雛見沢研究メモ
ひぐらしのなく頃に・うみねこのなく頃にの考察・ニュース

【うみねこ】 「多層世界」と「魔女」と「反則技」 

(最終更新:2007/07/26)

 「なかせ方」の解説ネタがまだ未完だったなと見返していたところ、『うみねこ』についての記述があったのを思い出しました。
 ここから、行き当たりばったりの思いつきで、考えを広げていきます。

「ひぐらしのなく頃に」制作ロングインタビュー第5弾 完全版掲載!より

?その次、次回作の構想は考えておられますか? 
[竜]:それは水面下で進めていて、舞台設定、ひぐらしでいうところのルールX,Y,Zにあたるものを構築し終わって、今「ゲーム盤」を描きはじめているところです。その上で動くコマについても合わせて作り始めているんですが、コマ自体はまだあまり出来ていない…まだキーマンをひとりぐらい。ルール自体はほぼ作り終わったので、そのルールにそってどのように作っていくか考えているところです。 
?お話頂ける範囲で教えていただきたいのですが、どんな感じの作品になるのでしょう? 
[竜]:多分また“多層世界”もの、同じ舞台を何回も巻きもどして繰り返していく、それらを重ねて見る事で一本のシナリオでは見えないものが見えてくる、そういった形になると思います。ひぐらしをやっている方なら違和感なく理解していただけるような世界になるんじゃないかなと思いつつ、世界観やキャラクターは全然違うものになる、そういう感じでしょうか。その辺を決めるためにこの10月に取材に行こうと思ってます。

「ひぐらし」は魔女と人間のバトルモノだった


 「うみねこのなく頃に」作品紹介には、こういう記述があります。
つまりこれは、魔女と人間の戦いの物語なのです。

 これは文脈からすると、「魔女=犯人=敵」で、「人間=被害者=味方≒プレイヤー」といったところでしょうか。

 対して『ひぐらし』は、
 「梨花(+羽入)=超能力者=魔女=被害者=味方≒プレイヤー」
  VS
 「人間=鷹野(+“東京”)=敵」

 という構図を持っています。

 これは『ひぐらし』でいう「ルールX・Y・Z」の「ルールY」にあたる部分で、同時に、最後の最後まで解決されない、物語の根幹部分でもあります。

 まとめると、
 「ひぐらし→魔女=味方 vs 人間=敵」
 「うみねこ→人間=味方 vs 魔女=敵」
 『ひぐらし』のルールY部分と、『うみねこ』の作品紹介とは、一見して逆の構図になっているようです。


「うみねこ」もおそらくループものになる

 
 上の「なかせ方5」の記述から、恐らく『うみねこ』も『ひぐらし』同様、「ループモノ」の類になると考えられます。

 これとは別に、『うみねこ』の物語の方向性を示す記述が、製作日記の方にあります。
“[383] 津波の直前。潮は退くと言う…。 投稿者:竜騎士07 投稿日:2007/03/21(Wed) 20:33”

 「バッドエンドに抗う」という命題を持つ竜騎士07的世界の主人公には、やはりアグレッシブなキャラでなければ務まらないでしょうね。

 この二つを合わせると、
 「うみねこ」は「ループもの」で、主人公はバッドエンドに抗う。
 ということになるでしょう。
 「ひぐらし」と似たような感じですね。

 

「ループもの」と「経験の蓄積」


 私が以前書いたことから。
「ひぐらしのなかせ方」(第二回)のポイント

 ここで無視できないのは、キャラが「進化」するためには、今までの経験を、何らかの形で蓄積していかなければならないということです。
 つまり、まだ「ループ」関係の設定さえ明確な形で出ていない「目明し編」発売後の時点で、「強くてコンテニュー=経験継承付きのコンテニュー」のような“反則ワザ”の存在を、示唆してしまっていることになります。

 「ループ」する環境の中で、キャラクターが「成長」するには、なんらかの形で経験を蓄積するための、「反則技」(SF・魔法の類)が必要になるということです。

 もう一つ、『ひぐらし』を考える上で最大の特徴である(と作者が言う)ところの、「複数の世界(シナリオ)を重ねて透かして行う推理」を作中のキャラが行うためにも、やはり“複数の世界を見る”ための、なんらかの「反則技」が必要になります。

 つまり、成長して困難を乗り越えるにも、事件の犯人などを推理して問題を解決しようとするにも、作中に「反則技」を使えるようなキャラクターが存在しなければならない……ということです。
 作品の外に存在するプレイヤーが、「選択肢」などによって作品世界に介入できるなら別ですが、プレイヤーが介入できないなら、作品世界のキャラクターが自力で物事を解決していかなければならないはずです。

 やはり梨花のようなキャラ、圭一のようなキャラは出てくるのでは?
 それは「魔女」ないし「魔法使い」と読んでもいいのでは?

 つまり、作品紹介の「つまりこれは、魔女と人間の戦いの物語なのです。」という部分は、実際には
 「つまりこれは、魔女(敵)と“人間+魔女”の戦いの物語なのです。」
 という風になるのではないかと考えます。
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はじめまして。

うみねこに対しての穿った感想(まだ未発表だから推測?)で興味深いですw

ひぐらしは推理ものの皮をかぶったSFだっただけに
管理人さんの読みは的を得ているような気がします。

オチが「敵側の魔女(´・ω・)カワイソス」という
泣き要素であれば、続編っぽくなりそうですね
[ 2007/06/25 16:29 ] -[ 編集 ]
どもども。
>穿った感想(まだ未発表だから推測?)
こういう妙な記事しか書けませんが、たまにヨロシクしてやってください。

>オチが「敵側の魔女(´・ω・)カワイソス」という
>泣き要素であれば、続編っぽくなりそうですね
多分他にもいくつかテーマを持ってきて、それぞれに泣き要素が含まれてくるんじゃないかと思ってます。
例えば「家族」とかそういう。
[ 2007/07/01 02:04 ] VhNaT.1s[ 編集 ]
2年前の予想なのに、大方当たっていて凄いですね…!
[ 2009/08/28 18:18 ] -[ 編集 ]
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