雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこ】 EP1の3周目:1日目? 時系列順その1 

 なんか、序盤から色んな要素が詰め込まれまくってるように見えます。考えるのが忙しいですね。一言でいえば「濃い」……金蔵が出てくるたびに「幻想か?幻想かだよな?」と考えなきゃならないし、嘉音が出てくるたびに「これはどういう嘉音だ?」とやらなきゃならない。おまけにキャラの発言一つ一つが後々まで響いてくるような気がする。

 「朱志香の十字架」「真里亞のお守りに関する設定」など

置いていかれた縁寿


 縁寿を置いてきてる霧江。吐いたってことになってるらしい。
 偶然でもいいんですが、消去法で霧江をヤバいキャラだと見ると偶然じゃないかもしれない。
 別に毒を飲ませる必要まではないけど、無理矢理置いてきた可能性もあるかもしれない。……あんまり考えなくてよさそうかも。

海難事故というワード


 船の上の戦人。
戦人「海難事故の犠牲者はいつも船内なんだ。生存者は大抵、事故時は甲板なんだぜ?」
 ヱリカが海難事故で行方不明になったキャラって話があるんで、ひょっとするとここで設定自体はもうあったのかもしれない……? 考えすぎか。

戦人の母方の姓


俺は右代宮の人間だが、実はこの6年ほど、死んだ母方の祖父母宅に身を寄せ、母方の姓を名乗っていた。
 このあたりはEP6で使った「戦人ではあっても右代宮戦人ではない」というゲロカス屁理屈に関係があります。

 例えば「右代宮家で金蔵たちに正式に認められないと“右代宮戦人”には戻れない」とかしておけば、現時点での戦人は「○○戦人(母方の姓)」であって「右代宮戦人」ではないという論法が通用するかもしれない。これでいくつか赤字を上手くコントロールできるはず。
 これを応用して組み込んであるのがコレ→【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:補足02】 客室を出よう! - 雛見沢研究メモ(仮)

一緒だと怖くない


譲治「?一緒だと何も怖くないんだよ。言ってごらん」
 一周目からずっと気になってるこの譲治の台詞。いまだに正体不明なところがあるんですが、一応は楼座関係だろうと思えます。これは今まで何回か書いてきたかな。
 真里亞にとって怖いものといえばやっぱり楼座。この後も楼座とドツキ漫才をやるので、やっぱりそれも真里亞にとっては怖い。そして、「怖い魔女=悪い魔女」を追い払うのが譲治の魔法「一緒にいれば怖くない」だと考えてみる。
 でも、効果は発揮しませんでした。ドツキ漫才を見た譲治たち子供組は、EP1では真里亞を見てみぬふりをして立ち去るんですね。このあたりの子供たちの関係はEP6まできてもあんまり変化してる気がしない。

譲治の言葉と「赤字」の類似


譲治「うん。僕は嘘をつかないよ。だから信じて。みんなと一緒にいれば何も怖くないんだよ」
真里亞「?譲治お兄ちゃんは嘘をつかない。信じる。みんなと一緒にいれば怖くない」
 譲治の台詞は全部「赤字」にしてもいいんじゃないかと思える台詞。
 やっぱりここで、譲治と真里亞の間に何らかの「魔法」的な関係ができてると思った方が面白い気がするんですが……結局、子供らが一緒にいたところで、真里亞が楼座にドツかれてるのを放置しちゃうんですけどね……どうしたもんか。

薔薇庭園に入った瞬間に爆発?(笑)


 戦人たちが薔薇庭園に入る時に、一瞬画面がホワイトアウトする演出が入ります。
 極論ですが、もうここで爆発事故が起こって屋敷がブッ飛んで、薔薇庭園も射程に入ってて、戦人たちが全滅!!!というのでも別に構わないんですよね実際。
 夏妃に関して赤字があるんで、夏妃だけ射殺されてれば、それであとの赤字は全部抜けちゃうんじゃないですかね?確か。
 死亡時刻に関する具体的な情報は「赤字」には基本的にないし、事故以降は死体も残らないし。このあたりは前に書いた【うみねこ】[EP4考察] ゲーム開始時全員死亡仮説 -必殺ちゃぶ台返し- - 雛見沢研究メモ(仮)の内容に関係があります。

朱志香の十字架


朱志香「?大丈夫、真里亞ちゃんには押し付けねぇよ。この十字架は、私が墓まで背負ってくよ。?」
 だいぶ重たい十字架になりそうですね。
 朱志香の将来に関してですが、夏妃によると朱志香の結婚相手が当主になるらしいです。それなりの家柄が必要だったりと色々なしがらみが今から纏わりついてるはずです。自由恋愛はまずありえないかと。

 考えてみると、朱志香の結婚に対する親族からの制限ってのは譲治よりもはるかにキツイでしょう。朱志香の結婚は直接的に右代宮家の当主選定ってことになるので、本人だけの問題にはなりえない。絵羽だって当然口出ししてくるはずです。
 もちろん嘉音と結婚するなんてのは、普通に考えればありえないでしょうね。譲治みたいに調子に乗って、駆け落ちけ宣言なんかやってみた日には……他の継承権保持者に役目を押し付けることになります。それは十字架の放棄と同義。
 だから朱志香に右代宮家という十字架を投げ出さない覚悟がある限り、恋愛に関しては譲治よりも難しい。
 このあたりは、残りのEPで触れられると思います。否応なくね。

 こういう観点で見ていくと、EP6の譲治の駆け落ちの覚悟がお気楽に思えてきますね。朱志香はそんなことさえできないのに。「譲治兄貴は気楽でいいなぁ」とか思ってたのかもしれません。あ?……ありそう。
 譲治と朱志香では、右代宮家当主という十字架の有無という明確な違いがある。これは大きい。EP7以降の中核的なテーマになってくるかもしれません。
 こりゃベアトリーチェの一匹や二匹は宿りそうだわ。

 うーん、朱志香のキャラクターってこういう感じなのかな。
 ……あぁ、紗音はそんな朱志香を側で見てきたのか。そりゃ自分だけお気楽にはなれないわなぁ。ふーん……

戦人に忘れられてる紗音


戦人「紗音? しゃのん。あぁぁあああぁ…。思い出したぜ、そんな子もいたな!」
 ……これである。EP6からすれば、報われないというかキッツイですね。気を持たせておいて、忘れるなんて! よくあるギャルゲ主人公的な設定。
 とはいえ紗音も大概タフですけどね……

紗音と嘉音の関係


 紗音が郷田に給仕を押し付けられ、夏妃に叱られたりして恥をかくシーンの後、廊下で嘉音と紗音が二人で話してるシーンがあります。
 このシーンは、今「嘉音幻想説」を前提で考えると「紗音・嘉音の脳内会議」として処理することになります。こういうシーンは今後も何度も出てきます。脳内会議しまくりです。嘉音の神出鬼没な設定やステルス機能はこあたりにも影響してきますね。

 あと、嘉音のおなじみの台詞もここ。
嘉音「奥様も絵羽さまも地獄へ堕ちろ。……でも、それより卑劣なのはあいつだ」
 これを見て私はEP1一周目の頃、二人の関係についてこんなことを考えてました。
紗音はストレスを溜め込む。そして紗音が溜め込むと嘉音に火が点く。二人して「爆弾」のよう(参考:【うみねこ】[第一話プレイメモ][時系列] 10月4日 10:30? ? お茶? - 雛見沢研究メモ(仮)
 これを今の感覚で、一人の人間の脳内会議として見るとどうなるか。
 「紗音が理性担当・嘉音が激情担当」あるいは「紗音が天使・嘉音が悪魔」の役割で、漫画的な脳内会議の図が容易に浮かんできます。ある意味納得。
 「一人の人間の精神の二つの側面」としての役割分担がちゃんとできてるんですよね。なるほどな?と。

 あ、私は多重人格ネタ否定派なのでそこんとこは要注意です。この脳内会議が多重人格なら、他の脳内キャラ持ちが全員多重人格になりかねないですからね。

源次には嘉音が見えてないこともある?


 【うみねこ】 EP1の3周目:1日目? 「犯人権限」を活用したEP1の解法(暫定版) - 雛見沢研究メモ(仮)で書いた、源次に嘉音が見えてないように思えるシーンについて。
源次「そこで何をしている。紗音、早く厨房に戻りなさい」
?
紗音「……はい。失礼します」
 面倒なので全部は書き出しませんが、この間嘉音も喋っているにも関わらず、源次は嘉音と一度も直接会話してません。
 この直前まで紗音が嘉音と脳内会議をしていただけなので、この場では源次に嘉音は見えてない……という意味なのかなとここで考えたんです。

 もちろん源次に嘉音が見えていても構わないんですが、ただそういう示唆があるように感じたというだけです。こういう構図は今後何度も出てきそうです。

妄想の中の魔女


朱志香「祖父さまの妄想の中の魔女だよ。この絵を掲げた頃から現実と幻想の区別が付かなくなり始めた。?」
 ベアトリーチェは金蔵のゲロカス妄想だ!というような発言。よくわかってんじゃない朱志香は。

時間に正確な金蔵


戦人:?俺の記憶の中の祖父さまは、こうして会食などがある時には必ず時間通りに現れたものだ。全員が揃ってなお待たせるほど遅刻するなどということはありえない人だったはず。
 これが多分本当の金蔵なんでしょうね。戦人が違和感を持ってるってことは、金蔵死亡を知らない親族たちはほとんどが同じ違和感を持ってそうです。
 一応これも、金蔵死亡を示唆するヒントの一つですね。

金蔵死亡隠蔽の共謀者たち


蔵臼「親父はすでに死んでいる。ここにいるのは、親父だったものの幻さ。いずれにせよ、本人にここを出る意思がない以上、どうにもならんね」
 蔵臼、源次、南條、嘉音・紗音までは「金蔵死亡隠蔽」で共謀してると考えるのが妥当だと思います。
 あと六軒島常駐組みで加担してるかどうか分からないのは、熊沢・夏妃・朱志香・郷田です。
 このうち夏妃に関しては、一人称視点で“金蔵死亡を知らない”ととれる思考を垂れ流してるので、どうやら加担してなさそう。

 EP5では夏妃主導のこの陰謀ですが……EP1では蔵臼主導・夏妃抜きで行われてる雰囲気。それでも充分に話は通るので、特に問題はないと思います。
 あとこのあたりのシーンの蔵臼の台詞は、EP4までやった後だと明らかに金蔵死亡を示唆してるなーと分かります。EP5のようにベルンに「ガシャーン」としてもらえば、金蔵のいない書斎の前でくっちゃべってる蔵臼たちの図になるはず。

黄金伝説について


戦人:祖父さまは右代宮家に残された全財産と自分の頭髪から足の爪まで丸ごと担保に入れるような状態で巨額の借金をし、莫大な資本金を築くと、すぐに事業を興した。
 これが黄金伝説の謎の答えそのままなんじゃないですかね?
 ベアトリーチェから黄金を得てそれを担保にして?というのが黄金伝説です。でもそんなことしなくても資金を得たという認識が戦人にはあるし、こっちが一般的な解釈なんじゃないかと。

 インゴットや証言を使った「魔法」で資金を得るまでもなく、金蔵は自力で資金を得ていた。そして成功した後で、黄金伝説を後付けででっちあげ、インゴットを作った。そうやって「ベアトリーチェの物語」をひとつ生み出した。これでいいんじゃないかと。
 ……なんでそんなことをしたのかは分からないけど。

EP4は、金蔵死亡隠蔽側から裏切り者が出てる?


 EP1の絵羽たちはあくまで蔵臼の資産横領を疑う攻め方。これがEP4になると確か、金蔵の死亡が前提になってる。全然話が違うんですよね。霧江主導で「金蔵は実は死んでるんだろ?アァン?」って感じで追い詰めていきます。

 これはやっぱり、EP4では金蔵の死亡を隠してる側から情報漏洩があったと考えた方が、ストーリーとしては分かりやすそうです。蔵臼や夏妃が自分でってのは考えづらいので、他の使用人たちの誰かがやったってのがよさそう。別に誰でもいいです。
 

日本人名をベアトリーチェに?


譲治「このベアトリーチェって名前も、日本人名を無理やり洋風にアレンジしたものなのかもしれないよ」
 こんな記述あったんですね。調べてみると昔から色々言われてるみたいですが……
 やっぱり最初に思い浮かぶのは、「熊沢チヨ」の名前ですよね。「熊=ベア」と「チヨ=チェ」という語感だけですけども。つまり「ベア○○○チェ」ってわけです。
 ……もし「熊取チエ」って名前のヤツがいたら、完璧なんですけどね(笑
 一度も名前が出てない金蔵の妻の名前が「熊取チエ」だったりしないかな?

 ワルギリア=熊沢が金蔵の昔の愛人だったとかでも別に驚きませんね。
 嘉音(=紗音)が朱志香に惚れられるってパターンがありうるぐらいだし……ワルギリア(もしくはベアト)みたいな姿に変装した熊沢に、金蔵が一目ぼれしてしまったみたいなエピソードがあったって、今更なんだってんだ。……やっぱりシンデレラっぽいストーリー。

大怪我した使用人


紗音「私が勤めを始める直前に、階段を転がり落ちて腰に大怪我をして辞めた方は?」
 例の大怪我した使用人、私はてっきりここ数年のことだと思い込んでたんですけど、どうも10年以上前のことみたいですね。
 こりゃちょっといわくありげ。例えば、この大怪我した使用人が嘉音って名前だったりして。

 紗音がうっかりこの嘉音を階段から突き落としてしまい、辞めたんじゃなくて死なせてしまった。だからその死を隠すために、一時的に紗音が嘉音という使用人を演じたことがあったりして……それが今いる嘉音の原型だとか。……ありそうな気がしてきた。
 「嘉音幻想説」のネックの一つである「なんで紗音がそんなわけわかんねぇ変態的な奇行に及んだのか」という大問題に踏み込めるし、悪くないネ。
 スイーツ(笑)で変態で……って歪みねぇな。

真里亞のお守りに関する設定


 「物語の融合」ネタで考えると、ベアトリーチェや魔法に絡んだ「設定」は見逃せないポイント。
紗音「?他の使用人の子から聞いたことがあります。サソリって、魔術では魔除けのシンボルとして描かれることもあるんだとか」
?
真里亞「サソリは悪い魔法や災厄から守ってくれる。そしてエメラルドは心に平和をもたらしてくれる。だから二重で効果がある!」
?
真里亞「心に平穏が欲しい時は腕に付ける。お財布に入れるとお金が減らなくなる! ドアノブに掛けておくと悪いモノが入ってこられなくなる! 便利なお守り!」
 紗音が変に魔法系の知識を持ってるのは「紗音=ベアトリーチェの物語の一部」として考えれば特に突っ込むこともないです。真里亞の師匠も同然です。

 ここで一番見逃せないのは「ドアノブに掛けると悪いものが入って来れない」という設定ですね。何者かが夏妃の部屋のドアに塗料をベタベタ塗って「入ろうとしたけど入れなかった」というようなアピールがされてるのがEP1です。
 この演出を「人間」の手でやるためには、サソリのお守りについて真里亞と共通認識を持っていたり、何らかの形で夏妃の部屋のドアノブにお守りが掛かっていたことを知る必要もあるはず。
◆条件?:サソリのお守りがドアノブに掛かっていると悪い物が入れないという話を知っている
→この海岸のシーンで真里亞に聞いた
→何らかの理由で、真里亞と同じ知識を持っている

◆条件?:夏妃の部屋のドアノブ(内側)にサソリのお守りが掛かっているのを知っている
→朱志香が夏妃にお守りを渡すシーンを見ている。もしくは夏妃か朱志香自身である
→一旦夏妃の部屋の中に入って、ドアノブにお守りが掛かっているのを確認する
 一番分かりやすいのは、朱志香か夏妃である場合です。設定も聞いてるし、お守りの所在も知ってる。だから簡単に実行できる。
 次に分かりやすいのは海岸にいた子供たち全員です。設定を聞いてる以上、夏妃の部屋に一度入るか、夏妃への受け渡しシーンを見てるかすれば可能です。
 あとは誰でも一緒なのでどうでもいいです。

金蔵の悪戯と魔法陣

 
 EP6の記述で、金蔵が使用人を使って何らかの悪戯をしていたらしいというのが分かります。
EP6:嘉音:金蔵に直接仕えることを許された名誉と、厳しさ。
?
信じられないくらい子供っぽい顔を見せて、おかしな悪戯の片棒を頼んできたりするのだ。
 この「悪戯」というのが、小冊子(参考:マスカレイド配布小冊子 : うみねこのなく頃に まとめWiki)で書かれている郷田に対するキッチンの悪戯を含んでいるだろうということは、あまりにも容易に想像できます。そして、その悪戯には謎の塗料による「魔法陣」を書くことも含まれている。
 このことから、EP6の記述とEP1から繰り返される謎の塗料による演出のすべてが結び付いてしまう。

 つまり、謎の塗料を使った魔法陣などの演出はすべて金蔵に親しい使用人の仕業であると考えるのが最も分かりやすい。その使用人たちとは、源次・紗音・嘉音の三人。

 そしてこの使用人たちの中で、前述の夏妃のドアに手形を付けられる条件に分かりやすく当てはまっているのは、海岸にて直接真里亞に「設定」を聞いている「紗音(=嘉音)」だけ。だから彼女の関与が最も濃いということに必然的になってしまいます。
 今回の再プレイで書いた【うみねこ】 EP1の3周目:1日目? 「犯人権限」を活用したEP1の解法(暫定版) - 雛見沢研究メモ(仮)で、紗音を主犯にしたり、夏妃の部屋のくだりで一旦中に入ったことにしたりしてるのは、このあたりのすべてを加味してのことです。
 一応色々考えてるんですよ?というアピール(笑

 む、意外に長くなってしまった……一旦区切ろう。

関連記事


このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/03/06 19:01 ] [ 編集 ]
コメントの投稿










管理者にだけ表示を許可する
バナー
サイト内検索


bare
はてなブックマーク数

カテゴリー

【配布物】
[うみねこ辞書用テキスト配布]
[ひぐらし辞書用テキスト配布]
ネタバレバナー ver.2.1

このサイトについて
ブログパーツ



  • ブログSEO対策 : track word 
  • SEO 
  •  
  •  
  •