お助けキャラの追加。
えー、正直、自分でなーんとなく分かってても、うまいこと説明できません。
あと、途中で
投げました。あう
ちなみに今現在私は09:00直後まで読んでます。
*ネタバレ注意
メタ視世界
ベアトリーチェ「戦人どこだ? 紗音の死体が出てきたぞ??
→ベアトリーチェのデートのお誘い的な何か。またイチャイチャするんですね。
戦人、頭をかかえてテーブルに
痛々しい姿 心を閉ざしている
→別にずーっとこのままでも、屈服さえしなきゃそれでよかったりして。
どのようにこの問題をクリアするのだろうか。
ロノ「お嬢様が苛めすぎたのでは?
→いじめたっていうか、試合中にサミングしてくる人みたいなもんなんだけど。
そういう卑怯さを追求しないのが戦人のいいところ……というか気付いてないのかも?
→どうでもいいですが、私なら間違いなく唾を吐き掛けるぐらいしてますぜ
ベアトリーチェ「反論がないんならリザイン
→リザインしたって屈服しなきゃOK
ベアトリーチェ「お前の手番 何か指すとかパスするとか降参するとか 話が進まない
→話が進まないと困るのはベアトリーチェだけ。ほっといてもOK
戦人「黙れ 俺は信じない
泣き出す。そして怒る。
戦人の激昂にたじろぐベアトリーチェ
ベアトリーチェ「そ、そうは言うがな? お前の手番が終わらぬと?
→また
萌えベアトリーチェさまが出てきた。
→こうやって相手にしないのも一つの手。
戦人「お前のゲームなんか知るかよ 付き合ってらんねえんだよ
→お、いいじゃんいいじゃん。拒絶してしまえ。
言葉は違うけど、紗音のスルースキルと似たようなもの。
戦人「永遠に待ってればいい 俺に話しかけるな
一瞬、紗音シールドのエフェクト→何かを暗示してますね。紗音シールドなところがかなりキテる。
意味的には、
戦人の拒絶が、一種の結界になったとか、そういう感じだろうか。
今の紗音は、現状のベアトリーチェとの口論において非常に強い。
「戦人の紗音化」みたいな感じ?
戦人:何がなんだかわからねぇ どう抗えってんだ
→ロノか先代が助けてくれたりしないのかしら。
何かイベント発生しないと無理っぽい。
メタ視世界内・薔薇庭園
戦人、薔薇庭園を歩く
雨は降ってるが、俺の体が濡れるわけじゃない
→上位戦人だから、濡れない?幽霊みたいなものなのか。
→上位戦人が下位世界の薔薇庭園を歩いてるのか?フシギなシーン
とはいえ、上位戦人は下位に干渉できない。
魔女側は下位と上位の境があんまり無いんだけども。
戦人「俺はあいつのゲームにとっくに負けてるのかも?
これは降伏の調印式?
→んなわきゃない。でも弱気になってる戦人くん
この薔薇庭園の地面から、塔がにょきにょき
魔法としか説明できない
→見た現象をホンモノだと思い込んでたらそーなるんでしょう。
戦人「密室に鍵が閉じ込められて、とかってヤツなら、よくある推理小説の延長だろってことはわかる
「でもあのどっかんどっかんてのは
→EP2後のユーザーの反応をなぞるような感じ。
先代ベアトリーチェ
先代「私の弟子が、ずいぶんと迷惑を
→
キター!!! うーん来ましたね。先代が。これで勝つる。
→ただもーちょい戦人には自力で頑張って欲しかったところではあります。
なんかもう、
自分じゃほとんど何もできてない気がしますよ、戦人くん。
薔薇庭園の東屋に先代ベアトリーチェの姿が
戦人「てっきり死んだと思ってたぜ
先代「死にました 取られた駒がチェス盤の外でくつろいでいるだけ
→死んでるらしい。死んでも関係ないのがメタ視世界。
→蘇生とか関係なく、魔女ならここに来れるんだろうか。
人間はベアトに連れてきてもらわないと、ここに来れないですよね。戦人「あいつを倒せるのは俺じゃない 魔法を使えるあんた
→
ぶっちゃけ戦人いらないじゃん、みたいな。→先代は別に「自分では勝てない。勝てるのは戦人だけ」とは言わない。
先代「屈服してしまいましたか?
戦人「あれをどう説明しろと
→それをこれから先代が教えてくれるわけですね。
先代「私はあの子のゲーム盤の駒に過ぎない 盤外へ取り除かれてしまえば、何もできない
→盤の中にいるうちは魔法バトルができるわけですけども。
先代「あなたはあの子の対戦相手 あなたが投げ出さない限り、あなたには常にあの子に一矢報いる力がある
→これはどういうことだろう。
メタ視世界でベアトリーチェと戦えるのは戦人だけだということかしら。
→そりゃそうか。
メタ視世界で先代が戦えるなら、今ここで魔法バトルでリベンジすればいいわけだし。先代ベアトリーチェ先生のイケナイ魔法授業
戦人「俺にも魔法を教えてくれるのか
先代「魔法の一端を教えてもいい
→レクチャーしてくれるようだ。
先代「日本の魔法に、
雨乞いの儀式というのがある
戦人「あれは魔法じゃねえだろ
「火で上昇気流 その結果雨雲が集まる
科学現象→いやー……それはどうだろう……聞いたことないぞ……どんだけ大きな火で雨乞いしてるんだ……
→むしろ偶然を必然と誤認する
非科学的態度の例として持ち出されるもののような……
先代「天に聖なる火を捧げ、?神々の心に雨乞いの嘆願が
戦人「大昔の連中はそうだったろう その手のオカルトは大抵科学的に説明がつく
→科学……的……?
→オカルトを
無理矢理科学的に説明すると、
疑似科学になっちゃったり、なんかしちゃったりして。
(参考)
疑似科学 - Wikipedia先代「物が燃えるのはどうして? 物質にフロギストンが
(参考)
フロギストン説 - Wikipedia戦人「物が燃えるのは酸化反応 フロギストン説はラヴォアジェが否定した
→★戦人がえらく物知りな感じ。まともに勉強してないような設定じゃなかったっけか。
雑学は豊富なんだっけ?
先代「物に熱が伝わるのは 物質にカロリックが含まれているからでは?
(参考)
カロリック説 - Wikipedia戦人「そいつはジュールが否定 熱はエネルギーであって物質じゃない
先代「よくお勉強していますね
正しい知識→知ってるんかい!!!んもーカマトトぶっちゃってー
先代「フロギストンもカロリックも、果てはエーテルも神の愛さえも 科学的な説明の前には無力
→いやー、そんなに科学礼賛するのもどうだろう……
先代「人は自らの知識の限界、いや無知そのものを“魔法”と呼んだ
戦人「原理を理解できない現象は ?魔法も同然
→今の戦人の状況を説明させようとしてるんですね。
原理の理解できない現象を目にした。それを説明できないから、「魔法」と認識する。→でも今は原理を説明しろと言われてるわけじゃない。自分が見た魔法的現象を否定すればいいだけ。
つまり
「あれが自分の幻覚でなかったとなぜ言えるのか」みたいな話になる。
先代「電気のスイッチを押せば灯りがつく 子供は原理を知らず結果だけを知っていてスイッチを押す
「それは彼らにとって“魔法”なのではないか
→“彼らにとっての魔法”ではあっても、客観的に“魔法”だと判断できるわけではない。
この場合、
戦人にとっては“魔法”に見えても、客観的に“魔法”だと判断できるわけではないということになるだろうか。
先代「ブラウン管の構造を知っているか
戦人「知らない 確か電子が?
先代「それは偽書 真実は、ブラウン管の中にグレムリンという小人が閉じ込められていて?
戦人「そんなわけねえ!
先代「覗いたこともないのにどうして否定を?
戦人「断言できる
→ここで戦人が
「断言」しているのは、一見科学的態度でありながら、実は非科学的な態度です。「幽霊がいないと断言するのも非科学的だ!」というアレです。
戦人は経験的に、ブラウン管の原理の存在、科学的根拠の存在を
常識として知ってはいますが、自分がそれを証明できるわけではありません。
→常識は同じ常識を持っている相手・知っている相手にしか通じないので、そこをスッ飛ばして「常識だから納得しろ」と言っても無理です。
先代「ここにブラウン管がない以上、実証は不可能
戦人「今この瞬間は実証不可能だが、後でテレビをバラしてみれば?
先代「私の“魔法説”は、ブラウン管の中を検証するまで否定不能ということになりますね?
→否定意見を主張することはできますが、その意見の正しさを証明することはできません。
また“魔法説”も同様です。
それらの意見は仮説の段階であり、検証しなければどちらともいえません。
→しかしそういった論理的な問題を楯にしてつけこむのが疑似科学の類なので、常識的な知識があれば、
フツーはまともに相手しません。戦人「“悪魔の証明”だと言いたいのか
先代「今のブラウン管の話は違う テレビを一台分解すれば済む話
→悪魔の証明は、この物語では「証明できないから好き勝手言える」みたいな意味。
ブラウン管についての仮説は、
容易に検証可能である。
先代「あなたの提唱する科学的説明と、私の提唱する魔法的説明 その
どちらかが真実→
どちらかが真実であるとは限らない。 この場合は、「どちらかが真実であると仮定すると」とか言った方がいい。
→先代は
「どちらかが正しいと何故いえるのか」を説明しなければならない。先代「ブラウン管の中を覗いた時に確定する
→「小人がいない」ことは見れば分かる。
しかし戦人が言う科学的な原理によって動いているかどうかは、更なる検証を要する。ブラウン管の中を
覗いただけでは、どんな原理で動いてるか証明できない。電子がどーこーとか、目で見て分かんないでしょう。
いっしょくたにしてはイケナイ。先代「それを確かめる直前まで、互いの説を否定できない
「真実は一つなのに、相反する真実が同時に2つ存在できる
→この場合、仮説は無数に存在できる。「2つ」とは限らない。
またその「2つ」が「真実」とも限らない。無茶言っちゃイヤン
箱猫にゃー
「1つしか存在できない真実が、2つ同時に存在できる異空間
「
箱の中の猫は生きているのか死んでいるのか→
はわわ、先代様が無理矢理「シュレディンガーの猫」に飛躍させちゃいました! なんとなく言いたいことは分かるんだけど、無茶苦茶ディンガナー
箱を開けるまでは生きているとも死んでいるとも主張できる
それぞれが“正しい”真実
→あれは、量子力学のパラドックスか何かじゃなかったか。こんなところで持ち出してどうしようと……いやなんとなくわかるんだけど……
確率的な存在と、観測による確定。それと仮説と検証の話をいっしょくたにしちゃってるような。
いいの?よーわからんもう。
リザインしますね。箱を開けない限り相手を論破できない
真実が2つ同時に存在できる これこそが今の六軒島
この島は、科学説と魔法説が同時に存在できる異空間
→いや、別に六軒島じゃなくても、どっちの説も存在できるよ?
→あれだ。
ごく基本的な科学的態度に関する話を、シュレディンガーの猫という思考実験を例にして説明しようとした……んだろう多分。
▼【ごくごく基本的な、科学的態度のこと】
仮説を立てて、検証する。必要なら実験したりもする。検証が終わるまで、仮説が正しいかは分からない。
戦人は魔法的な現象を目撃し、それが真実だと思いこんだ。しかしそれはあくまで戦人の主観的経験であり、客観的事実かどうかは分からない。
科学的態度をとるなら、それを確かめなければならない。
例えば「ユーレイをみた」→「ホントにユーレイはいたのか」→「科学的に検証してみよう」みたいな。
この場合、ユーレイの存在を実験的に確かめる方法がそもそも存在しないため、確かめようがない。で、結局「いたんだかいないんだか分からない」で終わる。
戦人に求められているのはそこまで。
薔薇庭園の魔法バトルについては、その出来事を客観的事実として確認するための根拠が必要になる。それがなければ「あったんだかなかったんだかわからない」で終わるわけだ。
科学の世界の住人であるあなたには、一見この島は魔法の世界に飲み込まれていってしまったように感じる
正しくもあるが正確ではない。厳密には、科学の世界から、科学と魔法の世界の中間に移った
→移ったらしい。
これをあくまで科学側の解釈で説明すると、
「幻覚を見やすい世界に移った」とか、
「幻覚を見やすい状態になった」とかそんな感じですね。
先代のいう「科学の世界」とは、
自分の主観的経験を直感的に客観的事実として扱っても問題の起きにくい世界……ってところかな。
今の「科学と魔法の中間の世界」は、主観的経験を直感的に客観的事実として扱うと問題が起きやすい世界。
→んで、魔法側の解釈で説明すると、「物理法則を逸脱した現象を客観的事実として確定できない世界」みたいな感じかなぁ……
非常にアバウトに表現すると、「歩いていけるところにはテレポートできるが、密閉空間内にはテレポートできない」みたいな。この場合時間的な問題が発生するけど。
一見世界が魔法側に傾いているように見える
しかし実は、2つの相反する世界にとって限りなく公平な位置に、今この島はある
→
「仮説の検証ができないため、どうとでもいえる世界」みたいな。
科学的根拠も魔法的根拠も用意できない。詭弁に詭弁を、疑似科学に疑似科学を。およそどちらかに偏った結論の出ない宗教論争しかできない。
戦人「俺に圧倒的に不利な展開ばっかり
→戦人が不利なのは、ベアトリーチェのようなハッタリに走らないから。あと、戦い方が紳士的(笑)過ぎるから。
ぶっちゃけた話、
ベアトリーチェは戦人よりハッタリに弱そうなので、戦人次第でやりこめられないこともないんじゃないかと思う。
先代「今六軒島には、魔女も魔法も真実として存在するかもしれないが、不確定な波動関数の世界
「全ての状態が同時に説明できる しかし真実は一つ
「
観測されることによって収縮→
でも観測できないんでしょ? 観測したら、どちらかに定まっちゃうから。
戦人「ベアトリーチェがどんな魔法を見せても、それは
“魔法説”の主張でしかなく、俺を否定することには当たらない
「“ベアトがどんな魔法を俺に見せようとも、この世界ではそれを以って魔法が存在する証拠にはなり得ない”
→今度は
議論の話に。
→
「魔法=現実かどうか分からない=個人の主張」→「魔法=個人の主張」という関係かなぁ。フシギな表現。
「魔法を見た主観的経験=現実かどうか分からない」が前提になってるのかな。
戦人「だが、俺が“科学説”で正論を示したところで、ヤツを
論破できない「俺たちに議論なんて必要ないってことになる
→必要ないといえばない。決着つかないからねぇ。
「神はいるかいないか」と一緒。決着つけよーたって無駄。
「
俺たちはブラウン管を覗かないまま、どうして論争を繰り広げなくちゃならないんだ?先代「
それこそがあの子があなたに挑んだ“ゲーム”なのです→ここ重要かも。
「あの子があなたに挑んだゲーム」……つまり、
ゲームをしたがっているのはベアトリーチェ。だから放っておいてもゲームをしよう!と擦り寄ってくる。
戦人「相手を論破なんてできるのか?
先代「現にあなたは論破されて、こうして屈服している
→なるほどそういう解釈。客観的に論破されていなくても、本人が論破されたと感じると屈服してしまう。
要するに
ハッタリに負けた気になってるだけ。→ふーん……じゃぁ、やっぱりベアトリーチェを屈服させることもできるのかなぁ……
ハッタリにはハッタリ……
科学的ハッタリ……疑似科学……? え、マジで?
○○○○大辞典みたいに根拠を捏造してベアトリーチェを騙したりするの? ……あ……ありうる……不可能じゃないかもしれない……
うへぇ……
▼【ベアトリーチェをやりこめるのは、疑似科学?】
ベアトリーチェのハッタリオカルト vs 戦人のハッタリ疑似科学
想像できるのは、泥沼の地獄絵図。
論理的な正しさを求めるなら、検証しようがない以上、議論をしても五分五分。得るものが無いのでフツーはここでやめる。
でも互いに必死だと、「決着はつかない」と分かっているにもかかわらず、無理矢理決着をつけようとする。
ベアトリーチェの弾は“ビックリ魔法ショー”とか“コケオドシトーク”…手品で神を信じさせるようなもの。
戦人がやるとしたら、“捏造データ”とか“実験ごっこ”とか“インチキ学説”そんな感じのものだろうか。
宗教系の詐欺師と科学系の詐欺師の地獄絵図……えぇぇぇ……
先代「今、私に助言できるのはここまで
→随分と助言してくれましたね、このお助けキャラ。
ロノもお助けキャラだったけど、こっちはあからさまに味方。
先代「もしもあなたが望むなら、時折助言を与えましょう
→ほとんど
チートアイテムですね。
戦人「助かる あんたの仇も俺が取ってやる
→★もし仮に戦人が“勝ちにいく”としたら、ベアト以上のハッタリが必要になるだろう。
そりゃもう目を覆うような……
ワルギリア
戦人「あんた、名前は?
先代「ベアトリーチェはかつて私の名でした 今は名を持たない
「ならば仮の名 ワルギリアス もとい
ワルギリア→先代ベアトリーチェに名前がつきました。以降
「ワル」と略します。
戦人「ワルキュリア? 神話の女神?
先代「ベアトリーチェの元へ導く者 という意味
「煉獄山の頂上にて待つあの子の元へ
→戦士をヴァルハラに運んでいくってことかな。戦士=戦人
先代「あの子の言葉を借りるなら、あなたは不死鳥のような人
→どこで聞いてたんだ。寝てたんじゃないのか!
目を閉じてても見えてるし、寝てても聞こえてるし。
戦人「もうあいつの寝言には耳を貸さねぇ とことん冷静に俺の戦いを
「もうあいつの挑発には絶対乗らねぇ
→★
戦人はスルースキルを身につけた!! レベル上がったー
メタ視世界・茶会部屋
ベアトリーチェ「おお戦人 そなたどこへ
戦人「頭を冷やしてきた
→おまちかねベアトリーチェさま
ベアトリーチェ「ステキファンタジーバトルへの回答は?
ロノ「さっき
親切で上品にするとお誓いになられたばかり
→★ベアトリーチェ的には、相手にしてもらえないと困る理由がある。だから親切にも上品にもする。多分。理由は明確じゃないけど、ある程度自重しなきゃならないらしい。
あー、これも一種の
ツンデレかしら。
時々グロいけど。顔と口調が。戦人「バトル? 何があったって?
「この薔薇庭園のどこに。お前らがにょきにょき生やした塔が、槍が。どこに転がってんだ。
→お、行ったねぇ。自分の主観的経験と、客観的事実を切り離した。
「ない。つまり、こいつがブラウン管の中身
ベアトリーチェ「ブラウン管の中身?
→いや、ブラウン管の例えは正直どうなんだろう……
戦人「魔法バトルはお前の解釈 お前の主張に過ぎない。今この場に何もないのがその証拠
「さっきの魔女の戦いにこう反論。今、この場に何もないのは、何事もなかったことの
証明→別に
証明にはなってないですよねぇ。飛躍して断定しました。
でもベアトリーチェに対しては有効なのか。
ベアトリーチェ「被害を及ぼさないため、結界の中で戦った
→おー。それで屋敷が消し飛んでないんですね。凄く言い訳臭いけど。
「だから現実には何の影響も与えていないのは当然→うわ、言っちゃった。「現実には何の影響も与えていない」って!
それって
「現実には何の影響もない→無いも同然」って言ってるのと同じだよう!(笑戦人「それがお前の“主張”だな?
「だが今この瞬間薔薇庭園には何もない だから、魔法などなかったという俺の主張を何ら妨げない
→うん、はぁ、まったくそのとーりで。何も言うことないです。
ベアトリーチェ「魔法が“ない”は証明不能
戦人「今この瞬間の、薔薇庭園が真実 ここには何の魔法の痕跡もない
「だから魔女の戦いは“行われなかった”
→置き換えてみる。
神は不在は証明不能。→今ここに神はいない。だから神はいない。どっちもおかしい。
→まず「魔法が“ない”」の「魔法」とは何か。その定義がない。だから
何をもって魔法と考えればいいのか分からない。 次に「痕跡が無いから何も無かった」は、
「痕跡を消せる可能性」を無視してるので飛躍。痕跡の有無は魔法バトルがなかったことを証明しない。
ベアトリーチェ「なんだその返し手は? その力は、もしや
ロノ「お忘れですかお嬢様。
多層世界収縮術→んー……多分、無数にある可能性を一つに限定する……とかそういう術なんだろう。
さっきのシュレディンガーのアレから来てる感じ。
→今の戦人の状況で考えると、「“庭の過去”=箱」の中身を観測・確定してみせた……というところかなぁ。
でも実際には観測してないので、確定させたフリみたいなもの。要するに
ハッタリロノ「無限の魔女の力と対になる、
有限の魔女の力→有限の魔女……?ワルギリアのこと?よくわからない。
→多分、基本的な科学的態度……というより
疑似科学的態度ってところかなぁ。
可能性を無限においたまま確定させないのが「無限の魔女」
可能性を有限に定めて確定させてしまうのが「有限の魔女」 ってところかな。
例えるなら、
血液型別の性格の嘘データ→血液型で性格は分かるんだ!と可能性を限定……みたいな。それっぽく見えるだけで嘘なんだけど、
この世界では仮説の検証ができないので、言ったもん勝ち。→
あ、そうか、「嘘」で「ハッタリ」だから「魔女の力」なんだね。どっちも幻想。▼【有限の魔女の多層世界収縮術】
無限の魔女の力は、壊しても壊しても無限に修復してしまうという、幻想の力。
有限の魔女の力は、無限にあるはずの可能性を、強制的に1つに限定してしまう幻想の力?
戦人は「今の薔薇庭園に何も無い」という情報を根拠に「魔法バトルはなかった」と決め付けてみせたわけですが、これは現実的に考えるとおかしい。今痕跡がなかったからといって、魔法バトルがなかったとは限らない。
そこで戦人側の魔女……「有限の魔女」が使うのが「多層世界収縮術」ではないか。
無限にあるはずの過去の可能性……薔薇庭園の過去を、恣意的に一つに限定してしまう。
多層世界から「薔薇庭園で何もなかった世界」を選び、「魔法バトルのあった世界」と交換する。
つまり「魔法バトルをなかったことにすることができる魔法」?
ベアトリーチェ「
“シュレディンガーの猫箱”か?!
→なんか、ビックリするような必殺技名らしい。なーんかちょっと違うような気もするんだけど。
「あの老いぼれ魔女め、余計な入れ知恵を
→気付いてるらしい。
老いぼれ言われても。あんたも千歳……
戦人「時間をロスった ここからはサクサク行くぜ?
→戦人の反撃
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つづく 6:25→7:00
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ベアトリーチェ、煉獄山、プルガトリオ(煉獄)、ベアトリーチェの元へ導くウェルギリウスと、今のところキーワードはダンテの『神曲』に当てはまっているように思います。
ワルギリアが説明している「複数の説が同時に存在出来る」事ですが…。
殺害時、上位世界以外では、殺害現場にいた「殺害された人物」と「犯人」にしか観測出来ていません。犯人も殺害方法も。
殺害現場という閉鎖空間にあったのは「死亡者」と「犯人」、後は「殺害方法」。生存者、つまり客観的に証明出来る生存者が下位世界では、犯人以外に存在していません。
つまり劇中のベアトリーチェやら七杭やら山羊という犯人、魔法という殺害方法は絶対的な真実や体験ではなく、上位世界からベアトリーチェが見せている「魔法説」なのではないか、ということではないでしょうか。
余談ですが、冒頭に出てきた先代ベアトリーチェの魔法講座「一度壊れた運命は回避出来ない」みたいな事がありました。
これはベアトリーチェにも当てはまる気がしています。
六軒島に確定している真実は「生存者から見た客観的情報」のみ。つまり、死亡者がどういう状態で発見されたかという結果のみ。
ベアトリーチェが扱う「無限」は、その結果に辻褄が合うように無限の(魔法的)可能性を再現、創作出来るという事かもしれません。