雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

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【うみねこ】[第二話] 「天秤仮説」 -現実と非現実のシーソー- 

 「うみねこのなく頃に」第二話の世界観に関する考察です。
 全部仮説。

 以下ネタバレ。

「天秤仮説」


現実と非現実のせめぎあい


 『うみねこ』本編の世界観には概念上の天秤があるのではないかという仮説です。
 この仮説のキモは、この天秤を中心にして作品内に散らばった要素を結びつける点です。

 

絵的にはこんな感じ


?[本編開始時点] 天秤が現実側に傾いています。
 現実/非現実
 現実★★★★★☆非現実
→一つだけ非現実側に☆があるのは、ベアトリーチェが存在しているからです。

?[儀式の進行] 殺人による儀式が進行すると天秤が釣りあいます。
 現実─非現実
 現実★★★☆☆☆非現実
→現実が侵食されています。この状態になると、ベアトリーチェの魔法が派手になってきます。

?[儀式終盤]
 現実\非現実
 現実★☆☆☆☆☆非現実
→ほぼ非現実側に傾きました。この状態で「魔女の宴の会場」が顕現します。
→現実側に★が一つ残っているのは、第一話では戦人、第二話では楼座が最後まで現実側で粘っていた(魔法を信じない)からです。


最後の1%の特殊性


 上では「★」と「☆」ですが、この最後の一つだけは特別です。なぜなら、このホシが塗りつぶされてしまうと、どちらかの「完全勝利」が確定してしまうからです。


・ベアトリーチェの勝利条件:最後の★を塗りつぶすこと。これはどうやら「全員が魔法を信じる」ことによって達成されるようです。
・ニンゲンの勝利条件:最後の☆を塗りつぶすこと。これで魔法関連のものが100%消滅します。


 他のホシは、現状では「儀式を進めることでベアトリーチェが一方的に塗りつぶすことができる」という状態。ニンゲン側の反撃はほとんどありません。
 ニンゲン側はホシを守るか、取り戻すかしなければいけないわけですが、その手段は今のところ不明です。


「天秤-ベアトリーチェ魔力連動仮説」


天秤と魔力の強さ

 
 本編では、最初は「希薄な存在」だったらしいのがベアトリーチェです。
 これが段々と魔力を強め、最終的には「復活」することになっているようです。
 
 これは、天秤の傾きによって魔力が増減するのではないかという仮説です。非現実側に傾くほどベアトリーチェが強くなるというわけ。
 【現実\非現実】 この状態がベアトリーチェが強い状態。

  

ベアトリーチェの魔力の段階


 ベアトリーチェの魔力には段階があり、これが各イベントと連動しているように解釈できます。
 また、ベアトリーチェの魔力はあくまで「回復する」のであり、「強化される」のではないようです。だから全快すると「復活」するというわけ。元々持っている魔力を取り戻していくんでしょう。

Lv1:紗音の前に登場
Lv2:紗音が祠の鏡をブチ割ることでLv2に
   (これで魔法の相性に関係なくニンゲンの前に姿を見せられる? 不確定)
Lv3:金蔵の指輪入手
   (「利子の回収」の第一歩。ベアトリーチェにとっては儀式の最初の一歩)
   (この状態になると、第二話礼拝堂での親たちとの会合のように、「ニンゲンに魔法を信じさせる何らかの手段」が使えるようになる?)
Lv4:第一の晩 6人殺害
   (殺し方が他と明らかに違う装飾的な殺人)
   (推測:ハッタリ魔女さまのことですから、「魔力が弱くて現実的な殺し方しかできない」のを隠すために装飾過多にしてハッタリを効かせているのかもしれません)
   (これで「七杭」の使用が解禁になるのかも)
Lv5:「七杭」の使用
   (七杭が使えるようになれば、あとは単なる消化試合。今のところニンゲン側に対抗手段はありません。「夏妃の霊鏡」等に可能性はあります) 
Lv6:第八の晩・儀式の仮完成
   (この段階では「魔女の宴」が開始。本家がほぼ完全に異界化します)
   (第二話を見る限りでは、この段階になると戦人にも強制的に魔法を信じさせる手段が使えるようです。楼座が粘らなければ危ないところでした)
Lv7:完全復活
   (今のところ復活してません)
   

ベアトリーチェへの対抗手段


 対抗手段は「4つのゲーム」という仮説で解説しています。
(参考)【うみねこ】[第二話] 4つのゲームとルール

 ?「人間犯人説の維持」
 ?「碑文の謎解き」
 ?「魔法バトル」
 ?「ルール解明」


 この4つに勝利の可能性が提示されていますが、今のところ「碑文の謎解き」が一番近道であるように書かれているようです。


「天秤-碑文連動仮説」


「碑文」による現実・非現実の操作

 
 天秤と「碑文」が連動しているのではないかという仮説です。
 このとき「碑文」には「現実・非現実」を操作する力があるということになります。


現実側にも段階はあるのか


 非現実側・魔法側・魔女側は碑文の儀式を実行することで、段階的に「非現実度」を高めていると解釈します。
 では現実側・ニンゲン側にも天秤を段階的に傾ける手段はあるのかという問題。

 今のところこれについては、特に提示されていません。
 ベアトリーチェの儀式に干渉しうる手段(真里亞のお守りなど)は提示されてますが、それ以外は不明です。 
 

碑文を解いたら何が起こるのか


 碑文を解くとニンゲンの勝ちになるようですが、このとき何が起こるのかという問題です。
 非現実側に天秤が傾くと、「碑文の儀式を遂行すると黄金郷へ行ける」ということなっているようですが、では逆はどうなのか。

 儀式を終盤まで遂行すると「魔女の宴」が顕現します。
 では碑文の謎を解くと?

 「碑文の謎を解く=ニンゲン側の勝利=現実側に天秤が完全に傾く」いうことであれば、「強烈に現実側に引き戻す何か」が出現するのかもしれません。
 非現実・幻想・夢想に浸りきった現実逃避ニンゲンのアタマをガツンとやって現実に引き戻すような“何か”です。


各キャラを現実に引き戻しうる「何か」を推測


各キャラが触れていない・避けているリアル

 
 各キャラに強烈に現実を意識させる「何か」があるとすると、それぞれのエピソードを見ていくことでそれを推測することができるかもしれません。
 それは、主に「容易に解決しがたい現実的な問題」「キャラ間の絆」などではないでしょうか。


各キャラが避けている問題


 キャラにはそれぞれ何らかの未解決な問題・課題が存在しているようです。
 まだそういったものが分からないキャラもいますが、一部のキャラのものは推測できます。

金蔵の問題

 金蔵がないがしろにしてきたものは、自分の家族との絆や愛情といった類のものだと考えられます。

 例えば「金蔵の妻=祖母さま」との関係。
 祖母さまはベアトリーチェに対して嫉妬していた等と書かれていますが、祖母さまのリアルを認識すれば、金蔵も少しはアタマが冷えるかもしれません。
 祖母さまがどんなリアルを持っていたかは分かりませんが。
 
 あるいはその他の家族との関係も未解決のまま放置しているのが金蔵。
 自分の子供たちをののしり、否定し、関係を絶つことで目を逸らしている風です。
 「ベアトリーチェ」という幻想でアタマを満たして現実逃避しっぱなしです。

蔵臼等親たちの問題

 蔵臼が認識しなければならないのは、夏妃の思いや、朱志香の想い、楼座の想いなどでしょう。
 彼は「黄金」という幻想の中でそれらの現実をないがしろにしている風です。

 他の親も似たようなもの。それぞれ個別の事情はあるでしょうが、「黄金」という幻想が、子供たちの前で大人気ない態度を見せる原因になっています。
 霧江のみ例外のようですが、彼女にも何か問題がありそう。

紗音の現実

 紗音は譲治との関係を築くためとして、祠の鏡をブチ割ったようです。
 恋愛で“何かに縋りたい”というのは往々にしてあるものかもしれませんが、その何かが魔女であるなら、魔女に縋る=ニンゲンの敗北につながります。
 作品のテーマ次第でしょうが、魔女に縋ってはイケナイってことになるはず。

 また、自分と譲治との関係を右代宮家のニンゲンに認めさせることについては譲治にマカセッキリなのも問題かもしれません。
 第二話では紗音も少し成長した感じなので、この経験が継承されれば次話以降、何か進展があるかも。

 あと、自分が「家具」であるという問題が彼女と嘉音にとっては非常に大きい様子。
 そのせいで「黄金郷」を目指さなければならないという強迫観念を持っていたようです。
 そこから現実を選ぶとすると、「家具でもいいじゃん」とかソッチの方向に流れそう。
 
戦人の現実

 戦人は、死んだ母親のことで父との間に確執があったりするようです。
 本編ではほとんどスルーしていますが、いずれは留弗夫親子がそういうリアルと向き合うこともあるでしょう。

 その他のキャラについては省略しますが、「碑文の謎を解いた結果」もしくは過程において、そういったキャラ個別の現実的な問題を強く認識させられることになるかもしれません。
 例えば金蔵なら、「祖母さま」の悲嘆を目の当たりにして泣き崩れたりするかも。
 無視してきた現実をつきつけて現実に引き戻す……ベアトリーチェに対抗する手段としてはマゾいですが、一つの手段ではあるかもしれません。


「絆」がキャラを守る?


「絆」と「銃を持つキャラ」

 
 キャラ同士が互いの肯定的な「絆」を確認・強化することで、ベアトリーチェの被害を免れている可能性があります。
 第一話では「夏妃」が朱志香との「絆」を確認・強化し、結果として手に入れた真里亞のお守り?によって第一の晩を逃れているように見えます。
 第二話では「楼座」が真里亞との「絆」を確認・強化したことが、他の親が全員死んだ中で一人生き残った結果に繋がったようにも思えます。

 この二人は「銃を持つキャラ」として終盤まで活躍しますが、「絆」が現実を強く認識させ、魔法=非現実を否定させている……という世界観なのかもしれません。

 言ってしまえば、酒に溺れたオヤジが、家族との絆を再確認することで、社会復帰するようなものでしょうか。
 現実逃避から現実に戻る手段があるなら、非現実=魔法への直接的な対抗手段になりえます。


真里亞と碑文の謎解き


 こういった「絆」が楼座を生存させ、戦人をそばに置き、真里亞に「碑文を解かせている」と解釈することもできます。
 第一話の真里亞にとっての現実はあまりにも絶望的でした。楼座は死に、親戚からはハブられて悲惨です。

 第二話では母とも戦人ともそこそこ仲がいいです。
 そういった真里亞と他キャラとの「絆」が、真里亞に「黄金郷=母も父も優しい等の世界」より「現実」を選ばせるなら、真里亞が碑文を解こうとするのは必然。
 謎が解けてベアトリーチェに勝てるなら、ニンゲン全員を“守る”ことにもなります。
 
 「碑文を解く=ベアトリーチェに対する勝利=幻想の克服=現実への回帰」ということになっているともとれます。
 真里亞がどこまでそういった「現実」を意識しているかは分かりませんが、魔法という一過性の思春期的な病を克服するという、彼女の成長譚が含まれることにもなるでしょう。
 

作品テーマ


 『ひぐらし』のテーマとして「仲間に相談しよう」というものがありました。
 これによって「ルールX」上の問題が解決し、雛見沢症候群を克服するなどの影響があります。

 『うみねこ』では、テーマとして「妙な夢を見ていないで現実を見よう」とか「家族とリアルを大切に」とか、そういうメッセージ性が出てきそうです。
 これによって魔法・魔女を否定し、状況が改善する可能性があります。(恐らくそれだけではないでしょうが) 
 「うみねこ版ルールX」と呼んでもいいかもしれません。

 どちらも「精神的な問題」「人間関係の問題」が「ファンタジーな課題(症候群・魔法)の克服」という結果につながるパターンになっているのではないかということです。
 目を逸らしたくても逸らせない現実、目を逸らす訳にはいかない現実、手放したくない現実の前にあっては、魔法=幻想など、もののかずではないでしょう。
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