雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこ】 EP2の2周目 完了? -礼拝堂の謎etc.- 

 続き。寝惚けて支離滅裂なことを言っている(私が)

黄金郷に戻す


嘉音「あいつはやって来たんだ。?黄金郷の扉を開き、全てを黄金郷に戻すために」
紗音は悔しく、そして悲しかった。黄金郷の扉が、開かれる。
?それが意味するものは、全ての終焉。
 気になるのは「戻す」ってところ。
 黄金郷に戻すってことは、黄金郷から来たってことなわけで、およそまともなものじゃない。いわば幻想の産物。
 利子の回収云々でなく、嘉音たちには自分たちが幻想の産物であるという自覚があるんじゃないかと思いますね。幻想は幻想に。死体は死体に。モノはモノに。全て戻る。ゲーム盤の上のチェスの駒は全て回収され、一端ケースに戻される。

紗音「だから私、思ったの。安息の日なんて、永遠に訪れないんだ、って」
 「安息の日」っていってますけど、次あたりから記憶を継承しちゃうんで安息も何もあったもんじゃないですね。

ベアトリーチェと“面白い”ゲーム盤


ベアト「妾は退屈から逃れるために? オーブンの中で苛烈な運命に踊る人間たちの何と面白きこと!」
「妾の料理の腕を見に、時には遠方から珍客が見物に来ることすらあるくらいよ」
?
「やはり家具というのは面白味のない。?それを面白く調理するのが妾の腕の見せ所よの」

 「料理=ゲーム盤」「珍客=ベルンカステル+ラムダデルタ」・・・で、ベルンカステルは「あなたでもある(TIPS)」
 ベアト自身の趣味というより、役割として根本的に「面白いゲーム盤≒面白い物語」を用意しなければならないキャラクター。
 魔術師が物語を作り伝える者なら、物語を面白くするのも魔術師の役割。

ベアトリーチェの矛盾。人間認定


ベアト「黙れ家具。真の人間ならば?」
紗音「いいえ。私は、家具じゃない」
ベアト「黙れ、家具」(EP2貴賓室)
 こんなやり取りを繰り返すんですが、ベアトリーチェはかつて紗音を人間だと認めてるんですよね。
ベアト「?愛を知り、苦しむからこそ人であること。?そなたは誇っていい。それを知った今、そなたはもはや家具にあらず。そなたは今こそ『人間』なのだ。我が名にかけて、それを認めようぞ」(EP2紗音ベアトリーチェ遭遇時)
 自分の名において認めたものを、自分で否定してるんですよ。ベアトリーチェは。だったらベアトリーチェの名には一片の価値もないってことになっちゃうんですけど・・・
 ベアトリーチェは一度自分の名において、紗音を家具だと断定すべき。でも多分できない。自分の名において認めたことがあるものだから、あまり強く否定できないのでは。「赤字」でいっちゃったようなもの。ベアトリーチェ痛恨のミス?(笑

真里亞に魔女を信じさせる


譲治「?信じてなかったんじゃない。信じさせてあげようとしたんだ」

 いとこ部屋で熊沢、譲治、南條たちがいかに真里亞に魔女を信じさせるような行動をしたかを説明。
◆熊沢の手口
真里亞「鯖からケーキってできる?!」
熊沢「えぇえぇ、このケーキも?」
熊沢「ベアトリーチェ?心が綺麗で素直な方の前にひょっこり
熊沢「ベアトリーチェさま? 鯖を干して紅茶のダシに使おうと?そこへひょっこり
◆南條の手口
南條「私も、昔に二度か三度、そういうフリをして、こっそりお菓子を置いてあげたことがあります。おそらく、熊沢さんにも、いや、使用人の皆さんや、右代宮家の皆さんも一度や二度はあるんじゃないでしょうか」
◆譲治の手口
戦人「?ってことは、譲治の兄貴なんか、だいぶやってそうだな?」
譲治「……まぁね。」
 譲治たちに悪意はないかもしれないが、「真里亞に魔女を信じさせる」ことが間接的に楼座を不機嫌にする原因を作っている点は見逃せない。
 この構図は「ひぐらし」の梨花とその母に似ている。村人たちが梨花をちやほやしたり色々教えたりすることが間接的に梨花の母との溝を深めた可能性がある。
 また、ここでは真里亞の目の前で全てのネタバレを行ってる点に注意。真里亞の反応自体は薄いが、言ってることを理解してるとすると多少なりとショックはあるのではないか。理解してないかもしれないが、舐めすぎといえば舐めすぎ。

譲治と真里亞


 上の話を踏まえてEP2序盤の譲治と真里亞の話を見ると結構危ない感じがする。
真里亞「だから彼らは、10月の最後に太陽は死に?」
譲治「?太陽の復活の日とする考え方はとても面白いよね。古代の人々がいかに太陽を神聖視していたかがわかるエピソードだよ」

真里亞「?サバトを開いたの?」
譲治「ハロウィンの仮装は、向こうから来る客人たちの模倣?」
真里亞「うー!譲治お兄ちゃんの言う通り!」
 譲治はそこそこ博識らしいが、それにしても真里亞に話を会わせ過ぎである。ここまでの親族の中で、熊沢と譲治が真里亞の「魔法」概念に対して果たした役割は小さくはないだろう。

面白そうな「物語」を作り出す


戦人「男なんでよ、ついつい面白そうな方に脚色しちまうぜ。妙なドラマの見過ぎだな」
南條「?そんな筋書きの小説をぜひ読んでみたいものです」
 ベアトリーチェが隠し子で復讐のために?という筋書きを想像したところで。
 これはベアトリーチェが言ってる「料理」によく似ている。話を面白くするために脚色しようとする心理は多分誰にでもある。ベアトリーチェに関する物語もそうやって膨らんでいくのだろう。
 また作中作的な視点を示唆する部分でもあるだろう。

真里亞とベアトリーチェのリンク


 譲治たちのネタバレを聞き、戦人の魔女否定に対しての真里亞の言葉。
真里亞「それが望みなら、ベアトリーチェはきっと見せてくれるよ?そしたら、戦人も信じるんだよね?ベアトリーチェのこと」
戦人「そいつを拝ましてくれたら、信じてやろうじゃねぇか」
真里亞「魔女と戦人の、議論のチェスだね。チェックメイトされたら、戦人は魔女を信じる」
 真里亞とベアトリーチェの言動がリンクしてますね。ゲーム盤世界が真里亞の影響の大きな物語で、ベアトリーチェがもう一人の真里亞でもあるなら・・・こういう戦人と真里亞の言い合いから「メタ視世界でのゲーム」が発生してるのかもしれません。順序は逆になりますけど。

 真里亞がそうなるといえば大体そうなる。ベアトリーチェが真里亞とリンクしてるから。「真里亞→ベアトリーチェ(媒介)→ゲーム盤世界」という経路で大きく影響しうると考えます。
 夏妃の霊鏡(夏妃の物語)ではベアトリーチェには勝てないが、真里亞のお守り(真里亞の物語)はベアトリーチェを退ける。優先度の問題。つまりなんだろ。真里亞最強説?

真里亞「そなたは魔女とのチェスに勝てぬ。きっひひひひ!」
 とこの場面のシメで、真里亞とベアトリーチェのリンクが強く示唆される。

真里亞とベアトリーチェと戦人と、ゲーム・・・というかただの遊び


 上の場面で真里亞は「議論のチェスだね」などと不気味に言ってますけど、ひょっとするとただの「遊び」という認識かもしれない。
 狼と羊のゲーム、碑文の謎。EP2の戦人と真里亞はクイズをやろう、一緒に謎を解こうといった感じで結構一緒に遊んでます。
 真里亞に対して(大人気なく)本気でぶつかろうとしてるキャラは戦人ぐらいのものですし。そういう意味では、子供の喧嘩というべきか。
 母親はいても、偽者でない「本当の他者」という形での友人が多分一人もいないのが真里亞。
 縁寿のような形で受け入れるのも一つの関わり方だけど、戦人のように本気でぶつかるのもアリ。ケンカするほど仲がいいというアレ。
 メタ戦人とベアトリーチェがなんだか段々いい感じに仲良くなってきてお互いを認め合ったりしてましたが、つまりはそういうことかと。ベアトリーチェはもう一人の真里亞でもある。
 遊びの内容がブラックすぎるけど(笑

死んでもずっと一緒に


譲治「約束する。老後までじゃない。死んだ後も。僕らは魂になっても、ずっとずっと一緒にいる」
 永遠の愛を誓う譲治と紗音。このセリフなんですが、実はコレEP2最後の、楼座と真里亞のセリフに対応してるんですね。
楼座「真里亞、一緒に行こう。ずっと一緒よ。ママが迷わないように、ずっと一緒に!」
真里亞「そうしたら一緒に遊ぶの?」
楼座「遊ぼうね、一緒に!約束するッ!」
 シチュエーションにはかなり差がありますが言ってる内容は似たようなもん。死んでもずっと一緒。
 でもですね。お茶会では楼座はベアトリーチェに拷問されてるし、エンドロールでは楼座は黄金郷に行けなかったことになってるんですよね。あのオチでなぜそんなことに・・・時間切れだったから?

ベアトリーチェとのゲームのルール


ベアト:妾にも敗北の条件を設けてあることだ。
?妾の肖像画に捧げられたあの碑文よ。
妾は碑文に従い儀式を完遂する。そなたは碑文の謎を解き、儀式を打ち破り妾を滅ぼす

 EP3では絵羽が碑文を解いても滅ぼされなかったし、儀式も破れないしもう無茶苦茶。
 ベアトリーチェの大法螺か、実は碑文が解けてないか、あるいは想定外の事故が起こってルールが変わってしまったか。
 「物語」云々でいくと、物語の中心がエヴァに移行してしまったため、ベアトリーチェや真里亞のルールが通じなくなったとか。

礼拝堂のシーンの謎


 親たち全員がベアトリーチェに対して降参するシーン。ふつーに7人います。
 楼座・絵羽・留弗夫・蔵臼・夏妃・霧江・秀吉・・・でも殺されたのは6人だし礼拝堂に死体があったのも6人。
 でもって翌日の楼座は自分が礼拝堂にいたことを全く覚えてない。
 色々考えたんですが、これ!という解釈はまだ無いですね。
 一応書きますと・・・
 この時の親たちはこの時点で全員もう死んでて、EP1お茶会で魔女マンセーしてた譲治たちと同じく、ただの操り人形みたいなものだと考えることができます。
 で、翌日からの楼座はただの動く死体。もうまともじゃない。記憶が飛んでるのはそのせい。
 キャラが分裂してるとか、記憶を消すとかより、殺した人間を生き返らせるとか、ゾンビ状態の方が前例がある分わかりやすいんですよね。

 決定的におかしいのが、礼拝堂のシーンで楼座はもう魔女を認めてるのに、お茶会やエンドロールでは認めてないことになってること。完全に矛盾してます。
 このあたりに説明をつけるなら、楼座が実は死んでたぐらいのネタが欲しいところ。

 こう考えた時ちょっと思いついたんですが、EP1の夏妃も実はとっくに死んでたんじゃないか。最後額に穴を開けて死んでますけど、杭がない。あれは事前に杭で殺された死体を魔法で動かしてただけじゃないかとか。殺されたのは朝金蔵に会ったあたりかな。「心に片翼の鷲?」とか言われてる時点でもうおかしいって話。
 だからなんだってわけでもないんだけど。思いついただけで。

そのほか細かいの


金蔵の死の示唆

金蔵「源次、?なぜ言うことを聞かぬ」
蔵臼「源次さん。後を頼みます。もうあの人に私の声は届かんね」
 このあたり。一見蔵臼と金蔵が会話してるようなんですが、してないともとれる。金蔵が死んでるなら「金蔵の言葉は何もなかった」かもしれない。仮に金蔵が何も喋ってなくても、この場面は成立してしまう。金蔵のセリフを消すと、「声が届かない=何も喋らない」という解釈で通る。

金蔵「南條。ありがとう」
「もう行け。そしてもうこの部屋へ来るな。続きは黄金郷でやろう」
 EP1夏妃と金蔵の会話に似てるかもしれない。南條に親友としての礼。遺言じみている。もう死んでるのかもしれないけど。多分、南條にとって小さな黄金郷。

紗音、ベアトが魔女であることを否定する

 貴賓室でのベアトリーチェと紗音の会話は、さながら「魔女と人」あるいは「神と人」の会話。または「物語の作者と、物語の登場人物の会話」かもしれない。
紗音「あなたなんか知らない」
→接触した過去を認めない。存在を認めない。
紗音「人間は、未来に起こりうる運命など知らない。?そこに悪意なんて感じない。あなたが吹き込もうと、信じない」
→ベアトをエセ預言者認定。
 しかし、紗音はベアトを否定しきれない。
紗音「私は悔しい。どうしてあなたは人の姿をして、私たちの前に現れ、人の言葉で語り、私たちを嘲笑うのか?私たちは最後の一瞬まで、精一杯生きられるのに」
 ベアトが出てくると萎えるからすっこんでろよバカヤロー的な。つまり紗音を萎えさせるような力を持ってることを認めてしまっている。
紗音「今すぐここを立ち去ることです。あなたの言葉に答えることは、全てあなたを楽しませている。あなたの問い掛けに答えないことが、あなたへ唯一できる抵抗です」
ベアト「永遠に繰り返し殺される輪廻の中で、そなたがいつまでその抵抗をできるか、実に楽しみだ」
 「問いかけに答えない」と宣言した紗音ですが、EP2終盤でアッサリ答えてますね。なんだったんだと。 

ベアトリーチェの来訪を伝えない源次

 晩餐中にベアトリーチェの話題になった時、なぜか源次が夏妃たちにベアトリーチェの存在を伝えなかったことが明らかに。
 金蔵の指示なのか源次の思惑なのか、夏妃たちにベアトリーチェが見えないからなのか。
 謎である。

魔女に会ったよ

楼座「私は会ったの!!?信じて!!」
霧江「私も会ったわ?楼座さんの見間違いとかじゃ、断じてないわ」
 楼座はあんまり信用ない、霧江でトドメって感じの構図。メッセージ自体はいつもの「代弁」系の繰り返し。「魔女を信じろ」というやつ。

南條が金蔵に聞いたベアトリーチェの話

南條「私は会ったことはありませんぞ。?そういう女性と交際があったと金蔵さんから聞かされたことはありました。相当昔にお亡くなりになられたそうで」
「ただ金蔵さんは、ベアトリーチェを蘇らせるために研究?愛人を失い忘れ形見がいたならば?金蔵さんとベアトリーチェの間に子どもはいなかったろうと私たちは自然に考えました」
 南條は確かEP3だと九羽鳥庵の地下には行ったことがあったような。ベアトリーチェに会ったことがあるかどうかは忘れた。
 

紗音:恋を知ることは生への未練ではなく。それこそが私たちの生きる旅の、辿り着くべきところなんだもの。
 脳みそピンク色。でも多分テーマ的なところに深く関わりそう。

 うーん長い・・・
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