(最終修正:2007/10/05)
各編におけるレナ・詩音・圭一のレベルを推定しようという試みです。
レナの感染・発症レベル
とりあえずL4以上
茨城時代(昭和57年以前)、L4以上で末期発症していると考えられます。
(参考)
【ひぐらし】 雛見沢症候群について ?L4とは?レナの羽入に対する認識
レナは羽入の存在を高いレベルで知覚していることから、日常的に最低L3クラスで感染、L4以上も考えられます。
これについては皆殺し編ラスト近辺に、
『だって今、こうしてレナとあなたは話しているよ。私はあなたと言葉を交わしたのはこれが初めてだけれど。いつもあなたが居るのを知っていた。あなたに言葉をどうすれば掛けられるか考えていたよ。私たちが楽しく遊んでいる時、あなただけが輪の外から眺めていたことを知っていたんだよ。』
とあります。
梨花によると「末期ほど羽入の存在を感じやすい」らしいので、羽入に対する認識度を考えると、レナの感染度は普段の沙都子以上だと考えるのが妥当でしょう。
沙都子以上に羽入に対して敏感なら、沙都子より重度に感染しているはずです。
それでいて沙都子のように薬を使っている様子もないので、ますます超人じみていますね。
レナはL4以上にならない?
罪編で発症したときも、喉などを掻き毟りながら、なかなかL5の末期発症に至らないのがレナでした。
他のキャラは喉を掻き毟る状態になると、すぐに死んでしまっていますが、レナはそうならない。
レナが憎悪で廃人になったとか、喉をかきむしって死んだとか、そういう話は今までありません。
中途半端にしか発症しないわけです。
ここから、レナは「L4までしか発症できない」のではないかと考えられます。
梨花や入江によると、「L5にいたる人間はまれ」だということですし、レナが「L5」で発症できないこともありうるでしょう。
圭一の感染・発症レベル
皆殺し編より梨花発言。
『引っ越してきたばかりの圭一が、短期間で感染したことも運が悪いし(雛見沢に真の意味ですぐに馴染めた、とも言えるので皮肉だが)、ある世界では、ほんの数日親類の葬式のために雛見沢を出てそれが理由で発症するのも、天文学的確率で不幸だと言えた。
だから、あまりに奇跡的確率での発症に、あの世界の羽入は申し訳なくなり、圭一にずっと謝っていたらしい。』
鬼隠し編の圭一は、最終的にL5で末期発症して自殺しています。
最後に「オヤシロさまはいる」といって死んだときに、羽入を実際に“見ていた”と考えることもできそうです。
しかし、細かく「どの時点でどのレベルだったか」は分かりません。 疑心暗鬼に陥りはじめたとき、少なくともL3以上で発症していたはずですが、これはL5の初期症状だとも考えられます。
どちらであるかは分かりません。
祟殺し編でも最終的に死んだようですが、作中では末期発症しているようには見えません。
羽入の気配を感じているフシがあるので、少なくともL3以上を発症していたと考えられるでしょうが、精々そこどまりです。
詩音の感染・発症レベル
詩音も元々村の人間なので、最低でもL2クラスの感染者だと考えられます。
綿・目編展開で発症するのが詩音ですが、憎しみで廃人になるわけでも、喉をかきむしって自殺するわけでもありません。
このため「L5」というのは考えにくいです。
また背後に気配を感じていることから、少なくとも「L3」以上を発症していたと考えられます。
しかし沙都子の「L3」発症と比較すると、症状が重く極端であるように見えます。
これらのことから、詩音はレナと同じく「L4」クラスの感染・発症者だと考えられますが、レナと比較すると「掻き毟り」などがない分、よほど症状はマシです。
またレナと違って、羽入に対する認識も弱いようです。
沙都子の「L3」よりレベルが高く、レナよりも低い。
中途半端な状態です。
詩音の状態は「L3」から「L4」中間あたりと考えるのが妥当かもしれません。
それぞれの感染・発症レベル
まとめです。
「レナ」
茨城時代……L4クラスで感染・発症。その後回復。
全編……L4クラスの感染状態。発症はしない。
罪編……L4クラスで末期発症。
「圭一」
鬼編……L3クラスで感染。発症後、最終的にL5
祟編……L3クラスで感染。発症後L3を持続。最終的なレベルは不明。
「詩音」
綿・目編……昭和57年以降L3クラスで感染。その後L3?L4で発症。
大体こんな感じでしょうか。
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罪滅しと同じように自分が狙われているような主旨の発言からも窺うことができ、末期に近かった圭一の前に現れた時はファイルの影響もあってL4が再発したと思われる。
鉈(斧)で襲ってきたのもファイルの寄生虫説を信じて圭一から寄生虫を引き摺りだそうとしたのではないか。(それでも殺人だが)