがします。あと、人を疑うというのは本人を非常に苦しめる。このあたりを掘り下げたのが、偽書以降のヱリカの存在かもしれません。

 人が人を疑うのは罪であり、苦しいことなんだ……ということと、紗音を結び付けると、「一体紗音は何をそんなに疑って、苦しんでいたのか」という疑問が出てきます。
 今のところそれは戦人が6年帰ってこなかったこと……ぐらいしか思い当たりません。なんで帰ってこないのかずっと悶々としてたんでしょう。別に付き合ってるわけじゃないはずなので、浮気とかは関係ないと思いますけど。

 その点、譲治は少なくともストーリー上では極端に一途で約束をしたら絶対に裏切りそうにないので、「疑わなくていい」という意味では完璧でしょうね。ある種の理想の男。
 対極は留弗夫や戦人。でもこちらもまたある種の理想の男。
 戦人と譲治の対比は、EP1の冒頭で既に成されてます。真里亞を冗談で騙すのが戦人。ウソをつかないのが譲治。
 この時の真里亞は昔の紗音の役割で、つまり紗音は戦人に騙されたってことを表してるんじゃないかと思います。

 ヱリカと彼氏・金蔵と妻のように、対応した関係性の一つ。ストーリーを読み取るための鍵。

夏妃殺害


 最期に夏妃が死ぬところ。
 紗音が生きてれば犯人については問題ないですね。ただ殺害方法がよくわからない。
 夏妃が銃で自分をぶち抜いたとすると傷口が不自然。なるほどこれはその通りです。なら銃ではない。
 杭を射出する変な機械……は非現実的。別にあってもいいけど。

 考えやすいのは……銃ではなく別の方法で殺したあと、杭か何かを金槌で額に打ち込んでから引き抜き、凶器を持ち去ったってとこですかね。あと手紙もないので持っていったんでしょう。
 絵羽と秀吉も同じような方法で殺されてると思います。直接の死因は杭ではなく、他の何か。杭は死後に打ち付けられたと考えるのが妥当でしょう。
 リアリティみたいな部分は「犯人権限」によりスルー。変態探偵ヱリカが肉体に似合わぬチート性能で各種ミッションをこなしたように、犯人にもそれが許されるとする考え方。

*追記:今見てきたら、「夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではない」という赤字がEP4にありますね。だったら銃弾なんでしょう。「なんか変な銃」ってことでスルーしましょう。深く突っ込んでも、多分意味はないです。

 EP1はこんなとこっすかね。最初においた仮説がそのまま通るので、特に変更点はありません。
 手品の裏側なんてそんなに複雑なもんじゃないでしょうし、こんなもんかと。

*追記:留弗夫は碑文を解いた?


 EP1留弗夫のおなじみの台詞「殺される」って奴の理由。もう一度考えて思いついたんですけど、ひょっとすると留弗夫は碑文を解いたのかもしれないですね。
留弗夫「そうか。もし、大人たちの会議が終わってお前がまだ起きてたら、ちょいと家族でしたい話があるんだ」?
「……霧江にも聞いてもらいたい話だ。……後で話すから、今は聞くな。頼む」?
「そうビビった顔すんなよ。ビビりてぇのは俺の方なんだ。………何しろ、……」?
「……………俺は多分。……今夜、殺されるだろうな」
 ここです。留弗夫が碑文を解いたのだと仮定すると、色々と話が符合するんですよ。
 例えば「ビビっている」というところ。碑文を解いてしまったら、そりゃビビりますよ。一大事ですからね。
 そして、霧江と戦人という「家族」に話をしようとしてることも理解できます。留弗夫は、親族会議で碑文が解けたことを話すつもりはないんですね。終わってから霧江と戦人にだけ話す。そりゃまぁ、安易にペラペラ話して得にならないと考えるのは自然なことです。
 あるいは「殺される」というのにもつながる。黄金を狙う他の親族には話をしなければバレないでしょう。しかし留弗夫がただ碑文を解いたのでなく、EP3絵羽のように黄金を見つけてしまっていたのなら、黄金を守っていると目されるベアトや金蔵の側にもうバレていることが考えられます。金蔵が、留弗夫が碑文を解いたことを喜ぶとは限りません。それこそ殺されるかもしれない。
 本当に碑文が解け、黄金も発見してしまった。だがそのことがいい方向に転ぶとは限らない。感じた身の危険を多少大げさに表現してしまったとしても、まぁ話は通じるんじゃないかと。
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