ここまでの情報で第一話の金蔵失踪の見方が変わってきたのでメモ。
何度もこーやって微修正していかないとワケわかんなくなるのです。
ネタバレ全開
第一話金蔵失踪・魔女犯人説
魔女犯人の場合の条件
ここまでの情報から、儀式の実行(主に殺人)をベアトリーチェ犯人で再考。
まず魔女犯人説で考える際の条件を構築していきましょう。
(参考)
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【うみねこ】[第ニ話プレイメモ補足] (10/4 16:00-18:00?) 「碑文解釈」 ・
[2008/01/06] 【うみねこ】[第ニ話プレイメモ] ? 1986/10/04 19:30?22:00?・
[2008/01/06] 【うみねこ】[第ニ話プレイメモ] ? 1986/10/05 00:00?6:00? 第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
◆「ベアトリーチェは儀式を実行する」
妾は碑文に従い儀式を完遂する。
殺害方法はともかく、ベアトリーチェは儀式を実行する。
ただし「黄金郷」を目指す人間が独自に儀式を実行、ないしベアトリーチェに加担することは考えられる。
「儀式の実行はベアトリーチェが行わなければならない」のではなく、「誰でも参加できる儀式をベアトリーチェ実行する」だけだと思われる。
◆「鍵≠ベアトリーチェ?」(推測)
ベアトリーチェが「6人」を任意で選べるなら、ベアトリーチェの敗北条件になりうる「金蔵」を最初に狙ってくる公算が高い。
金蔵はそれを想定せずあくまで「ルーレット」による選択だと考えているところから、「6人」の選択はベアトリーチェによるものではないと考えられる。
「6人」の選定は「鍵」によるものなので、「鍵≠ベアトリーチェ」となる。
◆「6人の選択は鍵、実行は誰でもいい」(推測)
「6人」は鍵が選ぶので、殺害するなら「鍵によって選ばれた6人」を知っていなければなりません。
ベアトリーチェも殺害に加わる場合は「鍵」の選択を知っている必要があるので、ベアトリーチェと「鍵」にはなんらかの繋がりがあるはずです。
「人間」が儀式を行う場合は、独自に「鍵」の選択を知る必要があります。どうにかして「鍵」を入手する必要がある、と言い換えてもいいかもしれません。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
◆「金蔵はベアトリーチェの気まぐれの対象にならない?」(推測)
あとはルーレットの目が勝敗を分けるだけよ。……ルーレットが目を見せるまで、妾と金蔵が再会する必要はない。
どうやらルーレットは「6人」だけじゃなくその後の選択にまで影響するらしい。
誰を選ぶかは、儀式のルールに則り、妾が気まぐれに決めてよいことになっている。
ところがこういう記述もあり、「ルーレット」と「ベアトリーチェ気まぐれ」が被ってるので矛盾が生じます。
どちらも真だとすると、「寄り添う二人」の選出だけが特殊だと考えることはできます。
この場合、金蔵は「寄り添う二人」の対象にならないので、「ベアトリーチェの気まぐれ」の対象になりません。
ベアトリーチェは自分の勝利のために金蔵を殺したいはずですが、「気まぐれ」の対象にならない金蔵を儀式のルール上で殺害するには「ルーレット」による選択を待つ必要がある……と解釈することができるでしょう。
魔女が書斎に入れるタイミング
こういう条件を踏まえて「第一話金蔵失踪」について考えてみましょう。
金蔵が生き残ると篭の鳥にされてしまうので、ベアトリーチェは金蔵を殺さなければいけません。ベアトリーチェは金蔵の「隙」を虎視眈々と狙っているはずです。
ところが金蔵の書斎には「魔除け」があり、これは実際に効果を発揮しているので、ベアトリーチェが金蔵に手を出すには、「金蔵が部屋から出てくる」とか「誰かにドアを開けてもらう」必要があるでしょう。
◆「ベアトリーチェは儀式外で金蔵を殺す気はない?」
第二話でベアトリーチェが金蔵の部屋に入れるチャンスがありました。
それはベアトリーチェが源次に案内されて書斎前に来たときです。
もしベアトリーチェが儀式外ででも、とりあえず金蔵を殺せればいい……と考えてるようなら、このタイミングで書斎内に入って殺すこともできたでしょう。
そうしなかったからには、ベアトリーチェには儀式を優先する気持ちがあるということになるはず。
(他に特殊な理由があるなら知りませんが)
◆「ベアトリーチェは金蔵拉致を狙っている?」
第一話では、儀式が始まっているタイミング……つまり「6人」が死んで以降、金蔵の書斎に入れるタイミングが一つありました。
「源次に鍵を借りた夏妃が書斎に入った時」です。
「ベアトリーチェは書斎そのものに入れない」という設定でもない限り、魔除けのあるドアが開けば中に入れるでしょう。
あとはもうベアトリーチェのやりたい放題。金蔵を拉致しようがどうしようが自由というわけ。
ベアトリーチェが儀式を優先するなら、先に「寄り添う二人」を殺してから拉致した金蔵を殺害する、という方法がとられるでしょう。
つまり第一話の金蔵失踪を魔女犯人説で考えると、
「夏妃が書斎のドアを開放→ベアトリーチェも侵入→ベアトリーチェ金蔵拉致→寄り添う二人殺害→ベアトリーチェ金蔵殺害」
第四の晩……つまりボイラーで焼かれていたのが「金蔵本人」であれば、「ルーレット」は運良く早いタイミングで「金蔵」を選んだんでしょう。
ベアトリーチェ的にはこれで金蔵の篭の鳥になる可能性がなくなったので、とりあえず一安心でしょうね。 こう考えると、夏妃が金蔵の部屋に入った時、金蔵の様子がおかしかった(やけに優しかった)理由も想像できそう?
「書斎の扉が開けられる=ベアトリーチェが入ってきて敗北」なら、もうここで諦めちゃったのかもしれません。
この説でちょっとヘンなのは
「金蔵がメシを食えない」ということ。
「ドアを開けたら負け」だったら、源次だろうとメシを運べないんですよね。
それ以外もまだ色々おかしいような気がするので、今後もチマチマと考えていくことになるでしょうか。
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