雛見沢研究メモ
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【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:09】[ネタバレ] 二日目00:1?分?ヱリカ現場検証 

 本編は、戦人がガッチリと閉じ込められてしまうあたりまでプレイしました。
 このまま続けると作中で答えが出ちゃいそうなので、とりあえず自分で考えてみることに。脱出に関する案は一応ないこともないです。

 八城の考える「愛」ってなんじゃろな。

00:1?分?


楼座が背負っている借金


 親族会議が一端休憩で、客間で休んでいる楼座。

EP1:蔵臼「楼座は? 連帯保証人は、気安く引き受けるものではないと思うがね」
 楼座が連帯保証人として背負っている借金。これは楼座が現在付き合ってる男のものだろうと勝手に思ってたんですが、どうやら違っていて、真里亞の父親のものらしいですね。

EP6:楼座:借金を無事に返済できたら、彼は連絡をくれるのだろうか。
?あなたは真里亞の父親なのよ……?
 真里亞の父親は行方不明で、海外に行ったらしいが転居先にも連絡はとれない。真里亞に一度も会ったことはないらしく、借金だけが残っている状態。楼座が連帯保証人になったのは、男を応援するためだったというが……
 とにかく楼座が背負っている借金は、今日明日のものではないですね。
 普通に考えると、楼座は騙されてるとしか思えません。でも楼座は男を疑いながらも一応信じている。そしてちゃんと借金を返済しようとしてる。なんとも健気です。……いい方に転べばいいですね。
 
 一つ気になるのは、なぜ今頃になって、急に楼座が借金を急いで返す気になったか。返済期限か何かあるんだろうか。……わかんないですね。

 そこへブローチの試練で嘉音がきて、楼座を殺す。それで完了のはずが、真里亞に目撃される。そして殺された楼座を見た真里亞は嘉音に攻撃。さらにさくたろうの外交官特権で、嘉音は真里亞を標的にできず不利に。
 嘉音が打つ手なしかと思われた時、紗音が乱入。おなじみのバリアを展開しこれを拡大することで、壁とバリアに挟まれた真里亞を圧殺。これにより嘉音と紗音が試練クリア。試練未クリアはベアトリーチェのみとなった。

夏妃の霊鏡の設定


 蔵臼に親族会議を追い出され、自室にいる夏妃。
 そこに妹ベアトが試練のためにやってきて、夏妃を殺そうとする。
 ところが夏妃が偶然(?)取り出していた霊鏡に反応し、妹ベアトが苦しむ。

夏妃「?お前が邪な魔女だからですっ。霊験あらたかなるこの霊鏡は、邪悪な存在の全てを退けるのです…!」
 という設定が、夏妃の霊鏡にはあるらしい。機能する条件は対象が「邪悪」であることだけなので、つまり今の妹ベアトは「邪悪」であるということになる。
 もし妹ベアトが夏妃を殺そうとしてなければ「邪悪」ではないかもしれないが、少なくとも今はどう贔屓目に見ても邪悪だ。
(参考:【うみねこ】 EP3の2周目完了 -人の世の罪・邪悪な魔女の役割etc.- - 雛見沢研究メモ(仮) ・ 【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:補足01】色々適当に思いつき - 雛見沢研究メモ(仮)

 ベアトが苦戦しているところに戦人がルシファーを使って手助けし、ベアトが夏妃にトドメをさす。
 ナンダソリャな展開。

戦人の手助けはアリかナシか…二人で一人


ゼパル「?確かに試練は、誰の助けも借りずに成し遂げなくてはならない!」
フルフル「?ひょっとしたらそれには例外があるんじゃないかしら?!」
二人「「愛する二人は、互いで一人だもの! これは手助けじゃない!」」
 というのが二人の悪魔の理屈である。つまり戦人の手助けはアリらしい。

 でも「二人で一人」というのは考えようによっては酷すぎるような気がしますね。もしこれがゲーム盤全体に適応されれば、例えば譲治と紗音は「一人」としてカウントできるようになるかもしれない。そして極論、“全員が愛し合えば、全員で一人”なんて状況にもなりかねない。島の人数に関する赤字は実質無意味に。……酷いといえば酷いが、実際のところ「赤字」というのはそんなものだというのが私の認識である。

 もう一つ、この「二人で一人」というのは別の角度から解釈できます。それは「二人のうち片方が幻想であるなら、元々一人である」という意味だと捉えること。どっちかというとこの場面では、こちらを示唆しているんじゃないかと思います。
 ベアトが幻想であるように紗音と嘉音もゲロカス妄想である。ならば、実質的な人数は譲治・朱志香・戦人の3人しかいないと言えるかもしれません。

この試練は戦人の用意したものでは……ない?


戦人「ゼパルとフルフルに聞いた。おかしなゲームが始まっているようだな」
?
「?そういう無軌道で何を始めるかわからないところも、実にお前らしい」
 というわけで、メタ戦人が用意したシナリオとは違うっぽいんですよね。演技なのかなんなのか、微妙なところです。
 旧ベアトのゲーム盤でも彼女にとって予想外の展開になることがあったように思えるので、こういうのはアリなのかな。例えばエヴァの当主継承とか、ベアトにとっては予想外だったんじゃないかと。

 では、戦人が作っていたはずの第6のゲーム盤は、どんなものだったんでしょうね。殺人の順番とかトリックとか、そういうところまで細かく作ってあったんじゃないかと思うんですけど。それは破棄しちゃうってことになるんでしょうか。このあたりが謎なところです。

 ただし、ブローチの試練は碑文の魔法の別解釈に過ぎないと思うので、やることは一緒なんでしょう。「ゲーム盤上の現象は固定で、魔法的な説明がブローチの試練に差し替えられる」ってことでも通じそうです。
 ……本来は、全部ベアトを使った魔法描写で事件を装飾する予定だったとかなんですかねぇ? 今はもうわかんないですが。

 ここで6人が1人ずつ殺して、第一の晩の生贄6人と同じ数になった。全員が試練を通過したことに。

八城が書いた物語……第一の晩との対応


 八城・縁寿・天草がいるシーンに切り替わり、ここまでの流れが八城の小説だったような説明が。
八城「ここまでの物語は、如何ですか」
 とりあえず、これは置いといて。

 碑文の儀式とブローチの試練の対応について、八城は
八城「愛し合う恋人たちの数が、たまたま6人だっただけのこと」
「それが第一の晩とうまく合致したのは、偶然半分、様式美半分。その方が運命的で面白い」
 と言ってます。でもどう考えてもわざとですね。

 ここから言えるのは、八城が考えるメッセージボトルから得られた「真実」というものは、碑文の儀式さえ差し替え可能であるということ。今までは碑文の儀式が外せない存在だったんですが、EP6になって別のものでもかまわないことになりました。ただ、碑文の儀式とブローチの試練の内容に、共通点は多いです。

 そしてここから私が受け取るメッセージはこう。
 「辻褄さえあえば過程はどう描いてもいい」ということ。はっきり言えば、碑文の儀式である必要も、ブローチの試練である必要もないんじゃないかってことですね。最後に全員死ぬ(ないし特定キャラだけ生存する)という結果・辻褄さえ合えば、どう死んでも構わないんじゃないかと、やっぱり思うわけです。
 こんなことはもう、大体の人はなんとなく分かっていることでしかないけれど、それを八城が自分の至った「真実」として提示している……というだけの話なんじゃないかと考えています。

 赤字やゲーム盤の事件を読み解けば全EP共通の真犯人が出てくるというのは、多分もう無いと思います。
 というのも、ここからしばらく読んでいくと、戦人が「ゲーム盤のゲームマスター」が何をやってるのかを実演してくれるんですよ。これを見てる限り、赤字は「各EP毎のゲーム盤の設定に言及する」だけで、「実際の六軒島であの時何があったか」を如実に反映した内容であるとはとても思えません。犯人を当てること自体には大した意味のない、単なるクイズでしかないような感じです。
 大事なのは別の部分じゃないかなと。

八城「愛だよ愛、わっかんねーかなおめぇ、馬鹿じゃねえの?」


縁寿「?これだけの文章量を割いて、さんざん、愛だの試練だの語ってる。つまりこれが、この物語のテーマであり、キーワードだってことになるわ」
?
八城「?それこそが、私が語りたいこと。そして、私なりの“答え”なのです」
?
縁寿「私はあんたの恋愛小説を読みに、ここまで来たんじゃないわ。私が知りたいのは、あんたが至ったと自称する、真実よ」
?
八城「愚かなるかな、人の子よ。これだけ文章を割いて、まだ伝わらないというのですか」
 思いっきり縁寿を小バカにしている八城さんです。
 「愛」がテーマだという話については、「愛」とだけいわれてもなんのことやら分かりません。八城が何をもって「愛」としているのかという問題、八城の解釈は作品を通じて考える必要がありそうです。
 縁寿を馬鹿にするぐらいなので、今まで出た情報で「もう分かるはずだ」ってことなんでしょうね。

縁寿「私なりの見方は、すでにしている。でもそれじゃ、片目で見ているに過ぎない。私と異なる見方も受け入れ、視点を増やさなければ、真実を立体視は出来ない。それが、私の解釈する、“愛がなければ視えない”だ。
 これは縁寿の解釈。たぶん、愛があるから偏った視方をせず、多数の視点を考慮してより客観的に考えてみようってことなんでしょう。
 この場合の「愛」は、対象の真実を真摯に見定めようとする気持ちのことですかね?……

縁寿:?ベアトリーチェが残した2本のメッセージボトルで真実がわからず、さらにその後、ヒントの物語を重ねられているわけだ。
 これは私も八城が出てきたときに考えたことでした。八城の言動から考えるに、EP1?2で充分で、3からは蛇足だといってるように思えます。
(参考:【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:02】[ネタバレ] 縁寿のありえない記憶?ゲーム開始前 - 雛見沢研究メモ(仮)

八城のいう「愛」ってなんじゃろね


 んで、「八城が考える愛」とはどんなものかって話ですね。一応、私の考えはあるので説明してみます。
 八城にとっての「愛」とは、「相手を楽しませようとする気持ち」だと思います。小説を書くなら、読者(相手)を楽しませようとする(愛する)ことで、作品は面白くなる。面白い作品には愛が宿っている。

 それは、カップと飴玉の魔法と一緒です。六軒島はカップの中。そこから飴玉が出てくるという「結果」だけ辻褄があえば、過程はどう装飾してもかまわない。手品でもいいし、魔法でもいい。でもその魔法は、飴玉を受け取る相手のことを思って、楽しませようとして生まれたものです。飴玉の魔法における「愛」とはやはり、「相手を楽しませようとする気持ち」なんじゃないか。
 
 ここでEP1を振り返りましょう。あれは、よくあるミステリ的な「手品」で辻褄を合わせたもの。これはこれで面白みのある装飾になったし、そういうものを期待した人は楽しめたかもしれない。
 EP2は、真里亞あたりが好みそうな「魔法」で辻褄を合わせたものだった。これはこれで、面白いと思う人もいるだろう。どちらにせよ、「相手を楽しませようとする気持ち」が見て取れる……と私は感じます。

 「辻褄」というのは、六軒島の事前状況・基本的な舞台設定と“結果”だけ。つまり18人ほど島にいたこと、全滅した(絵羽だけ残った)こと、死体がまともに残っていないことぐらいである。それ以外は「うみねこ」においては具体的な提示がない。
 たったそれだけの辻褄のために、なんであそこまでゴチャゴチャした事件が各EPで描かれてるのか。……それはただのケレン味・面白みのためである。
 だから別に六軒島で実際に起こったことが、ゲーム開始時に爆発で全員がブッ飛んでいたというものであっても、問題は発生しないんだと思うわけです。ただそれではつまらないからそう描かれない。そこには愛がない。

 八城が自身の「愛」を表現するなら、それは「六軒島の事件に関して実際に分かっていることと辻褄の合う、面白い物語を書くことだ」といえます。それが、八城の読者に対する愛情表現だということになるんでしょうねぇ。たぶん。
 そんな風に考えれば、やはり八城が実在の人間だとしても、「実際に六軒島であの時何があったか」は知らないと思います。知ってるのは、ウィッチハンターたちが知りうるような基本的な情報と結果だけ。あるいは、現時点で「うみねこ」ユーザーが知りうる情報だけでしょう。

 私のように“愛がない”人間が「うみねこ」の二次創作的なストーリーを書くと、多分こんな風になっちゃう……【うみねこ】[EP4考察] ゲーム開始時全員死亡仮説 -必殺ちゃぶ台返し- - 雛見沢研究メモ(仮)……ただゲーム開始時に全員ブっとんで死んでいただけという、つまらないくだらない、馬鹿馬鹿しくてみすぼらしいオチですわ。そんなものに「愛」はないってのが八城の言い分なんでしょうヨ。

第一の晩の事件発覚


探偵宣言を出さない


ラムダ「?つまり今回、わざと探偵宣言を出さないことで、わざと不利に戦い、それでも勝って見せちゃって、前回の負けを、帳消しどころか大逆転にしようって魂胆ね?」
 ということらしい。ヱリカは探偵宣言を出さずに戦うんだとか。しかし、そもそも探偵宣言や探偵権限、あるいは「探偵」という役割についてよくわからないので、どういうことなのか今ひとつピンとこない私である。

 探偵宣言しなくても「探偵」ではあるということだろうか? もし「探偵」でさえなければ、ゲーム盤のヱリカが殺される可能性もあると思うのだが……? ヱリカが殺されれば、妙な小細工もできなくなるはずである。
 私なら、ヱリカが探偵宣言をしないと言った瞬間に、ゲーム盤のヱリカ殺すのは絶対条件だと考えるでしょうね。ガムテープに小細工する必要なんかない。ヱリカを殺せば、ヱリカは動けない。……探偵ですらない、ただの一般駒を殺せない理由がどこに? 
 ……あー、今回戦人が用意したのは、ヱリカに見せるための狂言殺人劇だから……ヱリカが殺されるはずもないのか……

 一応、探偵権限ってどんなものだったかを書いてみます。抜けもあるかも。
◆探偵権限
?全ての現場を検証できる
?集会を開催できる
?視覚・聴覚情報が常に正確な情報として扱われる
?他の駒は探偵の行動を妨害できない
?全ての手掛かりを発見可能。見逃しは無い
 うーん。いまいち分かりにくい。

 気を取り直して次の展開へ。
 ゲストハウスのヱリカの部屋に、朱志香と譲治がたずねてくる。戦人と真里亞が行方不明らしい。
 ヱリカは二人に使用人共々ゲストハウスから動かないようにと指示を出し、自分は屋敷へ向かう。

 屋敷に入ると客間から慌てた郷田が出てくる。また、留弗夫や蔵臼が騒ぐ声が聞こえる。
 真里亞と楼座が客間で死んでいるなど、第一の晩の事件が発覚した。6人目は客室。チェーンを切断して入ると、戦人が死んでいる。
蔵臼「霧江さんのいた私の書斎、夏妃の自室、絵羽の貴賓室、楼座親子の客間。そして、この戦人くんの客室。全てが、密室ということではないか」
 ……めっちゃ説明台詞である。

ゲームを成立させるための条件


ヱリカ「?即ち、魔法以外で成し得なければならない殺人というわけです。だって、本当に魔法でしか出来なかったら、それってゲームが成立しませんから」
 これはただの再確認ですね。EP2でゲームがどうたらと言ってた頃から、大体みんな分かってたようなことのはず。ただただ、正解が用意されてないクイズじゃ話にならないというだけ。

縁寿の、ゲーム盤における魔法解釈


縁寿「私が、クラスメートたちを殺すことが出来たなら。いや、遂行できたなら。煉獄の七姉妹たちは、殺人を遂行できただろう。私に出来ることしか、遂行できない。?私が遂行したことを、“魔法”に、変える」
 これは私がいうところの「因果関係のすり替え」ってやつです。うまい具合にここで出てきてよかったです。何か起こってから、それを魔法だと解釈する。
 (参考:【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:06】[ネタバレ] 一日目夜10:59?輝くブローチ - 雛見沢研究メモ(仮)

縁寿「もっとも、あの教室には大勢の観測者がいたから、それは無理だったろう。真里亞お姉ちゃんたちの言うところの、反魔法の毒に焼かれる、ということだ」
 これはどうかなー。EP4で縁寿は須磨寺霞と手下相手に、結構な人数の前で「魔法」を使いましたよね。やりゃできんじゃん?
 
縁寿「このルールを見破られたら、魔女に勝ち目はなくなるわ。だから、それを見破られる前に、相手を屈服させなくちゃいけない」
 これは正しいんでしょうね。でも、相手も完璧ってわけじゃぁない。そうそう理屈どおりにはいかないでしょうよ。そうでないと、勝負にならないし? 
 屁理屈とハッタリの嵐で煙に巻くのだ。コレシカナイ。

ヱリカの初動捜査


大勢の犠牲者が出て、屋敷は未だ混乱を極めていた。
秀吉たちは、ゲストハウスの子供たちが心配だと、ゲストハウスへ向かったようだった。
蔵臼と留弗夫たちは、ホールで今後をどうするか話し合っている。
その混乱の一瞬の空白をついて、ヱリカは屋敷中を駆け回っていた。
殺人現場を確認するためである。
 私はもうちょい先まで読んでるので書いちゃいますけど……ここでヱリカは、犠牲者“役”が生きていたことを確認した上で、戦人以外を全員殺してます。……これはさすがに驚きました。まさかそんなことをするとは、思いませんでしたからねぇ。いやはや。やられました。

 それはともかく、後で出てくる「戦人の客室」の密室を抜けるトリックを考えるなら、このタイミングが私にとっては一番分かりやすい気がします。
 ヱリカが「遡り手」とか妙なことをいって、ガムテープで戦人の客室を封印して抜けられなくなっちゃうので、その前に抜けておいて「戦人がいた客室をこの時点でもぬけの殻にしておく」というのが、今私が思いつく中では一番マシなネタっぽいです。

 このネタを使う場合、ヱリカの初動捜査の時点で、戦人が発見時の客室にいたことを確定しえたかが焦点になります。しかしヱリカには探偵権限がないため、赤字がない限りそれを保証できないでしょう。つまりヱリカは「そもそも中に戦人がいない部屋をガムテで封印していい気になってるバカ」だという可能性があるということです。
 ここでいくつか赤字に抵触しますが、解釈の問題で適当に抜けられると思うので、細かいところは後で辻褄を合わせましょう。
 このネタが全然駄目でもアヤマラナイヨ。

ヱリカの記憶力


ドラ「ヱリカ卿は、確かに写真並みの驚くべき記憶力をお持ちデス。それは探偵権限と組み合わさることで、何物にも欺かれぬものと成り得マシタ」
ヱリカ「?探偵宣言をしていない私は、写真並みの記憶力を持っていても、欺かれない保証はないってわけですね」
 ヱリカの記憶には保証がないと確認されてます。この時点でもう、ヱリカが持ち出すネタにはどこかに穴が空きそうなものですね。
 
 例えば、ヱリカは戦人の客室の中で、確かに戦人の存在を確認したのか。あるいは、ヱリカはそもそも客間の中に入ったのか。あまつさえ、部屋に入ることさえせず、戦人が生きていると思い込み、確認を怠って、外からドアにガムテだけを貼って終わらせたんじゃないか?……というのが私の今のところの考え。
 ヱリカが自主的に報告する行動記録など、赤字でない限り何の信頼性もない。

記憶力の話から、なぜか検証能力の話へ


ドラ「極論、今のヱリカ卿は、どれほど検死をしようとも、死んだフリを見破れない可能性が常に残るということです」
 この話の流れ、微妙におかしいんですよね。直前までヱリカの「記憶力」の話をしていたのに、ここでは急に「検死能力」の話になってます。100%の記憶力があったらといって、検死能力が100%になるということはありません。別の能力です。
 にもかかわらず、ドラノールは「記憶力」の話をした。それってつまりは、どうにかしてヱリカの記憶力を疑えってことなんじゃなかろうか。ヱリカは戦人がいる部屋の中に入ったのか? 入ったとして、中にいたのは確かに戦人だったのか? 戦人の「顔」に関する記憶さえあやふやかもしれないのが今のヱリカの設定です。

 それを踏まえてこれ
私は、2階の貴賓室、蔵臼の書斎、夏妃の自室、そして1階の客室、客間の全ての現場を足早に訪れ、前回、疎かにした自らの目での確認を終える。
まず、全ての現場は密室が主張されていた。
?
室内は全て内側から、マスターキーなどの外部から施錠開錠できる手段と無関係な方法で、密室となっていたのだ。
 現場を訪れたことは分かりますが、全ての部屋に入り、全ての部屋で死体(役)を確認し、全ての部屋が密室だったことを確認してきたのだろうか? そうしたツモリになっているだけではないか。「探偵権限」のないヱリカには、もう「手掛かりを見落とさない能力」さえない。

白々しいラムダ


ラムダ「私は戦人のゲーム盤、裏から見てるから知ってるけど。これは完璧な密室よ。?」
 あんたネタ知ってるんじゃない。

ベルン「なら、密室は完璧。つまりこれは、事件錯覚ってことになるわ」
ラムダ「そうなるわね。だとしたらこれは全部、狂言密室だわ。大方、ヱリカがあまりに空気読めずに探偵探偵と騒ぐものだから、右代宮家みんなで結託して、狂言殺人を披露してからかってみたってことじゃない?」
 これはひどい。
 後から与えられる今回のゲーム盤の真相は、全部狂言殺人って話らしいです。つまりラムダは思いっきりネタバレしてるんですよね。ベルンに。……ヱリカをハメるための右代宮家によるドッキリ企画みたいなもんだそうで。実際どうだか分からないけど、そういう風な話になってますね。
 
 ラムダは最初から戦人を追い詰めて別のネタを出させたかったんですかね。そうしないとヌルくてつまらないから? 怖い子だ。

ベルンの保証


ベルン「それが困ったことに、これは狂言じゃないのよ。犠牲者はきっちり殺されてるわ」
?
ベルン「探偵宣言を出してこそいないけど、彼女の検死は極めて正確よ。私が赤き真実を与えられるくらいにね」
ラムダ「それで? ヱリカの検死時に間違いなく死亡してたってことになるの?」
ベルン「えぇ、そうよ。それはもう、がっつりと」
 これはすごい。
 私は完全に騙されましたね。まさかこの時のベルンの保証が「ヱリカが殺したから」だとは……それを踏まえた上で、ベルンはすっとぼけた会話をしてます。いや?な会話ですねぇこれ。

ラムダデルタは、完全な密室であることを保証する。
ベルンカステルは、完全な殺人であることを保証する。
 でも、完全な「密室殺人」ではないってか。あー……
 
 つづく
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