雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

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過去ログからこつこつ楽しく読ませていただいてます。

アウグストゥスっていえば、オクトを奪ったアウグスティヌス帝の名前を冠するのは八月(August)→「八」ですね。
文字遊びの一興でしょうかねー。
[ 2010/02/25 22:22 ] xivY4P7A[ 編集 ]
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【うみねこのなく頃にEP6プレイメモ:02】[ネタバレ] 縁寿のありえない記憶?ゲーム開始前 

 今回プレイしたのはここまで。

 「物語」と「原作者」と「二次創作」

八城十八(はちじょう・とおや)の出現

 
 恐らく12年後の世界。縁寿が会う予定だったボトルメールの所持者が?というあたりの話らしい。しかし縁寿がEP4までの記憶を継承しているのがオカシイ。現実ではない世界かもしれない。

 で、八城十八(ミステリアスな雰囲気の女性)という新キャラが出てきて、EP3?5は自分が作った二次創作だ!みたいなことを言い出す。しかしそれではEP4の記憶をこの場の縁寿が継承してるのがオカシイので矛盾するように思われる。なので多分ウソ。
 八城十八が作ったという物語がメタ視世界を含んでいるのか、ゲーム盤上の話だけなのかも不明。「作品タイトルが一緒なだけの別物」という解釈もありうる(名前が同じだけの別人なんてネタは既出)
 
 八城=ヤシロ=オヤシロ=羽入が原型ってことなんでしょうね。ひぐらしネタ使いまくり。ついに羽入まで! うーん、ここまで来たらいっそのこと全部出てきてほしい気がする。

八城=二次創作SS作家で釣り師?


 六軒島の真実にたどり着いたと自称して、新しい物語を書いてはネット上で発表してるという設定。でも肝心のネタばらしはしないという。
 それって、昔の公式掲示板でたまーに出た「釣り師」と一緒じゃんという。あと「二次創作SS作家」という属性もついてますね。
 もうこの時点で、コイツは何にもシラネーんだろなーとか決めてかかっちゃう感じです。キメウチ。
 
 当時のことを知らない人には分からないかもしれないですが、かなり盛り上がったんですよ一時期。「真相が分かった」ってヤツが出てきて、大勢の人を釣り上げて消えていったんですよね?

有名な推理小説作家でもある


 自分の正体を明かしたくないらしく、替え玉を使ってサイン会をやったらしい。読者を小バカにして、姿を見せるのを嫌がってたはずなのに、なんでその時だけサイン会をやったのかは謎。
 よくわからんキャラである。気まぐれ?

伊藤幾九朗○五七六


 たぶん、いとう・きくろう。後の数字は不明。まごなろ? まぐなむ? ボトルメールの偽書の作者の一人らしい。
 数字に直すと11019960576で、18の8乗=八城十八だと縁寿が気付いたとかなんとか。
 
 この路線でいくと、八城十八の名前も84618に直せるな?とか
 おなじみの「07151129」もなんか解けるのかなーとか
 あ、「オヤシロ・十・八」なら「0846108」になるなーとか。
 考えたけど自分で頭をひねっても何も分かる気がしないのでスルー。

EP1・2がホンモノで、3?5はニセモノ?


 話を聞く限り、EP3?5はこの八城が作ったニセモノだということらしいんですが、上で書いたように縁寿がEP4の記憶継承してるのがオカシイので多分違う。

 それはいいとして、EP2もニセモノだという話が出たら都合がよかったんですが、そうは言われないってことが引っかかります。というのは「赤字」がEP2から始まったネタだからです。
 赤字ネタもひっくるめて全部勝手な二次創作だという話が出てくれば、今までの赤字を全部無視する口実ができるんですよ。ところがEP2だけはオリジナルの赤字ってことで残っちゃうので、無視しきれない部分が出てくるという。
 ただし、「青字」「金字」は八城のオリジナルってことで考えられるので、つまり「本来のボトルメール作者の意図に青字や金字はなく、不要で無意味で余計なものなので無視すべき」などという風にもとれます。
 いくら考えても分かるのは「釣り師(決め付けてる!)八城十八」が仕込んだネタだけだってことになるわけです。

 でも最初に書いたように多分ウソなので、あんまり考えなくてもいい部分かも。
 ひぐらしで羽入といえばある意味で“空気”の代名詞みたいなもの(実在してもしなくても別に話の本筋に関係ない)なので、そんな大役は担ってないんじゃないかという邪推もあり。キャラとして存在しても、別に何もしないし、何もできない。そんなキャラじゃないかなーと。
(参考:【ひぐらし】 「うみねこのなく頃に」で考える「羽入」のこと - 雛見沢研究メモ(仮)

EP3との違い


特に、伊藤幾九郎の最初の偽書「(略)」は、九羽鳥庵で右代宮絵羽が難を逃れるまでを全て描いており?
 実際のEP3ではそんなことは書いてないので、EP3が八城の書いた小説だとしても、“その一部しかない”ことが分かります。完全に一致するわけではないということ。とっても胡散臭いです。
 仮にこの場面が現実だとしても、偽書はEP3?5と名前と内容の一部に共通点があるだけの別物と考える方が妥当かなぁ。

EP1?2で全てを理解?


八城「全ての物語を理解したからです」
 仮に八城が話の真相にあたるところを理解していたとすると、ボトルメールとして存在するのはEP1・2だけなので、それを読んでタネが分かったと主張してることになると思います。
 つまり、EP1・2だけで「うみねこ」の謎を解くには充分であり、EP3?5は蛇足だと彼女は言ってるわけです。
 実際にどうであるかは別の話であるにしても、ちょっと考えておきたい部分。
 逆にいえば、EP1・2で分からないことは、分からなくてもいいってことかもしれない。
 

縁寿の記憶継承


そう。奇跡。?ほとんどの場合、出版社からは何の連絡もなくて、そのまま明日、新島に出発してしまうのだから。
 ベルンのカケラとか奇跡とかの概念。八城に会うカケラが希少だという話っぽい。
 しかし、現実に縁寿が記憶継承しているとすれば、それは魔法の実在を示すことになるのでアウト。
 縁寿が記憶継承している内容が「ただの縁寿の妄想」だとするとまたややこしいことに。

 ここは単純に、この場面の縁寿は「EP4から連続しているメタ視世界の存在」だと考えておくほうが楽かと。つまり、この場面は現実ではないという解釈になる。

フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラの出現


 縁寿が八城の幻を見破る(?)と、景色が変わってメタ視世界へ。八城の姿が変わり、フェエザリーヌ(略)が出現。「羽・あう・あう」で、羽入あうあうってことでしょう。ネーミングで無茶するね! このメタ視世界では天草十三は消えている。

フェザ「?元より私は傍観者。あやつらのゲームにちょっかいを出す気など、毛頭も無し」
 といってるので、やっぱり彼女は何もヤルキもなければ、何もできないキャラだと思います。ひぐらしの羽入ポジ。
 ただの傍観者が二次創作で釣り師をやってます!ってなんか矛盾する気がします。まぁ二次創作系の同人作家もただの客といえばそうだけど。

観測者


フェザ「かつて。私は戦人を通してカケラを鑑賞していた?彼がゲームマスターを継承した今、観測者として相応しくないのだ。?さながら推理小説を逆さに読むにも等しい興醒め」
 戦人を通してゲームを見ていた、つまり「うみねこ」のユーザーポジション。メタ視世界の戦人たちを、さらに上位の世界から見てるメタメタなキャラクターってことみたいですね、どうやら。ベルンたちより格上っぽい感じもあり。

 ベルンが戦人に対して複数形で呼んだのは、背後にフェザ(以下こう略すことにする)がいることを知ってたからという線もアリかも? あるいは「ユーザーに対して話しかける」というメタなネタで、多数存在するユーザーを総括して複数形を使ったのかもしれない。なんとでもいえますね、このへん。

 で、戦人視点じゃネタバレになるからとそれを回避するために、縁寿をクッションにして物語を朗読させ、「縁寿視点で観測する」みたいな状況を作ってる感じ。芸の細かい傍観者ですねぇ。 
 これで真相を知らない上位世界のキャラクターは、
・縁寿
・フェザ
・ベルン
・ヱリカ
 の4人になりました。真相を知ってると主張する八城ですが、フェザが「知らない側」なのでやっぱり知らないんでしょう。
 
 戦人が謎を解く側から外れたため、新キャラを入れて縁寿と掛け合いをさせて、今までの戦人の役割を代替しようってことなんでしょうね。ヱリカやベルン視点じゃ立場的に敵側だから具合が悪かったのかな?とか。「戦人寄りの傍観者の補填」ってとこ。
 
 あとあんまり関係ないですが、フェザの存在に伏線があったとすると、まだ登場してないワルギリアの師匠とかかもしれないですね。他は・・・なんかあったかなぁ。
 相当古い消滅寸前の魔女らしいです。
 魔女の階級として、航海者でなく造物主だったりするのかな?

魔女の喫煙室


 場面が変わって、いつものメタ視世界。ラムダたちが集まって、第6のゲームの開始を待っている。

 戦人が真相を理解したことは、先代ゲームマスターのラムダに保証されてるとあるので、ラムダはちゃんと真相を知ってる側。
 真相を知った証明として、ゲームマスターをやらなきゃならないという決まりがどうやらあるらしい。よくわからない。どういうこっちゃ。

状況整理


 実のところ、私も状況がよく分かってないんで一応整理するために考えてみる。

 真相を理解したならそれで終わっていいんじゃね? と思うんですがどうもそうはいかないらしい。
 どうやら戦人は、ベアトを生き返らせようとしてるみたいなんですねぇ。ゲーム盤を使って、消えたはずの「魔女の闇」を自分で作ればベアトが蘇生するってことなんでしょう。
 
 問題は、真相が分かったなら、それで戦人は生きて帰れるのかどうか。
 もしもういつでも帰れるのなら、縁寿よりベアトを優先してるってことでいいのか。
 そもそも帰れないのかもしれないし、よくわからない。
 
 というか、八城が釣り師にしか見えないのと同じで、いくら「新しいゲーム」を作ってもそれが真相を知っていることの証明にはならんと思います。そのへんどうなんだ。

 あと、ベアトを生き返らせたとして、次どうするんでしょね。自分でまた殺すの? それはそれですごい我侭だな?

 一応、無理矢理スジを考えるとこんな感じかな?
◆戦人は真相を知ったことにより、もうゲームに勝っても帰れないことを理解している。
◆そのため縁寿のことも忘れ、ベアトの蘇生に注力している。
◆戦人の目的は、帰ることではなく、ベアトを蘇生し、ベルンやラムダを排除し、この世界でベアトと共に存在しつづけていくこと?
◆それって黄金郷?
 
 あるいは……
・真相を知ったところ、帰るためにはベアトを完全な蘇生するしかない。
・そもそも帰るとかどうでもいい。縁寿とか忘れた。
・他の全てより、ベアトの蘇生の方が大事
・実は今の戦人は、以前の戦人ではなくベアト復活にとりつかれた金蔵の亡霊(適当)
「物語の融合による歪み」により戦人のキャラがちぐはぐになっている
・自分の罪に気付いた戦人が、罪悪感に突き動かされてベアトの蘇生を優先して行動している。元の世界云々はとりあえず忘れている

 うん、わからん。

新ベアト

 
 突然ベアトが現れた。どうやら今までの記憶はなく別人。戦人の駒として出現したベアトらしいが、前回死んだことで記憶や人格は失われたらしい。(以下「新ベアト」)
 そりゃ簡単に戻ってきたらビミョーですもんね。EP5でも元気なベアトと廃人ベアトが同時にいて、テンションの差でワケわかんなくなってましたし。片方は元気がないんですが、片方は元気いっぱいなので、可哀想なのかなんなのか。今回はこの新ベアトで統一するんだろうか。

 新ベアトは戦人を「お父様」と呼ぶんですが、これで符合してくるのがEP3の「九羽鳥庵のベアト」です。金蔵は死んだベアトを蘇らせるべく、ホムンクルスと称して九羽鳥庵にベアト(?)を置いた。そのベアトには魔女としての記憶がなかった。あのあたりのエピソードと大部分で被ってます。戦人に金蔵の後を追わせてるってことなんでしょうね。予定調和といえば予定調和の流れ。

 しかも戦人は、この新ベアトに旧ベアトの真似をさせたりするんですね?・・・これはひどい。
 ここまで一致させてくると、“九羽鳥庵ベアト”の屋敷脱出→転落死の流れまで再現しそうな雰囲気。
 なんというか、出てきて早々に新ベアトに死亡フラグが。頑張れベアト、負けるなベアト。

キャラクターの蘇生に必要な条件


 フェザと縁寿がこの新ベアトを見て、色々考察しはじめる。
 さくたろう(魔法キャラとしての)の場合、真里亞本人が死なない限り、あるいは興味を失わない限り、存在条件を満たせば蘇生できる。
 存在条件とは、(世界で一つとされる)ぬいぐるみが依り代として存在すること。
 明言はされないが、「縁寿が存在条件を満たしたからさくたろうを蘇生できた」ということになるので、壊れたぬいぐるみの代替物を真里亞に見せたってことでまず間違いないだろうと思われる。

 しかし、ここで
フェザ「(赤字)あのベアトリーチェが蘇ることは、二度とない」
 と入るので、さくたろの場合のようにキレイに元通りとはいかないっぽい雰囲気。
 ただし他の赤字同様、指示語が「あの」とついてるだけなのでどうとでも回避可能である。

 さくたろうの話と総合すると、存在条件を満たせばベアトであっても蘇生できるらしい。
 それにしたがって、第6のゲームを構成し、「ルールの具現化」という形でベアトを蘇生したのが「新ベアト」ということになる。
 でも、前のとは明らかに違う。ここが戦人にとって問題になってる部分。

新ベアトを旧ベアトに近づけるには…


 フェザは旧ベアトにはもう気力が無いから蘇生できない。蘇生しても別物になると言ってる。
 源次たちは、それっぽくなるには千年かかるみたいな話もしてます。

 この辺、またいつもの「物語の融合」のネタで説明できます。つーか最近コレばっかりですが、便利だし別にこれでイケるしで当分このまんまです。

 戦人がルールの具現化として蘇生したのは、新ベアトという「旧ベアト(オリジナルベアト)の二次創作」ないし「旧ベアトの一部」でしかないんです。
 それは確かにベアトリーチェ本人ではあるんですが、オリジナルではない。また“キャラ設定”に関する情報も足りてない。
 金蔵が知るベアトリーチェの情報。熊沢が語る六軒島の伝承と融合したベアトリーチェの姿。使用人たちがウワサするもの。九羽鳥庵にいたベアトリーチェの存在。そういった旧ベアトを肉付けする多くの情報が欠落していて、ベアトの一部しかない。

 また仮にキャラ設定に関する情報が全部揃っていたとしても、戦人はベアトリーチェのキャラクターを作った唯一にして明確な「原作者」ではない。
 ベアトリーチェは「複数の物語の融合体」(神話上の神々のキャラ設定のように)である。だから戦人一人がいくら頑張ったところで、それは「二次創作」にしかならないのである。

 「物語(キャラ設定等の情報)」に対する「原作者」と「二次創作」の概念は今まで必要なかったんですが、今回戦人がやろうとしてるのが明らかに「二次創作」(オリジナルを参考に自分でキャラを作ろうとしてる)にしか見えないので、ここからは頻繁に使うことになるかも。

 あるいは、ベアトリーチェが「複数の物語の融合体」として“自然に”成立しているのではなく、特定の人物によって“作られた”とするなら、明確な「原作者」が存在することになる。
 その原作者が分かれば、ベアトリーチェの物語を再び書かせる(抽象的な意味で)ことができるかもしれない。例えば「原作者」がさくたろうの場合と同じように真里亞であれば、さくたろうを蘇生したように、ベアトリーチェも蘇生させられるかもしれないわけだ。

◆さくたろうを「真里亞が書いた物語のキャラクター」とした場合、原作者「真里亞」が存在する限り、条件を満たせばさくたろうは「オリジナルのさくたろうと同一の存在」として蘇生できる。
◆これに対しベアトの場合「複数の物語の融合体」であり、明確な原作者が存在しないか、存在してもそれは戦人(だけ)ではない。だから「ベアトリーチェの存在条件」(新ゲームの構成)を満たしたとしても、原作者でない戦人は「二次創作」しか作れない。新ベアトは戦人の二次創作であり、“あのベアトリーチェ(オリジナルベアト)”ではない。
◆明確な「原作者」が存在するならば、その人物にベアトリーチェというキャラクターを再構成してもらえば、さくたろうと同じように完全な形での蘇生も可能。
◆明確な「原作者」がいない場合は、ウワサを流すとか、戦人自身がリードするなどの形でベアトを蘇生することは可能?
 こんな感じ? てきとう、てきとう。
 ベアトリーチェが「複数の物語を融合して自然に人々の中で構成された存在」なのか、「特定の人物によって複数の物語を融合された存在」なのかで話が変わってくるかも。
 わかったような、わからんような。

 宗教でいえば、創始者が明確に存在するかどうかの違いです。神道だと創始者(原作者)はよく分からない。仏教は釈迦が創始者(原作者)になる。細かいことはおいといて、イメージの問題として。
 ベアトリーチェ教(笑)の創始者(原作者)は特定の誰かか、否か。
 な?んか電波な説明になっちゃったなぁ。伝わるのかなコレ。
 こんだけ長ったらしく説明して、全然ズレてたらえぐいな?
 

フェザリーヌはユーザー代表?


フェザ「我が思考は八百万を束ねて超える」
 らしい。どう見てもユーザー代表。
 でなければ、「やおよろずの神々の頂点」という意味かもしれない。

メタ視世界の書斎


 書斎で戦人が第6のゲームを作成中。魔法陣とか出したりしてるっぽい。
 ロジックエラーと戦ってたベアトの話とか。
 一言でいえば…ベアト著の推理小説の、二次創作を書いてる最中。

旧ベアトを生み出したのも戦人?


フェザ「まるでベアトリーチェとは、戦人の駒のようだな」
 旧ベアトについて。
 ベアトは戦人の罪を強く意識してたので、その構成要素に「戦人の過去に関する何か」が関わっているのは間違いないと思います。
 戦人があたかも駒のようにベアトを生み出し、そのベアトが6年後に六軒島で殺人事件を起こす。ベアトは戦人の駒として、忠実に動いただけかもしれない。
 フェザの言葉を鵜呑みにすれば、「旧ベアトの原作者は戦人である」ということになります。そうかもしれませんが、それだけではないはず。金蔵や紗音、真里亞、熊沢も原作者の一人のはずだし。

 戦人が過去にやったことについて、このあたりのことから自分にとって一番分かりやすく考えてみると……
 例えば、「ベアトリーチェが6年後にこの島を滅ぼす」という予言を6年前の戦人が六軒島に刻み込んで去っていったとか。
 それがベアトのキャラ設定として定着すれば、ベアトは6年後に確かに島を滅ぼす存在になる。そうなれば、例えば「6年後の世界で偶然起こった事故」を予言どおりベアトリーチェが起こしたのだと認識することができるようになる。ここから「戦人のせいでベアトリーチェが住人を殺すことになった」と言うことはできる。
 あとは「黄金を見つけるとベアトリーチェが出てきて島の住人を殺す」とかでもいいかも。時間ではなく、黄金発見がフラグになるパターン。 

 ベアトリーチェが怒ってるというか恨んでるっぽいのは、「戦人が作ったキャラ設定なのに、あっさり忘れやがってチクショウ!」という感じかもしれない。
 「戦人の予言」とそれを遂行する「駒としてのベアトリーチェ」の一例をフェザの言葉から考えてみました。

源次と熊沢


 ゲームマスターとなった戦人のそばに、なぜか源次と熊沢が付き従っているわけですが、考えてみれば簡単なことでした。ベアトが使っていたロノウェとワルギリアの代替ですね。ロノ=源次、ワル=熊沢で符合してますんで、まず間違いないでしょう。

新ベアトの設定


 魔法の使い方も分からない 魔法陣やクモの糸を恐れない ニンゲンそのもの とあります。
 「ベアトリーチェはクモの糸を恐れる」というのは、確かEP2で紗音が語る、熊沢経由の“キャラ設定”です。これも一つのルール。「ベアトリーチェはクモの糸を恐れる」というルールそのものです。

 しかし、そんな設定を戦人は知らない。あるいは必要な要素として意識してない。だから戦人の二次創作である“新ベアト”はクモの糸を恐れない。同様に、魔法の使い方もしらないし、魔法陣の知識もない。ニンゲンと変わらないベアトしか、戦人には作れない。旧ベアトに近づけるなら、熊沢や真里亞のような知識が必要ってことですかね。

 キャラ設定をちゃんと把握してない上に物書きとしてのスキルが低いから、戦人はショボい「ベアトリーチェの物語」しか書けない。その点、八城はただの二次創作であっても、保持する情報と物書きスキルの次元が違うから質のいいものが作れる。……だいたいそんな感じに理解しておけばよさげ?
 物語(ゲーム)を作ることを覚えたばかりの戦人では、この新ベアトみたいなキャラを生み出すのが精一杯…みたいな。

八城・縁寿のシーン再び


 またいつものキャラ分裂。八城・縁寿・天草がいる場面がまた出てきた。
 これによって、「フェザ・縁寿の世界」と「八城・縁寿・天草の世界」の二つが同時に存在している状態に。
 八城の世界を「ゲーム盤世界」、フェザの世界を「メタ視世界」と考えることになるのかなぁ、この場合。八城の世界を「現実世界」とするには、あまりにもウソ臭すぎる。
 とりあえず、ややこしい!!!

限りなく近い別人


私たちにとって人格が人そのものならば。例え同じ肉体を共有していても、異なる人格を指して別人であると言い切れるだろう。
 八城と縁寿のシーンから。多重人格の1人格は一人の人間としてカウントするみたいな話に見える。しかしこの場面では「同じ人間でも環境が違えば別の人格を獲得しうる」という話の流れなので、あんまり拡大するのもよくなさそうだ。

 姿が同じベアトリーチェであっても、人間でいうところのクローンみたいなもので、記憶ないし人格まで共有しているわけではないという具合。また仮に記憶や人格までコピーできたとしても、それは「限りなく近い別人」だというのが、おそらく「うみねこ」での解釈。
 つまり戦人がどんなに頑張ったとしても、「限りなく近い別人」としてのベアトしか生み出せないだろうということ。「ベアトリーチェの物語」の「原作者」が書くオリジナルベアトにどんなに似せたとしても、戦人が書くものはただの「二次創作」であり、オリジナルではないという意味だと思われる。たぶん。
 原作者が書けば「本人」でも、別人が書けば「二次創作キャラ」にしかならない。どう頑張っても。

物語を読むこと


八城「……100人に読ませれば、90人くらいは読める。しかし意味がわかるのは、50人。そしてそこからさらに考えられるのは20人もいない」
 識字率の高い日本なら9割ぐらいは読ませれば読めるかもしれないが、「意味が分かる」というのがどいうことなのかは謎である。国語的な意味で「作者のいいたいこと」に正解を出せるのは多分50人もいないんじゃないか。八城が読者に求めるハードルは、割と低い印象だ。
 「100人に読ませれば50人が意味を理解し、20人が何かを考える本」って結構すごいよね。大した作家である。

 というか推理小説なんてただの娯楽小説なわけで、意味が分かる必要なんかあるんだろうか。読者にケチつけて選り好みしてる暇があったら、「100人に読ませれば90人が面白かったと答える小説」を書いてください。そんなの非現実的? そりゃそうである。

同じ匂い


なぜ、彼女の物語は、ベアトリーチェのそれと、同じ匂いがするのだろう…彼女が自称するように、……真相に、至っているから? 真相を知る者には、いくつでもメッセージボトルを無限に生み出すことが出来る、というのだろうか。
 前に書いたように八城は多分「二次創作SS作家」で「釣り師」なので真相なんか知らないと思います。知らなくてもなんとなくソレっぽい話は書けるらしいというのは、まぁ昔の公式掲示板やら見てるとよくわかります。
 もし八城が真相に至っているとしたら、「答えの出しようのないデタラメな推理小説風の作品」だと見抜いたということかもしれない。これなら「真相を知らないのに真相を知っている」と言えます。答えのない謎めいた“魅力的な”話を書いて、真相を知っているとほのめかす。だからつまり「釣り師」なわけです。一つの解釈として。
 あとフェザリーヌの言動から考えても八城&フェザは「真相を知らない側(ユーザー側)」なわけで、やっぱりこういう方面で考えることになるかと思います。

 それ以前の問題として、八城は別にEP3?5の内容に関係ないと思うので、無視していいかと。

 あと覚えておきたいのは、EP5の法廷の時にも書いたように、「うみねこ」において各ゲームの真犯人なんか実はどうでもいいんだってこと。
 このゲームは、ゲームマスターが用意した世界の中で、それらしい「真実」を作ることが目的。魔女側は魔女にとって都合のいい真実を。ニンゲン側はニンゲン側にとって都合のいい真実を。
 またニンゲン同士であっても、自分にとって都合のいい真実を作ることができる。そして真実が1つに決まってしまえば、それに基づいた「現実」が描写される。
(参考)【うみねこのなく頃にEP5プレイメモ:10】[ネタバレ] 大法廷? - 雛見沢研究メモ(仮)
 真犯人なんか設定していなくても、成立するんですよこれ。どうとでもとれるような話でもいいんです。
 「捏造した真実を答えとしてゲームに勝利することができる」ことはEP5で示された(夏妃犯人説によるヱリカの勝利)わけで、真相がどーとか今更なんですよ。八城が理解してるのはこのことかもしれない。でっち上げたモン勝ちの変なゲームなんですから。

戦人の人形遊び


 ベアトリーチェの二次創作で同人活動を始めた戦人くん。ベアトロボに台詞を入力して遊んでます。
 でも相手はただの人形でなく、新しく生まれた「人格」を持つベアトなわけで、要するに九羽鳥庵で金蔵の相手をしていたベアトと同じ。じーさんと同じ間違いを戦人は繰り返していることになります。
 
 過去の罪がどうたら言ってた戦人が、新ベアトとはいえ何をやってんだか。やめてあげて、やめてあげて! ベアトのライフはとっくにゼロよ! 戦人残酷物語。

 つづく
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過去ログからこつこつ楽しく読ませていただいてます。

アウグストゥスっていえば、オクトを奪ったアウグスティヌス帝の名前を冠するのは八月(August)→「八」ですね。
文字遊びの一興でしょうかねー。
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