スタートダッシュで息切れしましたね?
*ネタバレ注意
▼【赤文字による時間定義】
これもEP2の時からクドクド言ってることですが、赤文字には
時間に関する厳密な定義がほぼありません。
例えば「部屋の中に誰も隠れていない」と言っても、それが「いつ」の話なのかが分からない。仮に「今」であれば、「さっきまでは隠れていた」可能性がある。また、仮にあっても詳しい定義が分からず、解釈次第で幅が出たりもします。で、結果的にかなりの赤文字がザルになってます。
通常、厳密な時間情報が得られることは考えにくいですが、ベアトリーチェの赤文字によってある程度は得られる可能性があります。ベアトリーチェに聞いてもはぐらかされるかもしれないけれど、とりあえず聞いてみる価値はあるでしょう。
例えば今回の密室についても、
まともな時間定義がないのは、これがクリティカルだからだと考えることができる。
密室形成タイミングや密室解除タイミングに不審点があることが、それだけでバレちゃう。6つの密室形成タイミングにはズレがあるのは当然だが、
「一つだけ異様にタイミングが遅い」のがあると、そこがとんでもなく怪しかったりする。
また、
死亡タイミングも重要になる。今回の場合6人全員の死亡タイミングが同時であることは考えにくく、ズレがあるのは当然。しかし、これも
「一つだけ異様にタイミングが遅い」のがあったりすると、それが怪しくなる。
(関連)
【うみねこ】[第二話] ベアトリーチェの「赤文字」関連メモまとめ - 雛見沢研究メモ(仮)ワル「紗音の遺体はマスターキーを1本所持 発見した親族が回収
戦人「ベアトに復唱要求 今回のマスターキーの本数は?
ベアト「
(赤文字)各使用人が1本ずつで5本だ→いつもどーり。
戦人「ということは密室にはまだならない マスターキーは4本余っている
「紗音殺害後、4本の何れかで施錠するだけ
ロノ「その通り 見つかったのはマスターキーだけではない
ワル「遺体の傍らに封筒 中に2階客室の鍵
戦人「2階客室の扉を、マスターキー以外に唯一開けられる鍵という定義?
ベアト「
問題ない マスターキーと違い1本しかない→それも
赤文字で言ってもらえないと、日常的に嘘をついてるベアトさんの言葉の何を信用しろと。
マスターキー以外の鍵が1万本あっても分からないわ、密室が赤文字で定義されてないわで、今回ボロボロですね。→
戦人が白文字も信用して話を進めるみたいなので、一応そういう態で。ロノ「特定の部屋を開けるには、マスターキー5本に加え、その1本しかない
戦人「これは2階客室へ行けというメッセージ? 大人たちは2階客室へ移動?
ワル「2F客室も施錠 魔法陣 遺体脇から入手した鍵で開錠
→
見つけた紗音のマスターキーを使わずに開錠したのね。便利なのに。
→マスターキーを使えば部屋を開ける順番とかガン無視できちゃうからかな……
ワル「室内で熊沢の遺体発見 室内は密室 定義は“ベアトリーチェの密室定義”に準拠
「熊沢はマスターキー1本所持 封筒に3F控え室の鍵
「室内で郷田の遺体 密室 マスターキー1 封筒に2F貴賓室の鍵
ベアト「密室ではあるが、マスターキーは何本もある
戦人「展開は読めてきた この調子で6人
→最終的に、
6部屋が閉じた輪を作って密室を形成するのね。密室作るにも色々あるんですねー
ワル「貴賓室で源次の遺体 マスターキー1 地下ボイラー室の鍵
→★んー?源次が持ってるはずの
金色の鍵はどこやったー?
いじられてなければ、源次の部屋からは鍵が3本出るはず。これがなければ
書斎に入れないじゃないの。
「地下ボイラー室で金蔵の遺体発見 礼拝堂の鍵
→金蔵はマスターキーを持たない。
「礼拝堂 嘉音の遺体 マスターキー1 1階客間の鍵 以上
ロノ「金蔵の傍らの封筒には、鍵と一緒に手紙も。
戦人「密室が6つ、数珠繋ぎ
→んーまた繊細な作りの手品だなぁ……
どこか1つでも綻べば、自動的に全部が崩壊するじゃない。 6部屋全部別個に密室を形成した方が、強固だよねぇ……なんとなく凝ってるように見えるだけで、まさに
無駄としか言いようがない。んー、でも話の尺の都合が。
ベアト「6つの密室が1つの巨大密室を形成
→なぜか自慢げなベアト。
それ、ロノが考えた密室ネタだよ……ベアト「
(赤文字)6つの部屋の扉や窓はいずれも普通。オートロックのような、鍵を使用せずに施錠できる仕掛けは存在しない→いつもみたいに、
「マスターキーと部屋の鍵以外では施錠できない」って赤文字使った方がいいんじゃないだろうか?
普通の扉だったら普通にピッキング可能じゃない。 今回の主眼はそこじゃないってことかな。不要なところは省略するのね。
ベアト「(手がないなら)山羊たちに遺体を運ばせて、魔法で全ての扉を封じるところを特別に見せてやってもいい
→場外乱闘好き過ぎ。
もう完全にチェス盤放り投げましたね?戦人「好きにしろ お前の主張する“魔法説”として拝聴
→んー、この様子なら、
密室を作る瞬間を直接見せられてもスルーできるのかな? まだ見せられてないので分からないけど。
戦人「お前の戯言に耳を貸す必要は何もない 好きに実演しろ
→★おー、
紗音並のスルースキルだ。
→大体、今回の方向性は決まってきましたね……要するに、
戦人がレベルアップしたのを示すために、ベアトに快勝すればそれでいいんでしょう。 ってことは、あんまり深く考える必要ないですね。ほっといても戦人が勝手に答えに辿り着くし。
→ユーザーに考えさせる気がないから、
作りが甘いのかもしれませんね。
そういうことなら、ザーっと流していきましょう。
粗探し
戦人「ワルギリア、事件現場を再構築 粗を探す
→もー、最初から
粗だらけでどこから突っ込んだらいいんだか分かりません。
戦人「全員は間違いなく死亡?
ワル「南條は全員の死亡を確認 誤診率の否定は“悪魔の証明”により不可能
戦人「悪魔の証明 それをぶった切る剣は存在する
→「剣=赤文字」でしょね。
ベアト「何だよあいつら、妾を除け者にして楽しそうだ 少しは構えと言うのに
→……いじけてますね。ええ。すごく、いじけてます。
ロノ「お嬢様は指し手以外のコミュニケーションで煙に撒いていた。それに惑わされない
ベアト、面白くないらしい
→
ベアトからハッタリをとったら何が残るんだろう……ワル「警察未介入 人間側からの検証には限界が
「厳密な死亡確認の為、
復唱要求を推奨→お。赤文字使わせるんですね。
戦人「復唱要求 “被害者6人は全員死亡している”
ベアト「
(赤文字)金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の6人は死亡している戦人「死んだフリって王道は否定された
→特に
死亡タイミングに関する情報がないですね。生き残った者が密室を作ってから死ぬことも可能。
戦人「復唱要求 6つの部屋には誰も隠れていない
「俺たちが認識していない人物の存在を否定してみせろ
ベアト「
(赤文字)6つの部屋には誰も隠れていない→また
時間定義がない……だから、それは、“いつ”の話だ。
戦人「これで6人だけの缶詰は確定
→確定してないけど確定したらしいので、そういうことで。
ベアト「どうする?
戦人「復唱要求 6人の死亡は即死である
→お、これは死亡タイミングに関わる。でもクリティカルではないね。
ベアト「即死? どういう意味だそれは?
ワル「犠牲者の一人が瀕死で部屋まで逃げ延び、内側から施錠して密室を作った後息絶えた可能性
→それじゃなくても、中で自殺すれば済む。
ベアト「
(赤文字)6人は即死であった→魔法バトルではどうだったかな。
ベアトにとっての真実は魔法バトルそのもののはず。 つまり、ベアトは魔法バトルのシーンをなぞるように赤文字を使うことになるだろう。
確かに6人は「即死」の範疇だった。「即死」の定義は割と曖昧だけど……
ベアト「(赤文字ではない)即死とはつまり、攻撃を受けて即座に行動不能
→「攻撃」て。
戦人「ここまでは古典の確認 お前との密室対決はここからだぜ?
→「古典」言われても、何が古典なんだかサッパリ分からない私であることよ。
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つづく
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楽しく拝見させて頂いている故ですので、ご容赦を。
時間の定義は、これが本当に相手を打ち負かすためだけの論戦なら有効手でしょうが
まぁそこはエンターテイメントですからw
赤文字も、「ベアトはいつも赤文字で喋れ。白は嘘とみなす」とかになると
観てるこちらも面白みが無くなります。ここぞという時にズギャンと斬ってくれるから
爽快なわけで。