雛見沢研究メモ
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【うみねこ】[第二話] 魔法はいらない! 第三の晩「不和」とその解決について 

 ベアトリーチェという名前のゲームがあり、攻略されるのを待っている。
 そろそろEP3の刻限。最後にラッシュをかけたいところ。

 碑文の第一の晩?第八の晩のうち、なぜか今まで殺人を伴っていない「第三の晩」
 家人の「不和」をもって「第三の晩」の儀式の成功とするなら、やはりここにしかない特殊性がありそうです。

第三の晩「不和」について


第三の晩「不和」


第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。

 私が便宜上“第三の晩「不和」”と呼んでいる、一見して何をどうすればいいのか分からない碑文の項目。
 生贄でもなく殺すわけでもなく、名を讃えろという。

 そもそも「我」とは誰だろうか。
 魔女であるなら、「ベアトリーチェさま最高!」とでも言えばいいというのか。
  
 これについての答えが一応EP1にありました。
 恐らく後に解釈は二転三転することでしょうが、暫定的に私はこれを採用したわけです。 
その魔法陣の名は、…火星の3の魔法陣。
ヘブライ語で書かれているのは、旧約聖書の詩篇、第77篇13節の一部。
“あなたのように偉大なる神が、他におりましょうか”
魔法陣の意味するところは、……“不和”

…内部分裂を煽り、敵を自ずから瓦解させる。
 
さっきの不和を目論むという魔法陣が、まるでその魔力で成したように、俺たちは分裂し、しかもその上、危険地帯へ引きずり出されている。
……ということはつまり、今この瞬間、犯人のシナリオに乗っかっているということになる。
 つまり、第三の晩とは「不和」を起こさせることであり、互いの疑心暗鬼や、キャラが分断されるなどの具体的行動をもって「儀式の成功」と考える。
 そんな感じです。 


第三の晩「不和」は、ひぐらし「ルールX」相当?


 他の「晩」なら殺されないように気をつけなきゃいけません。なら、第三の晩は仲良くしなきゃいけません。
 簡単に引っ掻き回されないように、互いを信頼して、一致団結してことにあたる……それが恐らくは理想でしょう。

 既に気づかれた方も多いでしょうが、この第三の晩「不和」という課題……「ひぐらし」の「ルールX」にとてもよく似ています。
 いちおう仲の良かった仲間たちが、疑心暗鬼に陥り、雛見沢症候群を発症し、惨劇が起こるわけです。
 「うみねこ」ではそもそも家族の仲はあまり良くはありませんが、互いへの疑心暗鬼からまんまと「不和」に陥り、互いに分断され不利な状況へと転落していきます。


第三の晩「不和」の解決とコミュニケーション


第三の晩「不和」は最初に解決される課題?


 「ひぐらし」の「ルールX」について思い出して欲しいんですが、これを一つの課題として見たとき、この課題は他の課題(ルールY・Z)よりも先に解決の糸口へとたどり着きました。
 「罪滅し編」において圭一がレナと向き合い、レナの雛見沢症候群を沈静化させることに成功しました。

 このことについて、二つ重要なポイントがあります。
?「まず手の届く課題であること」
…圭一たちが自分自身の手でまず最初に着手できる課題がこれなんです。
 一応信頼関係のある仲のいい「仲間」だったものが、十全のコミュニケーションをとるという、それだけのことですから。心がけ次第でいつでも取り組める課題です。

?「他の課題解決の前提条件であること」
…二つ目は、この課題が他の課題解決の前提条件になっているということです。身内がゴタゴタしてるのに「山狗」と戦うなんてまず無理ですし、殺しあってる最中に児童相談所に直訴なんてできないでしょう。
 まず身内の問題を解決しないと何も出来ないということです。

 「ひぐらし」の「ルールX」によく似た「うみねこ」の第三の晩「不和」にも、同じようなことがいえます。

 まず?については、戦人が既に真里亞とのコミュニケーションに関して、EP1よりEP2の方が改善されていたりします。
 他のキャラもいままでより濃いコミュニケーションによって、互いの関係を改善し、成長していく様を見ることができます。
 つまり、既に第三の晩「不和」への対抗措置を、恐らく本人たちも知らないままに行っている訳です。どんどんフラグを立てて行ってる感じですね。

 ?については、既に第一・第二の晩と殺人事件が起きてしまった後です。
 そこでいよいよ必死になって生き残ろうとしている時に第三の晩「不和」によって決定的に無力化されてしまします。何もできずに閉じこもって待っているだけでは、恐らく問題は解決しません。
 この「不和」が解決したらといって、全ての問題が解決する訳ではありません。碑文の謎や、ベアトリーチェとの戦いなど、大きな課題が残っています。しかし、この「不和」が解決しないことには、敵を前にして仲間割れしているのと同じです。
 つまり、この第三の晩「不和」は、他の課題解決の前提条件だと考えられるわけです。

 そしてこのことに関して最も重要なことが一つあります。
 それは、この第三の晩「不和」という課題を解決するのに、
 
“魔法はいらない”ということです。
 人が人のまま、魔法を使わずに解決できる問題なんです。
 杭が飛んでくれば死ぬしかないかもしれません。しかし、この第三の晩だけは、人間が対話によって解決しうることなんです。
 これは「ひぐらし」のテーマの一つでもありました。何か特別な治療薬ではなくて、対話によって問題が根本的に解決されるんです。


鍵となる「真里亞」とのコミュニケーションについて


 コミュニケーションの課題といえば真里亞。真里亞といえばコミュニケーションです。
 このことについては、EP1開始10分ぐらいで既に強く印象付けられました。
(関連)【うみねこ】[第一話プレイメモ][時系列] 10月4日 ????10:30 空港? - 雛見沢研究メモ(仮)

 恐らく島にいるニンゲンの中ではトップクラスに事情に通じているはずの真里亞。
 しかし彼女と話をするのは難しい。もし彼女が知っていることを、一から十まで全て知ることができれば、「うみねこ」というゲームの構造がカナリ深い部分まで分かってしまうかもしれません。
 「ひぐらし」でいえば「梨花」に近しい、物語の鍵となるキャラだと私は考えています。

・嘘をつかないこと
・信じること
・一緒だと何も怖くない

 物語開始直後に提示されたこの三つのことは、そのまま第三の晩「不和」へと繋がります。
 一緒だと何も怖くないのに、分断されバラバラになってしまう。これは“怖いこと”です。  

 多分ですけど、真里亞とちゃんと仲良くなれるぐらいなら、他のキャラとの問題を解決するのも容易になるかもしれません。
 言動や行動原理がはっきりと設定されていますし、一見単純な「駒」であり、最も幼い子供であるだけに、「不和」という課題を解決するのに必要な基本的要素がミッチリつまってると思います。 
 

コミュニケーションの難しそうなキャラ


 あからさまにコミュニケーション能力に課題を設定されている真里亞を筆頭に、他にも同じように「難しいヤツ」が何人も目に付きます。
◆金蔵…いわずとしれた頑固ジジイ。彼とまともに話せたら大したもの
◆嘉音…消極的な攻撃性を秘めた難物。コンプレックスの塊
◆夏妃…煽り耐性ゼロ。すぐキレる。すぐ落ち込む。結構めんどくさい人
◆絵羽…イヤミと皮肉が服を着て歩いている
◆楼座…子供のまま母親になってしまった人
など

 それぞれがそれぞれの問題とゆっくり向き合っていくことでしょう。
 このことは先日の【うみねこ】 「EP1=朱志香・夏妃編」「EP2=真里亞・楼座編」という捉え方。「EP3=譲治・絵羽編」か? - 雛見沢研究メモ(仮)という話にも繋がります。
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