雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:15】[ネタバレ] 婚礼 

 ヱリカの上をいくということ。ベアトリーチェの心臓。バトラ・ベアトリーチェ。
 男なんだか、女なんだか、なんなんだか。

大聖堂:婚礼前


 ロノウェ・ワルギリア・ガァプたちがベアトや戦人のことについて話し合っている。どうやって密室を脱出させるか? そこへドラノールたちがやってきて、現場の再構築から議論を始める。

隣部屋といとこ部屋の窓


ガァプ「?窓からこの密室は破れるわ」
 このあたりの場面ではしきりに「ゲストハウスの窓」について議論がされます。最初にヱリカがガムテープで封印した後、窓の封印が破られているかどうかは赤字で確定されていない。

 私は全然このあたりには気付かなかったと言うか、無視しちゃってましたね。最初から全く無関係な形でゲストハウスの問題をクリアしようとしてたからです。
 このあたりは戦人が密室に閉じ込められた直後に書いた【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:補足02】 客室を出よう! - 雛見沢研究メモ(仮)と、EP6クリア後に総合的な情報でもって書きなおした【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:補足03】 客室を出よう!(クリア後・暫定ver.) - 雛見沢研究メモ(仮)と、この二つを参照のこと。
 赤字関連文の時間的定義の問題から抜けるか、もしくはゲストハウスが封印される前に全てを終えるか。別にどっちでもいいです。

ヱリカの上をいく、ということ


 いとこ部屋の窓の封印は保証された?が、隣部屋はまだ確定しない。
 ここでドラノールが役所仕事的なことを言い出して、隣部屋の窓に関する青字を禁止してしまう。後で分かるが、ヱリカの指示だったらしい。
ガート「(赤字)ロジックエラー時に隣部屋の窓の封印が暴かれていたことを理由とする青き真実の使用を禁じるものと知り給え」
 これはおそらく、戦人の客室のクローゼットと同じで、特定のロジックに相手を追い込むためのトラップだろうと想像はつきます。
 戦人側がトリックの差し替えをする時にあえて隙を作っておくことで、ヱリカ側で把握しやすいロジックを使わせ、手のひらの上で踊らせようというハラなんでしょう。たぶん。

 上で挙げた客室脱出に関する私の考察でも何度か書いた気がしますが、ヱリカが用意してる“隙”を使っても駄目です。「遡り手」で封じられるか、その他の方法で暴かれてしまいます。
 例えば「戦人の客室のクローゼットに戦人以外が隠れている」という手品のトリックを考えたとしても、これはヱリカがクローゼットの中を目視しない間にしか使えないその場しのぎの「悪手」です。

 もしヱリカがクローゼットを開いてしまえば、そこに誰かがいなければならない。誰かがいれば、それが魔法ではなく手品だということがバレてしまい、戦人側はダメージを負うことになります。
 なのでクローゼットともゲストハウスの窓とも実質無関係なトリックでもってこの問題を抜けるのが、前提条件というか最低条件だと思います。
 あとはゼパルたちのヒントも考慮して「複数のキャラを1人として考える」ところでどうにかする。

ウサギ楽団


ガァプ「ちょっと、離しなさいよウサギ楽団ッ!!」
 EP3で示唆されたシエスタ=真里亞の陶器製のウサギの楽団という部分が改めて示唆される。

ベアトリーチェの心臓


フェザ「私も、隣部屋の窓がまだ開いていることは気付いていた」
 私は全然気付いてませんでした。正直ここで「思いつかなくて悔ちい!」ってなりましたよ。考えもしませんでしたからねぇ。

縁寿「?隣部屋の窓とまったく無関係な、他の答えがあるってこと……?」
 私もそう思います。で、そういう答えを作りました。

フェザ「?二度と使えぬ手だ。そしてそれは、ベアトの心臓の一部でもある」
?
縁寿「この物語の、最大の謎の一つってこと…?」
 「二度と使えない」ってのが気になりますね。ヱリカが気付かない限り何度でも使えそうですが……使えば気付かれるってことかな。
 それはおいといて、大事なのは「ベアトの心臓の一部」ってところですね。ここで使うべきトリックは、ベアトリーチェに関する何らかの謎に深く切り込むような内容だってことです。

 今回明かされたベアトリーチェの謎といえば……ベアトが複数の物語の融合体だってことです。つまり、もういい加減クドイですがこれ(【うみねこ】 ある物語の系譜 -受け継がれ変わり行く物語の物語- - 雛見沢研究メモ(仮))です。妹ベアトと姉ベアトを出し、特に姉ベアトの「キャラ設定」の部分に大きく触れられました。

 そこから出てくる「複数のキャラを1人として考える」というネタか、もしくはそれに類する「ベアトの心臓の一部」を使わないで今回の密室脱出トリックを作っても、それは作者が想定した答えにはならないでしょう。
 チーズの切り分け方でいえば、「1回」という答えを出すようなもの。出題者が想定してるのは「3回」という答えです。いくら「1回」だと答えても、それはただ論理的に正しいだけです。「問題文=赤字」だけを見て「他の文=白字」を見ずに考えても、それは物語の読み方として作者に望まれたものではない。

戦人とヱリカの婚礼


 ゼパルとフルフルを司会にして、戦人とヱリカの婚礼の式典が行われる。助けは来ず、指輪の交換も行われた。
 ここでEP6冒頭のシーンに繋がる。

戦人=嫁…戦人の中の「女性」


シエスタ45「?嫁じゃないです、婿ですっ」
シエスタ410「嫁であってるにぇ」
 戦人の中に「女性」の要素が混ざってることは序盤から指摘してることです。そしてここでも、シエスタ410によって戦人=嫁=女性という示唆がある。

 冒頭部にあった「戦人を複数形で呼ぶベルン」それから「謎の密室の中で女性のような言葉を使う戦人」そしてこの「シエスタ410が戦人を嫁と呼ぶこと」……この後もまだあります。
(参考:【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:01】[ネタバレ] 冒頭部 - 雛見沢研究メモ(仮)

やっぱり密室脱出トリックに気付いているラムダ


ベルン「あんたはきっともう気付いてるんだわ。あるんでしょ、戦人を救うトリックが」
ラムダ「あるわ。でも、難しいわ」
ベルン「その手を使うと、ベアトの心臓の一端が晒される?」
 妹ベアトに対して絶対にトリックを思いつくと保証していたラムダ。やはり、既に抜けるトリックには気付いてます。
 そしてそのトリックは、ベアトの心臓の一部。

 そして、全ての真実・真相を知ってゲームマスターになっている戦人が、ベアトの心臓が何なのかを知らないわけがない。……だから戦人もラムダと同じく密室脱出トリックに気付いていても全くおかしくない。……やっぱり今戦人が密室に閉じ込められてるのは、茶番だと考えるのが妥当ですね。「ベアトの心臓をトリックとして応用できない」というのはもうさすがに考えにくい。自力で真相にたどり着いたのが今の戦人のはずなので……
 これに付随してくる疑問点は、全てこれを前提にして解消すべき問題ってことですね。戦人が迫真の演技すぎるだろ?とか。

指輪の8本のトゲ


その輪の内側には、?するどい棘が、内側に向かって8本も生えていた。
 ここはあんまり気にしなくていいところですが、「8」というのがちょっと気になったので。「8本のトゲ」……「8つの咎(とが)」……「8つの大罪」? 「8つの罪によって永遠に縛られる煉獄(プルガトリオ)か地獄(インフェルノ)」

 「大罪」といえば普通は「7つ」ですが、「うみねこ」では「八つ目の大罪」として碑文第三の晩の「不和」(もしくは不和のタネをまくこと)が設定されているのではないかという解釈を以前やったことがあるので、「8」という数字に少しひっかかったんですね。
(参考:【うみねこ】 EP2の2周目 完了? -八つ目の大罪etc.- - 雛見沢研究メモ(仮)

 「うみねこ」は神曲との対応が多いのは周知のとおり。ここに煉獄(地獄でもいいけど)の中でこの7つの、もしくは8つの大罪を清めて天国に至るという構図があって、さらにこのヱリカとの結婚は「地獄」として表現されている。
 「地獄」へと戦人を縛り付ける指輪に「8つのトゲ」がある。抜け出すためには「8つのトゲ」を抜かなければならない。となればやはり、「八つの大罪」(七つ+「不和」)を示しているのかな?と考えてしまうところ。
 「不和」は「ひぐらし」でも羽入にかぶせられた罪として登場してるもので、竜騎士07作品とは縁が深いものでもあります。

戦人の女性要素をさらに強調する描写


ヱリカ「力を抜いて下さい。一気に奥まで、入れちゃいますから。?抵抗しない方が痛くないですよ? ほら、ぬめって入るようになった……」
戦人?「ぃや、ぁ、……あッ?」
?
戦人?「ぃ……ぃゃ……ゃ……めて……」
 うん、まぁあえて説明するまでもないですが、戦人の“喘ぎ”が女性っぽくなってるのと同時に、ヱリカの言葉が明らかにチ○コを無理矢理に○の口に食べさせるような描写になってます。チ○コおいしよね。バレンタインにもらいました?
 これは明らかにヱリカ=男性、戦人=女性を強調する場面で、戦人=女性を決定的に印象付けようとしてますね。
 
 ここで「戦人って実は女だったの!?」は短絡的すぎます。最初にベルンが戦人を複数形で呼んだ時に「戦人もまた複数の物語の融合体ではないか」と考えました。ただその通りだっただけだと思います。
 ここで入っている女性要素はどこからきたのか。今までのEPでは全く垣間見えなかった「女性」の要素です。EP5と6の違いは、戦人がゲームマスターであり領主であること。
 少し思い出してください。EP3でエヴァが碑文を解いた時、ベアトリーチェの称号を継承しましたよね。ならなぜ、戦人は継承していないのか。いやいや、してなきゃおかしいんですよ。書いてないだけで。
 だから本当は、「バトラ・ベアトリーチェ」なんです。ちょっと気持ち悪いからあえて書いてなかっただけで、最初から分かってた事です。

 戦人の中の女性要素は、つまりベアトリーチェです。妹ベアト・姉ベアトに続く、第三のベアトリーチェってとこですかね。
 戦人は領主になった時に、「ベアトリーチェの物語の一部」と融合した。だから女性要素が混ざってる。「魔女」の伝説と、男である戦人を無理矢理融合すると、男なんだか女なんだか分からないヘンチクリンな存在になる。まるでゼパルとフルフルみたいに。
 これもまた「物語の融合による歪み」です。EP6では熊沢がヱリカにベアトリーチェの設定について色々突っ込まれてました。違う存在を融合すれば、どこかに歪みが出てくる。
(参考:【うみねこ】 EP3の2周目 10月4日深夜まで -物語の融合による歪み・九羽鳥庵の少女etc.- - 雛見沢研究メモ(仮)

 この戦人の設定の歪みに触れてしまえば、「複数の物語の融合体」であるというベアトリーチェの心臓の一部がさらけ出されてしまう。だからスルーされてる。
 でも、ベルンやシエスタ410あたりは気付いてるんですね。
 そんだけのことだと思いますよ。

 つづく
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